7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
猫叉Master(佐藤直之)は、コナミデジタルエンタテイメント所属のコンポーザーである。
元々音ゲー以外の家庭用ゲームで活動していたが、CS pop'n music 10にて収録された「Beyond The Earth」が好評を博し、それ以降AC pop'n music、beatmaniaIIDXなどのBEMANIシリーズに楽曲提供するようになった。その頃から「猫叉Master」名義を用いるようになる。
beatmania IIDX 20 tricoroより、Resort Anthemより就任していたL.E.D.とともにIIDXのサウンドディレクション業務に携わっている。
pop'n musicシリーズでは「コンテンポラリーネイション(IIDXではWORLD/ELECTRONICA)」シリーズ(こちらを参照)を初めとした民族音楽寄りの楽曲を多く製作している一方、他シリーズ等ではHARD HOUSEやDRUM'N BASSなどのハードなジャンルの楽曲も製作している。その場合「猫叉Master+」名義を使用する場合が多いが、本人は名義の使い分けについて「気持ちの問題」だと述べている。beatmania IIDX 20 tricoro 「portal」曲コメント[外部]
「猫叉Master」名義での優しい曲調の印象が強い反面、「生楽器の入り口はドラム[外部]」とも発言しており、「+」名義の「Infinite cave」や「Driven Shooter」では攻撃的なドラムを聴くことができる。また、beatmaniaIIDX 16 EMPRESSでボス楽曲を担当した際「飛燕流舞」名義を使用した。
なお、名義に反して佐藤氏自身は猫アレルギーらしい。が、実は1~2時間程は我慢できるらしい。
2014年2月15日、JAEPO2014にてbeatnation recordsに加入することを発表した。
氏の曲の特徴として、リズムが32分単位などで微妙に「ズレている」ことがあげられる。
これらの「ズレ」はゲームでも忠実に再現されており、高スコアを狙うプレイヤーの前に立ちはだかる。
最たる例はbeatmaniaIIDX 17 SIRIUSに収録された「サヨナラ・ヘヴン」。
難易度自体は控えめなのだが、ズレ譜面のせいでスコアが出にくく、しかも当時はこの曲を高スコアでクリアしないとSPでは隠し曲を出せなかったため、低難度曲ながら難民が続出することとなった。
またpop'n music 20 fantasiaに収録された劇団レコードとの合作「カラルの月」は初となる高難易度(Lv42)でズレ押しと無理押しが合わさって指を痛めかねない配置が多く、「突き指譜面」や「右手ウゴカネイション」と呼ばれることも。