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灰流(はる)うららとは、遊戯王OCG・遊戯王TCGに登場するカードである。(一部遊戯王カードWikiより引用)
灰流うらら/Ash Blossom & Joyous Spring
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
「マキシマム・クライシス」(2017年1月14日発売)にて登場。
「エフェクト・ヴェーラー」「幽鬼うさぎ」などに続くカードで現在の遊戯王における手札で発動する誘発即時効果のカード(通称:手札誘発)の代表とも言えるカードである。
デッキからカードを手札に加える効果は特定カードを手札に加えるだけでなく、ドローする効果も含まれる。そのため《増殖するG》の効果を封じることが出来る。
ちなみにどちらのプレイヤーに効果が及ぶかの指定はなく、墓地送りタイプのデッキ破壊に対するメタにもなり得る。
また、アンデット族であるため《死霊王 ドーハスーラ》の効果のトリガーになる。
現在の遊戯王には灰流うららの無効対象になる効果を使わないデッキはほぼ存在しない上に、このカードを利用しないデッキもほとんど存在しない必須カードであろう。そのため、このカード1枚で止められないようにデッキ構成を考えることが前提条件にある。その代表として《墓穴の指名者》などのカードを利用したり、多くの展開手段を握っていることが重要となっている。
このカードが及ぼす影響も上記のように大きく、現在の遊戯王のゲーム性をも形作っているような存在になっている。
あまりにも強力なカードの上にレアリティも高かったためか、シングルカードとしての価格も比較的高額になっていた。ほぼ全てのデッキに採用される側面が評価されたためか、2018年12月8日発売の「ストラクチャーデッキ ソウルバーナー」や、2020年2月8日発売の「RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-」にて再録されることになり、当時より入手しやすくはなっている。
このカードが現在の抑止力になっていることも事実だが、抑止力以上の働きをしていたためか、OCGでは準制限に指定されていた。
その後、2020年4月改訂から無制限に緩和。英語圏のTCGでは《増殖するG》を禁止カードに指定している面もあるからか最初から無制限のまま変更はない。世界大会では両方の制限が重なるため2019年度までは準制限として扱っていた。
9期版テキストでは「この効果は相手ターンでも発動できる。」と記されていたが、元々この文がなくても相手ターンで発動出来る効果のため、10期版テキストからは削除されている。
このカードは利用頻度が高い上に裁定も難しいものが多く、注意が必要である。以下はその一例である。
このカードの効果はおおよそデッキを触る効果を無効にする効果だが、細かく指定されているが故に微妙な穴が存在する。以下はその一例である。上記の裁定についての項目と合わせてみておきたい。
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