7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
風魔小太郎(?〜1603)とは、室町末期から江戸時代初期にかけて存在した武将、忍者衆頭領である。
後北条氏に代々仕えており、世代ごとに襲名される名であったとされている。
本名は風間(かざま)小太郎。元々は足柄群風間出身の盗賊。
その外見は身長七尺二寸(215cm)の筋骨隆々の体を持ち、頭が長く髭面に高い鼻、そして目が逆さに裂け口に4本の牙が生えた顔をしていた、などと怪物のような風貌をしていたという伝承が残っていが、これは風間から風魔への改名と合わせて、自身を恐ろしく思わせるための喧伝であると考えられる。
当時相州乱波(らっぱ)と呼ばれていた忍者の集団「風魔党」を率いて敵陣への潜入、夜討ち(放火、敵の馬を放ち暴走させる、敵将を生け捕りにする)などで暴れまわる活躍をした。「北条五代記」に風魔党の名は無く、単に「乱波」としてその役割に触れられているのみだが、北条氏の文書に登場する、警備と諜報を務めた「風間出羽守」が小太郎と同一視される。
小太郎は200人の乱波をそれぞれ50人づつ山賊・海賊・強盗・盗賊の4組に分けて破壊工作に当たらせていた。
北条氏が滅び、戦乱の世が終わると各地の忍者達が居場所を失い、盗賊や芸人のような存在に成り果てた。風魔党も例外では無く、築かれ始めたばかりの江戸の町を盗賊として強盗や乱暴を働いて荒らし回るようになる。
徳川家により懸賞金の懸かったお尋ねものとなるが、腐っても忍者だけあり当初は誰も捉える事ができなかった。しかし敵対していた甲州素破の盗賊高坂甚内の手引きにより捕らえられ、五代目風魔小太郎は磔の刑に処される。こうして風魔党も滅びた。
その恐ろしくも格好良い名前や謎めいた存在から創作世界でも実際人気ある。
■sm23233995[ニコ動]
■sm22932548[ニコ動]
風魔小太郎に関するニコニコミュニティを紹介してください。
▲