7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
![]() |
本記事及び掲示板には「艦隊これくしょん -艦これ-(アニメ)」及び「劇場版 艦これ」についてのネタバレが含まれています。 注意してお読みください。 |
艦これアニメ被害者の会とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」のアニメ化によって「被害」を受けた艦娘で構成される会派である。ここで言う「被害」とは、主に次のようなものとなる。
アニメというのは、買った人しか見られない書籍と異なり、テレビの電源をいれれば何処のだれでも見られるものであるため影響が大きい媒体である。つまり、アニメ版の設定というものはユーザーの共通認識になりやすいものである。そんなアニメ媒体でネガティブな描かれ方をした場合、キャラクターの評判は悪くなってしまうだろう。
ゆえに、本記事では(原作の描写と乖離した)ネガティブな描写をされたことを「被害」として扱い、キャラクターを「被害者」として記述している。
「艦これ」そのものに対する被害者の会ではないので注意のこと。
▲上述のような、キャラの設定改変・不遇扱いなどに多くの批判が殺到しているが、これらは飽くまで「解釈・受け取り方」の一つであり、純粋にこのアニメを楽しむファンを叩いて良い理由にはならない。無論、キャラクターを演じた声優陣や「艦これ」の二次創作作者にも落ち度はない。
また、「アニメに出なかったから被害者」「アニメに出たから被害者」と短絡的にキャラクターを被害者扱いするのではなく、「被害者」として扱う以上、第三者から見ても理解を得られるような主張を心がけていただきたい。
ただし、アニメの出来から「アニメに出なかった艦娘は勝ち組」というポジティブな(?)風潮は広く受け入れられているようである(特に深海棲艦もろとも艦種ごとなかったことにされた潜水艦たちと、やはり1隻も出ずに存在を消されたような扱いになった海外艦たちにその風潮は強い)。
▲※艦娘の追加・削除に関する議論は掲示板で行われています。
新たに不遇扱い・被害を受けたキャラを提示する際には、掲示板の議論へご参加ください。
元々、扶桑と山城にはゲーム版では主人公とされる吹雪の憧れの先輩という設定が存在している。しかしアニメ版では吹雪の憧れの先輩は赤城という設定となっている。キャラクターの関係性というのは原作を尊重する上で崩してはならないものであるのだが……
扶桑と山城はアニメに出演していない。理由は主に次の2つであると考えられる
これらは根拠の無い憶測である点には注意が必要である。 アニメスタッフが描こうとした物語は「吹雪が憧れの先輩と共に戦えるほど強くなることを目指す物語」ではない。主目的は「MI作戦中、ミッドウェーの悲劇が繰り返されそうになるが、打破して逆転・ハッピーエンド」である。あらゆる設定は、これを成立させるために用意されている。
例えば、「悲劇が繰り返されそうになる」理由として「艦娘に元の艦艇と似たような運命を辿らせるようとする大きな力が働く」というアニメオリジナル設定が用意されている。(その設定を用意した悪影響は後述する) そして、クライマックスがMI作戦と決定したため主役は赤城とせざるを得なくなり、主人公の吹雪がそこに同伴する理由として「赤城と一緒に戦いたいから」という設定を用意する羽目になった。そうすると吹雪が扶桑に憧れてしまっては困るため、扶桑の存在自体を抹消することでこれを回避した……と考えられる。(重ねて書くが、憶測である。インタビューなどでこうした発言があったわけではない)
ただし、「アニメで設定がオミットされた」がゆえに、吹雪の憧れの先輩という設定が(カッコワライになりかねないものが大多数を占めるが)ファンに浸透したことは幸運なのかもしれない(けど、ヘイトになりかねないのはやはり不幸っぽい?)。 また、今となってはアニメに登場しなかったことはキャラ改悪等の憂き目に遭わずに済んだことを意味しており、それ自体は不遇かどうか怪しいところであり、アニメに出ずに済んだことはむしろ勝ち組であるとする扱いも多いため、被害者の会の中では少し微妙な立場に立たされている。
実は彼女達はメディアミックスに関してとことん運がない。アニメ化以前にもコミック「Side:金剛」にて活躍をしていたのだが、編集部のゴタゴタで作品自体が強制終了されてしまったのである。しかもそのSide:金剛において、アニメPVの赤城に先立って彼女らの水上スキーが描かれている(ただしSide:金剛とコミカライズ担当のSASAYUKi氏の名誉の為に弁明しておくと、水上スキー以外の描写の迫力はSide:金剛の方が伊達の利いた構図であった。つくづく終了が残念である)。
さらに皮肉なこととして、彼女らが吹雪の憧れの先輩という設定がフィーチャーされたのがそのアニメ発表後というのも報われない。これは相手の吹雪自身がフィーチャーされだしたのがアニメがきっかけという事や、扶桑姉妹が他のキャラと絡む場合は伊勢型の二人か西村艦隊のメンバーとの場合が多い事も関係している。
なお、最近(2015年5月)ではBlu-ray/DVDの第3巻CMにて扶桑姉妹がアナウンスを担当した。
2期への出演フラグとなるかは、現時点では不明。
そして、「劇場版 艦これ」では…相変わらず影も形もない彼女たちであった。劇場パンフレットや2017年8月発売のBD特装版での設定資料集にも一切姿がないことから、ハナから出演予定がなかったことは明らかである。
先行公開されたアニメ版加賀のビジュアルでは、加賀が弓道らしからぬアニメ的カッコイイポーズをとっていた。これについて「スタッフの姿勢に」問題があるとの指摘があり、軽度の炎上騒動が起きた。いわゆる「弓道警察騒動」である。
「原作のイラストの和弓は拘りのある絵だ。なのに、アニメスタッフはそれを無視して描写している」
VS
「別に艦娘「加賀」は戦闘で弓道をやってるわけじゃないんだから問題視するほうがおかしい」
といったところである。
これに合わせて修正したのか定かではないが、アニメでは赤城と加賀が「弓道らしい姿勢」のまま航行するややシュールな姿が描かれており、誰も得しない結果となっている
第5話では当然のように瑞鶴と反目し合っている様子が描写されたうえ、(ギャグシーンっぽく描かれてはいるが)旗艦として出撃したら初戦大破したという不名誉なキャラ付けを受けた。
まず、「艦娘に艦艇時代の記憶が無い」というアニメオリジナル設定において加賀が翔鶴・瑞鶴の能力を軽視する描写は、おかしなものである。
加賀が翔鶴・瑞鶴を下に見るのは、艦娘「加賀」が艦艇としての空母「加賀」現役時の「加賀>五航戦」という情報だけを知っていて、空母「加賀」沈没後の「加賀<五航戦」という情報を知らないからである。
それも、この「加賀>五航戦」という評価は日中戦争の時点で既に変態腕利きとして知られていた一航戦・二航戦の化け物パイロットからすれば、五航戦のパイロット達はヒヨっ子も同然だった(それでも開戦後の実戦経験もあり十分人外の域にあるパイロットが所属していたが)ために発生した評価であり、むしろ空母本体としてのスペックを単純に比較した場合は加賀が健在であった時点と限定しても疑いなく翔鶴型に軍配が上がる。
つまりこの現象は艦娘が「かつての艦艇としての自分が沈む(死ぬ)までの記憶を引き継いでいる」場合にしか発生しないため、記憶を引き継いでいないアニメ加賀が、性能面で明らかに負けており就役時期も恐らく大差はないであろう(参考までに原作ゲームでは実装時期が3週間ほどしか離れていない)翔鶴・瑞鶴を下に見るのはおかしいのである。(これについては、記憶を引き継いでいる設定の鶴翼の絆 第一巻が上手く扱っている)
記憶を引き継いでいないという設定を尊重した場合、アニメの加賀は(自分もたいしたことがないくせに)理由もなく翔鶴・瑞鶴を五航戦と呼び見下している嫌なやつということになってしまうのである。
付け加えれば、瑞鶴も含め加賀は劇中第5話時点で「第五遊撃部隊」に編入されてしまっているため、加賀はもはや一航戦=第一航空戦隊ではないし、瑞鶴も五航戦ではない。にも関わらずまるでアダ名か何かのようにお互いを「一航戦」「五航戦」と呼び合っているのは奇妙である。艦艇時代の記憶が無いのなら尚更、である。
アニメスタッフはおそらく吹雪を活躍させるために、空母キャラの能力を低く描いてきた。空母キャラが索敵を軽視しているのである。
スタッフは「吹雪が真っ先に敵を発見する」ことの意味を「吹雪すごいね」だけだと考えているようである。しかし、本来偵察(敵の発見)は航空機を擁する空母の役目であり、知覚範囲は「吹雪(駆逐艦)<<<空母」であるため、この描写は「知覚範囲で圧倒的に劣る吹雪に先に敵を発見される空母たちは無能である」という意味を持っているのである。たとえ吹雪がアニメの主人公であるとしても、彼女を持ち上げるために他のキャラクターを貶めていい道理はない。
とはいえ加賀は5話にて吹雪に指摘をされるものの「私まで……」とつぶやいている事から、理解はしつつも吹雪に先を越されたと見る事は一応できるかもしれない(そこまでスタッフが考えているとは到底思えないが、とは付け加えるし、じゃあなんで旗艦時は大爆発してんだよということにもなるが)
尤も11話でも敵地の真ん中で索敵はおろか迎撃機も不備という擁護しようのない失態を犯しているのでやはり挽回したとは云えない(これは加賀のみならず赤城・飛龍・蒼龍にも責任がある)
第5話にて作画ミスがあった。
ただし、第7話では瑞鶴を含む後輩達を厳しくも優しく見つめる先輩格として描写されたため、多少は被害緩和となった模様。二次創作でよく描かれるような赤城の取り巻きのお局様ではなく、口下手で寡黙だが意外と情に脆く赤城ほど厳しくなれない描写など、公式でも二次でも見られなかった新鮮な描かれ方もされている。
「劇場版 艦これ」では彼女は非常に重要な役割を与えられることになる。翔鶴・瑞鶴への厳しさも、自分のような思いをして欲しくないが故のものであることがわかり、少しは納得できるものとなった。しかし、後述する赤城同様、空母部隊の防空能力の低さは全く解消されておらず、何度も直撃を受ける危機に見舞われている。
■sm25499800[ニコ動]
■sm25504403[ニコ動]
第2話において座学の教官として登場。座学態度の良くない夕立を問い詰めた際、足柄の機嫌が悪い理由を「合コン失敗」と冗談めかして口にした如月にチョークを投げつけた。