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東方夢幻譚とは、RPGツクールVXで作成された東方二次創作ゲームである。
幻想郷の博麗神社の巫女博麗霊夢を主人公とし、幻想郷の全てを巻き込んだ異変の発生により魔理沙を始めとした大勢の仲間達と共に異変の真実に迫っていく中で彼女の博麗の巫女としての使命と苦悩、そして成長を描いた東方RPG。
ストーリーは全三部構成になっており第一部が暗くシリアス、第二部がシリアスだが所々にほのぼの要素があり、第三部が大団円という内容になっている。
ストーリーはシリアスだがギャグが少ない分のバランス調整かダンジョンでエンカウントする雑魚敵は珍妙な風貌や名前をしているものが多い。
この幻想郷では決闘は弾幕勝負ではなくスペルカードバトルというシステムが主体になっており、これにより複数対一人でもある程度渡り合えるようになっている。
時系列は間欠泉異変から少し後という設定なので、登場するのは東方地霊殿までに登場したキャラまでだが、東方星蓮船に登場したキャラも二人ほどゲスト出演している。
間欠泉異変から数カ月が過ぎ、冬も終わり少しずつ夏の気候になり異変も起こらず平和な日が続いていたとある日、博麗神社では今までの異変で知り合った人や妖怪が集まり大規模な宴会が開かれていた。
魔理沙たちは談笑し、藍は橙をめぐってこいしと乱闘し、ミスティアは幽々子に食べられ、チルノは霊夢と明日缶蹴りをすることを約束をし、各々が好きなように楽しみながら宴会の時間は過ぎていった。
夜中、全員が帰った後に霊夢は宴会の後片付けをしていたが騒がしかった宴会の後に訪れた静寂からふと孤独感を感じ、これから来るであろう平穏な日々を退屈だと思い、軽い気持ちで「異変でも起きてくれれば・・・一人で退屈な日々を過ごすことも無いのに・・・」そう呟いた。
片付けが終わった後、霊夢は宴会での疲労もありそのままゆっくりと眠りの世界へと沈んでいった。
翌日、霊夢は起床し日課の境内の掃除に向かうと昨日の約束どおり缶蹴りをしに来たチルノと霊夢を買い物に誘いに来た魔理沙が現れた。
成り行きでみんなで人里に向かうということになったが、何故か全員空を飛ぶことが出来なくなっており仕方なく歩いて人里に向かう三人。
途中で獣や巨大蜂の大群に襲われるというハプニングもあったが難なく退け人里に到着したが、そこで里人からアリスが人間を襲ったという信じられない話を聞く。
アリスがそんなことをするはずがないと考える三人は彼女に直接話を聞くために、魔法の森にある彼女の家に歩みを進めるがその途中でアリスと出会い、話を聞いてみるとやはり彼女は知らないという。
彼女と一緒に人里に戻ってみるとそこにはアリスそっくりの人物がおり里の子供を傷付けていたが、霊夢の姿を見るとアリスの家まで逃げていき、霊夢たちはすぐに追いかけそこで激闘の末に見事偽物のアリスを撃破する。
しかし、偽物のアリスを倒した直後に黒いローブを身に纏った謎の人物が現れ、今は幻想郷各地で異変が起きており霊夢にそれを全て解決するように指示する。
霊夢は異変の黒幕に利用されていると思いながらも異変の解決を目指し、他のみんなもそれに追随する形で霊夢を手伝うことになった。
だが、この時の霊夢はまだ気づいていなかった・・・・・これがいままで体験したことのない異変の幕開けだということを・・・。
【博麗霊夢】
楽園の素敵な巫女。この物語の主人公。
退屈な日々に不満を感じ異変が起きることを望んだその翌日に異変と出くわす。異変を起こしている黒幕に顎で使われていることを癪に感じながらも異変を解決することを決意する。しかし、異変の手掛かりを求めて幻想郷を回っているうちに次第に異変解決をすることのみに執着し、それ以外の事には関心を持たなくなり冷淡とも言える態度を見せるようになる。自身が迷走していることを神奈子から指摘され白玉楼で幽々子に当たり散らしてしまうが、彼女に諭されようやくふっ切れたかと思いきや…。少しずつ他の仲間達が気付いていない「何か」を認識してきているがそれを周囲に打ち明けることが出来ずに一人で心の内に抱え込み苦悩している。この悪夢のような異変の中で彼女が最後に導き出した答えとは?
能力は平均的なオードソックス型で回復もこなせるが、俊敏性は低い。ラストスペルは神技「八方龍殺陣」
【霧雨魔理沙】
普通の魔法使い。今まで面白さだけで異変に首を突っ込んできた。
霊夢を買い物に誘いに来た時は普通に飛んできたが、その後人里に行こうとしたところで飛べなくなっていることに気付く。アリスの偽物に傷付けられた少女がその時に受けた毒で苦しんでいることを知り、関心を示さない霊夢とは対照的に必死に助けるための手掛かりを求めている。解毒剤の材料となる花を求めてあちこち回った末に最後は幽香のいる太陽の畑を訪れ、花の命を尊重する彼女とお互いの信念を賭けてぶつかり合う。テンションが高くなると昔の口調で笑うことがある。親と絶縁している身であるため「家族の絆」というものには思うところがあり、他人でもそのような事情が絡むと感情的になる。
攻撃力と俊敏性は高いが打たれ弱く、典型的な速攻アタッカー。ラストスペルは魔砲「ファイナルマスタースパーク」
【チルノ】
氷の小さな妖精。悪戯好きで良く言えば純粋無垢、悪く言えば幼稚な性格。
霊夢と缶蹴りをするために博麗神社に来たが同じく神社に来た魔理沙に誘われて人里まで付いていき、そのまま成り行きで異変解決を手伝うことになる。場の空気を読まない発言が多くその度にアリスや大妖精に折檻されているがその純粋さから、他の仲間が気付かない事に気づくこともある。普通の妖精より力が強いために他の妖精達とは一緒に遊ぶことが出来ず、大好きなレティにも冬にしか会えないので寂しい思いをしている。第二部では途中でアドベントチルノの服装に衣装チェンジし、心身ともに大きく成長した姿を見せる。
攻撃力が高く俊敏性もそこそこあるが、霊力が⑨。ラストスペルは凍符「フリーズアトモスフェア」
【アリス・マーガトロイド】
七色の人形使い。普段は強気だが臆病な一面もある。
魔理沙に買い物に誘われて彼女の家を訪れたが当の本人が約束を忘れていたので待ちぼうけをくらった上、そこにやってきた霊夢たちに有無を言わさず叩きのめされた。事情を聞いた後は真相を確かめるために霊夢たちに同行し異変解決に参加した。不幸体質なのか貧乏くじを引くことが多く、騒動のとばっちりをよく受ける。面倒見のいい性格故かいつの間にかチルノと大妖精の保護者のような立場になり、二人からも懐かれている。異変解決に囚われ少しずつ様子がおかしくなっていく霊夢の身を案じている。第二部では諸事情により途中から霊夢とおそろいの巫女服姿(青巫女バージョン)で行動する羽目になる。母親は魔界の神の神綺だが過去に何かあったらしく、現在は確執がある。
典型的な魔法使いキャラ。扱えるスペルにより攻撃、回復、援護なんでもこなす。ラストスペルは魔操「リターンイナニメトネス」
【射命丸文】
伝統の幻想ブン屋。生真面目で融通が利かない性格。
妖怪の山に向かっていた霊夢たちの前に現れて事情を聞き、彼女達が追っている異変が妖怪の山で起きている異変と一致していることを知り、天狗団としてではなく新聞記者として同行するという形で一行に加入する。椛に対しては普段は小馬鹿にした態度で接しているが、上司としての威厳を見せることもある。だが普段は椛へのセクハラ発言や自重しない行為が目立ち、基本的にギャグ担当。風の力を使って一定の場所まで移動できる風珠を持ち、他のメンバーから重宝されている。
ずば抜けて高い俊敏性を持つがそれ以外の能力は平均的。ラストスペルは「幻想風靡」
【犬走椛】
下っ端哨戒天狗。文とは上司と部下という関係だがすぐに口喧嘩をする犬猿の仲。
妖怪の山に向かう霊夢たちと文に襲いかかったが、それは文を偽物の文と会わせないようにするためだった。文の偽物と一人で戦い討ち死にすることを覚悟していたが、駆けつけた文に叱責され仲間を頼ることを教えられる。偽物を倒した後は助けてもらった恩も兼ねて仲間に加わる。日々鍛錬を欠かさない努力家で文の『幻想風靡』を参考に自身の剣術を合わせた『天風白狼』というスペルを開発していた(但し未完成)。文限定の最強のツッコミ役だが弄られ役でもある。千里眼の能力によりミニマップを表示できる。
扱いやすいが武器は剣しか装備できない。スペルカードは少ないが剣を使った特技を覚える。ラストスペルは山窩「エクスペリーズカナン」
【西行寺幽々子】
幽冥楼閣の亡霊少女。伝統ある西行寺家の元お嬢様で現在は冥界の主。
自分の偽物を倒すために霊夢たちに付き添い、偽物を倒した後は今回の異変に興味を持ち霊夢たちについていく。緊張感が無く自由奔放な言動が多いが時々鋭い洞察力を見せ、周囲の事を気にかける年長者としての振舞いも見せる。仲間入りした直後に密かに紫と面会し意味深な会話をしていた。妖夢の立場を考え、普段は披露することは無いが実は剣術もかなりの腕前。好物はミスティア。
体力の多さと防御力の高さは随一。ラストスペルは「反魂蝶-八分咲-」
【大妖精】
湖に住む癒しの妖精。湖に住む妖精たちのお姉さん役。
霧の湖でチルノの偽物に洗脳されて偽物と一緒に霊夢たちに襲いかかった。チルノの偽物が倒された後は元に戻ったが、チルノに迷惑料として服を剥ぎ取られ泣きながらその場を去って行った。その後スペアの服に着替え、偶然泣いているレミリアを見つけ面倒をみていたが、チルノに誘われて一行に加入する。優しく素直な性格だが話が進むにつれて意外と黒く暴力的な一面を見せる。第二部では反抗期に突入したようで、dieちゃん化に拍車が掛かっている。
回復と補助のエキスパートだが攻撃技は少なく攻撃役は向いていない。ラストスペルはフェアリーサークル
【レミリア・スカーレット】
永遠に幼い紅い月。ネーミングセンスは残念の一言。
自分の偽物に紅魔館を乗っ取られた上に追い出されてしまい、日傘も持っていなかったので付近の岩場の影に隠れて泣きじゃくっていた。霊夢たちに事情を話し屋敷を取り返すために仲間に加わる。自尊心と自惚れは強いがカリスマは無いに等しく、自己主張の強い発言をしては他の仲間に突っ込まれて自爆している。文の口から従者の咲夜が重度のロリコンであることを暴露された。妹のフランの事は大切に思っているが、そうは感じさせない物言いのせいでフランからは不信感を抱かれており姉妹の仲は殺伐としている。
全体的な能力は高いが、燃費の悪さと弱点の多さが目立つ。ラストスペルは悪魔「レミリアストレッチ」
【霊烏路空】
熱かい悩む神の火。記憶力は壊滅的。
間欠泉地下センターで自分の偽物と霊夢たちが対峙している現場に出くわし、事情が飲み込めないまま一行に加入した。間欠泉異変で霊夢に叩きのめされてからそれほど経っていないので、彼女には逆らうことが出来ない。自称、偏差値は53万だが頭のレベルはチルノと五十歩百歩という程度。第二部ではチルノが覚醒し学力も大きく向上したのでかなり引き離されてしまったが、本人も少しでも賢くなろうと努力を重ねている。
使用スペルは詠唱時間が長いが、火力は総じて高い。ラストスペルは七星「セプテントリオン」
【風見幽香】
四季のフラワーマスター。第二部のとある戦闘にのみスポット参戦する。
解毒剤の材料となる花を手に入れるために太陽の畑にやってきた魔理沙に対して、人間の命を救うために花の命を犠牲にしてもかまわないのかと問いかける。紫から霊夢の異変について聞かされていたらしく、喧嘩腰の彼女に対して同じく武力をもって答える。一戦交えた後は魔理沙に改めて他者の命を救うことの覚悟を問いかけ、花と信念を賭けて自身の全力を持って激戦を繰り広げる。戦いの後は約束通り花を渡し、紫から受け取った伝言を伝えて去っていった。第二部では太陽の畑を突然現れた怪物に荒らされてしまい、花たちを守れなかった己の無力を嘆く。
期間限定キャラだけあって全能力が高めに設定されている。ラストスペルは幻想「花鳥風月、嘯風弄月」
【姫海棠はたて】
今どきの念写記者。第三部のとあるサブイベント中のみ参戦する。
妖怪の山を登っていた霊夢たちと偶然出会い、文に頼まれて渋りながらも道具の販売をする。第二部では天狗団の命令に反逆し追われる身になった文と椛を影ながら支援した。今回の異変で発生した怪物のことを記事に纏めようとしているが、戦いは苦手なので情報が集まらずうまくいっていない。
戦闘向きではなく全能力が低いので、攻撃させず防御させた方がいい。