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苗字


ヨミ: ミョウジ
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苗字若しくは名字とは、系や家族)の名のことである。

あなたの苗字、なんですか?

日本の苗字(名字)の一覧

海外の姓名の一覧


概要


日本における苗字は、法律上では民法750条、790条などから氏と呼ばれ、一般には姓ともいう。欧ではファミリーネーム、あるいはサーネーム、若しくは苗字が名称の最後部に来ることからラストネームと呼ばれる。当記事では、日本における苗字を解説する。

前述どおり多数の呼称があるが、この記事では、断りがない限り「苗字」と記述する。でも、「苗」の字には常用漢字表内に「みょう」の読みがないから、できるだけ名字って表記しようね(´・ω・`)


氏姓の起こり


古くは天皇と、族の従関係を区別するために氏(ウジ)・姓(カバネ)というものが用いられていた。ウジカバネ(以後区別するためにカナ書き)というものは現代の氏・姓とは意味するところが違っており、大化の改新以前、 大和朝廷によって導入された。

ウジとは祖先を同じくする同族集団をす。これには例えば、地名に由来するウジである、蘇我氏。朝廷内の職務に由来するウジである、物部氏。天皇ウジを下賜された藤原氏、氏などがある。

カバネとはその人の職業柄をし、いわば称号爵位のようなものであった。これには例えば、臣(おみ)、連(むらじ)、造(みやつこ)、首(おびと)、直(あたい)、村(すぐり)、臣(あそん)などがある。

これが、苗字のもとのようなものになった。


苗字の起こり


古代の氏姓制度が制に移行した後、氏姓の格式よりもその本人が属する系や家族の方が重要になってきた。

高校時代日本史を取っていた人は分かるかもしれないけど、藤原とか、式とか、いろいろあったじゃない?まあ、とにかく、ウジとかカバネとかどうでもよくなっちゃって、実のある藤原道長のいる北が格上になっちゃったわけ。

そのため、そのを現すためにその人間の出身地などを付けたのが苗字の始まりと言われている。これには、例えば、西園寺鷹司近衛九条などがある。

さらに荘園制度が出来た8世紀頃。 荘園制度によって土地を保有する名は、自分の領地を示すために、土地に名前を付けた。この名前を付けられた土地を名田と言い、 名田の所有権を示すために地名を名として名乗るようになった。なお、この頃は、「苗字」ではなく、「名字」と書かれていた。「苗」の字には血筋、血統などの意味があり、意味を強めるために「苗字」表記をするようになった。「苗字」の表記は江戸時代に多く用いられていた。

たく言うと藤原氏だとか氏だとか氏だとかその血筋が繁栄しすぎて区別が付けづらくなったから、なんか別の名前使って区別しよーぜってこと。

当時は農民と武士の区別は曖昧だった。また、苗字を持つ武士が領内の民に自分の苗字を与えたりして、苗字はどんどん庶民にも広まっていった。

ただ、苗字が使われるようになったとはいうものの、ウジカバネがなくなったわけではなく、ウジカバネは柄を示すものとしてその後も使用され続けた。 例えば織田信長の場合は、織田三郎信長が正式な名称であるが、

苗字 通称 氏(ウジ 姓(カバネ) 諱(実名)
織田 三郎 信長

となる。ややこしいね(´・ω・`)

まあ、江戸時代になると、ウジカバネはれていったんだけど、朝廷から官位を貰う時とかは使用されていたんだ。


現代の苗字


江戸時代苗字を名乗ることが出来たのは武士公家商、農等の一部の限られた間のみであった。と思われがちだが、実際には一般の農民、商人の間でも、通称として地名や、屋号などを苗字として名乗る人間も沢山いた。

だって、ややこしいもんね(´・ω・`)
苗字がなくてただ太郎さんとだけ言われたら、どの太郎さんか分からないもんね(´・ω・`)

あくまでも、公式で許されているわけではなかったというだけである。おおっぴらに名乗れなくて個人的に使用していたと思われる。

明治維新後の明治3年(1870年)9月19日明治政府苗字許可を出した。これは名の通り、民も苗字を名乗ってもよいよという許可である。でも、苗字をつけた途端に地租(税)をいっぱいとられると思って苗字を正式に名乗る人は少なかったんだ(´・ω・`)

これに明治政府は頭を悩ませた。日本を近代化するためには、欧のように苗字を名乗らせて、全員を戸籍によって管理しなければならないからである。

そこで明治8年(1875年)2月13日明治政府苗字必称義務を出し、苗字を名乗ることを義務とした。ちなみに、この日にちなんで、2月13日は「名字の日」若しくは「苗字制定記念日」である。(前述の9月19日は「苗字の日」らしい。ややこしい)

でもさ、江戸時代にも苗字を名乗ってる人は多かったけど、名乗ってない人も少数ながらいたわけよ(´・ω・`)

そういう人はどうしたかって言うと、自分の住んでいるところの地形、地名、または屋号とかから苗字をつけたり、神主さんやお坊さんや屋に頼んでつけてもらったりしたんだ。名乗っていた苗字が気に入らないから、これを機に姓した人もいるみたい。

まあ、とにかくこうして、現代の私達が用いている苗字が生まれたわけである。

ちなみに、現在苗字姓するには、養子縁組、結婚帰化がある。

その他の事情の場合は、庭裁判所に氏の変更届(法務局戸籍課に対し、苗字の変更をめる届け)を提出すればよい。ただし、その苗字がよほど読みづらいものであったり、奇な姓であったり、その他の特別な事情がない限り、姓は認められない。

簡単に姓を認めてしまうと、戸籍や住民票などの公文書をいちいち書き換えたりしなければならず、大変な手間が掛かるためである。


苗字の由来


苗字の由来には、にこういったものがある。一番多いのは、地名を由来にした苗字だといわれている。

でも、地名って、地形とか方位とか職業とか個人の名前を由来にすることが多いんだ。それに、同じ地名って沢山あるよね。だから、自分の苗字の由来を知るのって、すごく難しいんだ(´・ω・`)


日本の苗字分布


日本の苗字分布を参照のこと。


幽霊苗字


幽霊苗字とは何かというと、姓氏辞典などには掲載されているが実在が確認できず、その存在自体が疑わしい苗字のことである。

この言葉は姓氏研究森岡浩氏が提唱したもので、例えば、漫画小説などや、ペンネームなどの創作苗字実在する苗字と思い込んでしまったり、読み仮名を間違って誤植したりすることから発生する。

他にも、苗字と名前の区切りを間違えるなど、江戸時代の戯書の面半分で作られた苗字引用するなど、発生原因には枚挙に暇がない。


幽霊苗字の実例



珍しい苗字、難読苗字


さて、実在を確認できない幽霊苗字は置いておいて、実在するしい苗字や、読みの難しい苗字などを紹介していこう。

苗字は、大切な文化の一つである。だから、もし変わった苗字の人がいたりしても、馬鹿にしてはいけない。なぜならば、その苗字には確かな由来があり、文化や歴史を表しているからなんだ。

軒数が少なくて消えそうな苗字もある。皆に言いたいけど、それがどんな苗字であっても(佐藤さんだろうが鈴木さんだろうが宇宙さんだろうが屋敷さんであろうが)出来れば、姓してほしくないということ。重な文化がまた一つ消えてしまうかもしれないからだ。

・・・でも、それで何か不都合を被っているのなら仕方ないね(´・ω・`)


その他日本の苗字のお話



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最終更新日: 18/11/29 03:01
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