ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


栗田ターン


ヨミ: ジュウロクテンカイトウ
掲示板をミル!
286カキコ!

栗田ターンとは、

  1. 太平洋戦争中、レイテ沖海戦において栗田健男中将揮する第一遊撃部隊が行った反転の俗称。
  2. 1に由来し、オンラインゲーム艦隊これくしょん~艦これ~」において提督たちに襲いかかる確率の悪戯。 
  3. 同じく1に由来し、一部ニコ動歴戦ゲ系動画において栗田中将に付与される反転衝動。

のことである。


1.反転


1944年フィリピンで行われた一連の戦において、日本作戦『捷一号作戦』での水上部隊の役割は、栗田健男中将揮する「大和」「武蔵」「長門」他高雄重巡洋艦四隻などを中核とする第一遊撃部隊が、ハルゼー大将率いる敵機動部隊を空母部隊である機動部隊本隊北方に誘致し、基地航空隊と共にこれを撃滅。この間接掩護のもと上陸部隊を輸送する攻略部隊を捕捉殲滅、既に上陸を開始した場合は上陸2日以内に上陸地点(捷一号作戦ではルソンレイ、ミンダナの3補だった)に突入してこれを殲滅することとなっていた。
なお、詳細な作戦行動についてはこのニコニコ大百科でも「レイテ沖海戦」の記事が非常に詳しく書いてくれているので、必要ならばそちらも確認されたい。

しかし第一遊撃部隊は以下の要因によりレイテ湾入り口近くまで到達しながら反転北上してしまった。

こうして第一遊撃部隊はレイテ湾突入寸前に反転北方へ転針。しかし北方の敵機動部隊という情報は誤りで、第一遊撃部隊は再突入の機会を逸し撤退した。結果的に作戦は失敗に終わり、太平洋戦争後期の日本軍を増やすのみの結果に終わった。また、この敗北により参加した第一遊撃部隊、第二遊撃部隊は戦が半減、機動部隊本隊と単独で先行突入した西村部隊は壊滅し日本海軍事実上止めを刺され、この後には組織的行動を取ることが困難となった。

終戦後、第一遊撃部隊の行動について幾多の議論とともに多くの説が囁かれた。栗田中将自身が戦後取材でった発言などもあるが、その明確な理由は不明のままになったことから、「反転」と呼ばれるようになった。

この「反転」については現代でも研究書が何冊も出版され議論され続けている。反転を決断した栗田批判するものが多かったが、最近ではそれら批判内容のどが資料考不足、検証不足、客観的でない感情的な批判、勘違い・思い込みによる批判であることが判明してきている。中には映画や書籍で脚色された描写を正しいと思って議論をしていた者がいたほどである。

代表的な事例として映画連合艦隊」の描写を事実と考えている者が多い

この他にも史実と異なる描写が多くみられる。映画という娯楽作品である訳だから脚色があって当然なのだが、レイテ沖海戦映像化しているほぼ一の作品であり、映画での描写を「事実」と考えてしまっている者が多い。

当時の評価はどうだったかというと、今とは全く逆で栗田は「敵機動部隊の一群を自隊だけで殲滅した」として評価は非常に高かった。この後栗田軍兵学校長となり終戦を迎えるわけだが、軍兵学校長は将来の軍を背負う人材に軍の基本を教育する重要な職責の長であり、歴代大学校甲種修了者が務めていて、その出身者がなったことはどない。戦ど失い、多くの将官が予備役入りなどして人員整理がされる中、それに引っかからずに逆に栄転している訳である。

この人事を「軍による暗に左遷人事」という軍出身者もいるが、軍兵学校長が左遷人事先であるという考えはなく、他でも見受けられない。上記のように人材を育てる重要な職責である。

逆に現在では評価の高い西村祥治の方が、当時及び戦後の一時期評価は低かったという。戦後まもなく刊行されたレイテ沖海戦関係の書籍では第一号である「レイ日本艦隊」では西村の行動を厳しく批判し、ほぼ戦犯扱いである。また西村部隊で一生還した時雨艦長の言として「長官は戦死して良かったと思う」(その後の彼への批判を知らずに死ねてよかったという意味)という発言も掲載している。

この他にもこの問題に対する問題は多くあり、ニコニコ大百科でその内容まで書ききれるはずもないので、最後に、当時の英国首相ウィンストン・チャーチル回顧録からの言葉を引用して記述を終えたい。

この戦場と同様の経験をした者だけが、栗田審判することができる


2.「艦隊これくしょん~艦これ~」において


ブラウザゲーム艦隊これくしょん~艦これ~」の戦闘において、マップ内でのルート分岐時には「らしんばんまわすよー」「えー、らしんばんまわすのー……」などの台詞とともに羅針盤が登場し、プレイヤーが画面をクリックすると高速回転して分岐先が決まるというシステムを採っている。のだが……
羅針盤のせいでボスに辿りつけない」「ボス手前で羅針盤に引っかかって逆方向に行ってしまった」という問題が頻出し、マップクリアや任務達成に苦労するようになった。また、マップによってはこの羅針盤によって向かう方向が明らかにそれまでのから180反転し出撃地点へ戻るような形になることもあり、いつの間にか「栗田ターン」と呼ばれるようになった。なお、分岐の中には艦隊に含まれる艦娘の種類や速、隻数によって進撃する方向が固定、あるいは特定の方向に向かいやすくなる地点も存在する。

ちなみに、羅針盤は回すものではない


3.ニコニコ歴戦ゲ系の一部動画において


1の反転によって、栗田提督に「反転キャラ」のイメージが付いて回るようになったため、「提督の決断」などの太平洋戦争ゲームでは「とりあえず反転したがる」といったキャラクターが付与されることがある。


■sm6375819[ニコ動]

■sm7682857[ニコ動]

なお、本来の栗田提督一家言ある、ゲーム内でも普通有能提督である。
別に普段から反転するのが趣味だったりするわけではない。


関連商品


■az4769823363


関連項目



最終更新日: 17/07/22 11:19
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ