ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


王妃


ヨミ: オウヒ
掲示板をミル!
3カキコ!

王妃とは、国王の妻の称号である。英語ではQueen Consort


概要


通常、皇帝天皇正妻は「后:Empress」、国王大公正妻は「王妃:Queen」「大公Princess」であり、欧では女王・女大公と同じで表記されるためしばしば混同されてしまう。特に区別する場合には王妃等には~Consort(君の配偶者)、女王等に~Regnant(君臨する)を付ける。また夫婦ともに同等の敬称天皇陛下皇后陛下国王陛下↔王妃陛下大公殿下大公殿下)で呼ばれることが多い。物語などでは后と王妃は「さき」ともいう。


妃(ひ)


以外の王族男子の妻は単に「妃:Princess」(王子女性形=(義理の)王女)とだけ呼ばれる。その王子が王太子の場合は「王太子妃」、王子が儀礼的な爵位を有している場合には「爵位+夫人(爵位女性形)」の称号でも呼ばれる。例えばダイアナ妃は、王室身位として王太子妃(クラウンプリンセス)であると同時に儀礼称号としてはウェールズ大公妃(プリンセスオブウェールズ)でもある。


夫人(ふじん)


貴族諸侯(侯伯子男)や政府要人の妻は「夫人:Lady」と呼ばれる。古くは「ぶにん」とも読んだ。特に貴族の場合は爵位女性形(公爵夫人duchess, 侯爵夫人marchioness, 伯爵夫人countess, 子爵夫人viscountess, 男爵夫人baroness)にするが、女性貴族(女公爵~女男爵)もまったく同じ形になるので注意。

夫人の「夫」は「扶(たすける)」に通じており「人の側で支え助ける者」という意味とされる。熙『釈名』釈親族第十一「諸侯之妃夫人,夫扶也,扶助其君也」[後漢末,2世紀末])


王妃・妃・夫人にあたる人物(五十音順)



王配(おうはい)


王配とは、女王の夫の称号である。女の夫の場合は「皇配/」とも。女大公(プリンセス)の夫については未だ正式な和訳例はないが「大公配」だろうか。

王配は広義の地位としてはConsort of Princess/Queen/Empress(女大公配・女王配・女配)と呼ばれる。一方で狭義の身位称号としてはEmperor Consort(配)、King Consort(王配)、Prince Consort(大公配)、Prince(・(義理の)王子)の4種類がある。

例えば、女王配(Consort of Queen)の敬称は、狭義の王配(King Consort)の場合は「陛下」と呼ばれるが、(王子Prince)のように女王よりも低い称号を与えられた場合には「殿下」と敬称される。もちろん夫婦で即位する共同君の場合はどちらも陛下である。

現行2例のイギリス女王フィリップエディンバラ公爵)とスウェーデン王太女婿ダニエル(ヴェステルイェートランド公爵夫君)はいずれも王室身位は「・(義理の)王子」なので「殿下」である。


王婿(おうせい)


婿」は俗語としては「俺の嫁」のように「当人にとっての配偶者」という意味で使われることもあるが、本義的には「当人からみての配偶者」をす言葉である。同様に王室を俯瞰して見たときに「王室の第一人者(君)からみて婿王女の夫)」にあたる身位を「婿」という。あまり一般的ではないが、君(女大公女王、女)の配偶者が「○配」であり、それ以外の王室女性成員(女、王女皇女)の配偶者を君線で「○婿」と呼ぶわけである。中国語でも女王の夫は王夫、王女の夫は王婿と呼ぶ。

現行の王婿スウェーデン王国ヴィクトリア王太女婿ダニエルのみ。


夫君(ふくん)


夫人に対して、女性貴族侯伯子男)や要人の夫は「夫君」と呼ばれる。英語等では男性有爵者と夫君とが同じ爵位男性形になる注意点は夫人と同様。

ただし爵位の中でもプリンス爵、グランドデューク爵、グランドプリンス爵の三大公敬称が「殿下Highness」であり、「閣下:Lord」で敬称される侯伯子男爵とは待遇に大きな差があるため、大公の配偶者も「大公妃/大公配」と訳す。

紛らわしいが同じく公爵と訳されるデューク爵は敬称が「Grace」であり、こちらは「閣下」と訳されるのが通例なのでその配偶者も「公爵夫人/公爵夫君」と訳す。

なお貴族や要人の女、嬢)の夫のことは婿(れいせい)という。


王配・王婿・夫君にあたる人物(五十音順)



関連動画


王妃に関する関連動画等を紹介してください。


関連項目



最終更新日: 20/04/22 22:31
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ