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村上克司


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村上克司とは、日本の工業デザイナーである。ポピーバンダイ社員当時は特撮ロボットアニメメカデザインを手がけた。


概要


玩具会社ポピー(後のバンダイ ボーイズトイ事業部)の社員として、超合金シリーズマシンロボシリーズなどの立ち上げや、各玩具の設計、玩具の元となる特撮アニメヒーローロボットデザインを行う。しかし、作品の制作スタッフとしてクレジットされる事はない。

特撮アニメ関連の初期の仕事として、石ノ森章太郎デザインしたライジンゴーのリタッチなどが挙げられる。

戦隊ヒーローゴーグル付きヘルメット東映版スパイダーマンレオパルドンから始まる特撮ヒーロー用巨大ロボットメタルヒーローシリーズのコンバットスーツ(のちに平成仮面ライダーシリーズにまで継承される)、玩具映像と同様の合体変形をこなすメカニック(当然、合体変形バンクにも違和感が少ない)など、多くのデザインを生み出し、のちに与えた影は計り知れない。

具体的に彼がデザインしたヒーローロボットの例を挙げる。論、この他にも多数のデザインがある

他にも、特撮アニメに頼らないオリジナル玩具に以下のようなものがある。

これら、最盛期における数多くの働きは疑う余地はない一方、彼に対するマイナス評価となる事例も少なくない。

まず、最盛期のデザインでの失敗に、玩具としては傑作だったもののアニメで動かしづらいデザインとなったゴッドマーズマクロスコンセプトを取り入れたが空振りしてしまった宇宙刑事シャリバン次元戦斗母艦グランドバースなどがある。

また、アニメロボット超合金末期には、15体合体が売りなのに15体合体できないダイラガーXV(DX機甲合体版は15体合体)、三体合体六変化が売りなのに全形態の見たがほぼ同じのアルベガスワイヤーフレームを表現しきれずにパンタグラフの折り畳みロボになってしまったレザリオンなど、大化・ギミック・強度・コスト限界に達したことが伺えるデザインが登場している。この後、アニメロボット系の超合金は、ギミックを単純化したビスマルクなどが登場するものの、ダンクーガを最後に姿を消す事になる。

他にもガッチャマンIIウルトラマン80などのシリーズものにおいて、メカニックデザインラインを途中からガラリと変えてしまった事にも、各シリーズファンからの批判を呼んでしまっている(ガッチャマンIIニューゴッドフェニックスに勝手にとクチバシを書き加えた話は、実に有名である)。

さらにバンダイ在籍時晩年の強権ぶりも凄まじいものがあった。例えば、Ζガンダムに登場したサイコガンダムは、元々はΖガンダムデザインで(村上克司がデザインし、バンダイ案として提出された)、初代ガンダムを巨大にし、更に大鉄人17と同様の変形機構を盛り込んだデザインであった。あの四い飛行モードΖガンダムのウェーブライダーに相当するものだったのである(確かに飛行形態としてはともかく、大気圏突入形態らしくはある)。一説によると、Vガンダムにおいて、バイク戦艦アニメに出さなければ(富野監督を)クビにする、と強権発動させたのも村上克司であったという。

これらのこうだと決めたら譲らない強引な姿勢や、玩具会社導の番組企画における地位の高さから村上天皇とあだ名がつけられていた。

このため彼の総合的な評価は、功罪入り混じりむずかしくなっているのが現状かもしれない。しかし、確かに言える事が一つある。それは、彼が生み出した不滅のヒーローたちは、今もなお、子供とかつて子供だった大人を魅了している、ということである。


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最終更新日: 17/04/14 01:44
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