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葵徳川三代


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葵徳川三代(あおい とくがわさんだい)とは、2000年に放送されたNHK大河ドラマである。全49話、均視聴率18.5パーセント。脚本はジェームス三木

大河ドラマ史上、初めて全編ハイビジョンが用いられた作品である。


概要


秀吉死後・関ヶ原直前から、家康秀忠主人公を交代しつつ、江戸初期までのドラマを描く。均視聴率は高くなかったが、家康役の津川雅彦を中心とした俳優の円熟した演技は絶賛を受けた。
49話のうち実に12話までを「関ヶ原前~関ヶ原」で占めるが、大坂の陣の後は合戦の描写がほとんどなくなり政治劇が多くなるため、物語前半と後半では印が大きく変わるドラマでもある。

従の人」という徳川家康イメージから180度反対の「短気で押しが強く野心」という家康像を演出した。また浅井三姉妹に着したドラマでもあり、特に江(崇源院)に関しては非常に細かい描写がされている。


特徴と反響


一般的にあまり知られていない「事件」「大久保vs本多の幕府内権闘争」などの事件もきちんと描かれており、脇役の没年も知らせるなど「年表的なドラマ」と評される。石田三成も「奸臣」としてではなく好意的に描き、徳礼賛ではない、等な視点製作されたようだ。全体として武言葉を多用しており、史実の甲冑の再現率も高いなど、歴史ファン時代劇ファンにとっては嬉しい要素も多い。
(ただし、例外や脚本家創作ドラマ的な演出の場面ももちろんある。真田幸村大坂の陣で六文銭の旗を使用している、事件で中心人物となった教利が登場しない、など)。

キャスト均年齢が高く、40代前半で死去した石田三成を当時50代半ばの江守徹が、40代半ばで死去した淀殿を当時50代後半の小川由美が演じるなどしたため「老人大河」と揶揄された。しかし上述の通り演技・脚本の素らしさにおいてそれを補って余りあるほどにカバーしているドラマである。また配役には、俳優声優を兼業としている役者も多かった(ささきいさお磯部勉てらそままさき菅生隆之など。また、名義は違うが後に声優となる黒沢ともよ尾崎由香子役として出演していた)。

ただし上述の武言葉に関しては、歴史ファンからの評価は高いものの、「言葉遣いが難しいので何を言っているかわからない」というクレームがあったとされている。さらに歴史をある程度知らないと分からない部分も多く(諱の概念、官位・官職についてなど)、視聴率的に苦戦した理由はこのあたりにあると見られる。
さらに、徳川家康の癖である「をかんで吐き出す」という仕(史実でも家康噛む癖があった)に関しても「食事時に気分の悪いものを見せるな」というクレームがあり、この仕物語の進行と共に姿を消していった。家康役の津川雅彦は、「そもそもテレビを見ながら食事をするな」と反論している。

物語の要所要所で、中村演じる徳川光圀が注釈を入れるのだが(これは上述の歴史をあまり知らない層へのフォローの意味もある)、「サッカーでたとえればペナルティエリア」「フェイント作戦」など横文字を使った注釈もあり賛否両論であった。物語に解説役を設ける手法は、同じジェームス三木作品である「八代将吉宗」でも用いられている。


登場人物とキャスト



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最終更新日: 19/04/12 17:23
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