ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


餓狼伝


ヨミ: ガロウデン
掲示板をミル!
345カキコ!

餓狼伝とは、夢枕獏の格闘小説である。1985年双葉社から新書で書き下ろされたものを基点とする。


概要


1989年谷口ジロー孤独のグルメ作画担当)によって漫画化され、1995年映画化。
1998年よりグラップラー刃牙作者板垣恵介によって再び漫画版が描かれていたが、現在休載中。
2005年PS2ゲーム化され、2007年にその続編『餓狼伝 Breakblow Fist or Twist』が発売された。
2013年には週刊少年チャンピオン原作者書き下ろしの外伝・餓狼伝」を連載していた。

格闘ゲーム餓狼伝説とは特に関係はないが、SNKタイトルパクッた参考にした可性は高い。


ストーリー及び世界観について


を持たない流浪の格闘、丹波文七主人公とし、プロレス団体と実践空手道場の抗争を中心に、様々な格闘達の闘いを描いていく。現実格闘技界の潮流をリアルに反映しており、原作ではブラジリアン柔術の登場によって空手プロレスが窮地に立たされるエピソードもあった。

しかし板垣版でのブラジリアン柔術プロレスラーにあっさり敗北。後に原作でも古武術等と互の死闘を演じており、必ずしも現実格闘技界のすべてを反映した訳ではない。

むしろ異種格闘技が一般的な物になった時代でも空手プロレスの間で最強の座を争っているという、往年の格闘技ファンにとってのミラクルワールドとも言える。


ゲーム版 『餓狼伝 Breakblow Fist or Twist』


ニコニコ動画ではPS2で発売された『餓狼伝 Breakblow Fist or Twist』の動画がほとんどである。

[画像を見る][画像を見る][画像を見る][画像を見る][画像を見る]

このゲームは従来の格闘ゲーム常識に囚われない独創的なシステムを採用しており、原作に溢れた演出の数々も相まって、隠れた名作として評価されている。
また、グラップラー刃牙キャラ範馬勇次郎ゲスト参戦した事が話題を呼んだ。

余談だがこの勇次郎、アニメ版とは違って声優堀秀行に変更された事が賛否を分けている。
これは手を抜いた訳ではなく、あえて声優を変更した可性が高い。
髪の毛の色もアニメ基準のではなく、原作基準の紫色である。


ゲームシステム解説


他の格闘ゲームで言う所のスーパーアーマーを全キャラが装備しており、多少の攻撃で怯む事はない。

普通格ゲーで重視されがちな攻撃判定の広さや発生の速さよりも、後述の突破部位ダメージ等、相手の攻撃に耐えられる数値が重要視される。
つまりいかに相手の攻撃に怯まずに相手を怯ませられるかが、攻防の基本となる。

自分の体も砕けるような渾身の一撃が、立ち弱Pとかで止められるわけがない!

傷つく事を恐れず、殴られながらも殴りあう事で勝利を掴み取る。
それが『餓狼伝 Breakblow Fist or Twist』というゲームである。


精神ゲージ


勝敗を決するゲージ2人分のゲージが1本のゲージで繋がっている。
片方がダメージを受けると、もう片方のゲージが回復、シーソーのようにお互いのゲージが増減し、相手側に自分のゲージを押し切って相手のゲージゼロにした方が勝利となる。
体がどれだけ傷つけられても、心が折れなければ敗北ではない。

余談だが、このシステム元ネタワールドヒーローズ2のデスマッチモードシーソーゲージと思われる。



己の中に潜むを繋ぎ止めている鎖。神ゲージにそれぞれ3つずつ巻きついている。
鎖の位置に精神ゲージが達すると、鎖がちぎれて各キャラ固有のが使用できる。
鎖の位置は各キャラごとに異なり、それぞれの義の性も全く違う。

また、ストッパーの役割も兼ねておりどんな大ダメージを受けても鎖の位置でダメージストップする。
だがファイナルロウによる攻撃はこの限りではない。


奥義


キャラ固有の必殺技。鎖が切れるたびに一度だけ使用可
義の性は鎖の位置に応じて3種類。追い詰められるほど強義になる。前述の通り鎖のストッパーできるため、状況によっては2、3本の鎖をブチ破って一気に勝負を付けることもできる。

義をキープしていても、次の鎖が切れると次の義に上書きされ、前の義は使用できなくなるため、義の連続使用はできない。しかし相手の攻撃を受けて鎖を切られながらも義を当てる事が出来れば、前の義のダメージを負わせたまま次の義を使用可な状態にはできる。
これを利用した即死コンボを持つキャラもいる(ただし成功率は極めて低い) 。


肉体ゲージ


を表すゲージ。各キャラごとに長さが異なる。
攻撃を受けると減少し、それに伴って体勢を崩しやすくなり、精ダメージも増加する。
しばらく攻撃を受けずにいるとすぐに回復するが、ヒットガードに関わらず相手の攻撃を受け続けている時と、自分が攻撃している間は回復しない。
少しずつだが上限値も削られていく。削られた上限値は次の試合まで回復しない。

ゲージそのものに対するダメージダメージ、上限値を削るダメージブレイクダメージと呼ぶ。


部位ダメージ


頭・体・右腕・左腕・右足・左足の6つの部位に蓄積されたダメージを表す。
ダメージを受けた部位はの順に変色、最後には点滅し不気味鼓動音が鳴りく。

その状態で攻撃を食らうとブレイクロウ(部位破壊)が発生。破壊部位は変色。
以降は破壊された部位に攻撃を受けると必ずよろけが発生するようになり、受ける精ダメージは通常の約1~2倍に増加。さらに破壊部位を使った攻撃を選択ガードされただけで、ひるんで隙をしてしまう。


ファイナルブロウ


点滅している壊れかけの部位をあえて使って攻撃する事で、その部位を自ら破壊しながらも相手に3倍の精ダメージを与えられる。使う技を選べばヘタな義を上回る大ダメージとなるが、義と同時に使用した場合はになってしまう。
ちなみに胴体が壊れかけている時は投げ技でファイナルロウが発動する。


突破力


技ごとに設定されたひるみにくさを表す。鍛錬モードで確認できる。
突破100ならば、どんな打撃技にもひるまない(強制ダウンする技を除く)。
逆に突破ゼロならば、どんな攻撃にも潰されてしまう。


ヤラレ


お互いの攻撃がぶつかりあった時のゲージや部位ダメージの状況、技ごとの威や突破など、様々な要素が積み重なってヤラレ方が数種類に変化する。

小ヤラレ
多少のけぞるが、体勢を崩さず行動できる。

中ヤラレ
体勢を崩してしまうが、よろめきながらも一応反撃はできる。

大ヤラレ
全に防備になってしまい、追撃を受けやすい。
姿勢が低くなる事が多い為、追撃の際は技を選ぶ必要がある。

ヤラレ
際でひるむと、叩き付けられて跳ね返ってしまい、大きな隙をしてしまう事もある。

ダウン
追撃を受け続けるか、強制ダウンする技を食らうとダウン状態に以降。ダウン追撃用の技以外は当たらなくなるので仕切りなおせるが、ダウン追撃用の技は総じて部位破壊が高く、寝たままでいるのも危険。


大ヤラレからの脱出


よろけ逃げ
よろけた方向と同じ方向キーを入して置く事で、あえてその方向に吹っ飛んで追撃を回避できる。

飛び退き
よろけ逃げに失敗した際、相手からの追撃が来なければ、大きく飛び退いて間合いを取り、体勢を立て直すことができる。


ガード関連


ニュートラガード、上段と中段の二つの選択ガードオフェンシブガードの4種類。

ニュートラガード
何もしていない状態では、ほぼ全ての打撃技を自動的にガードする。
ガード後の硬直時間は長めでガードしてもゲージが減少し、一定量まで減るとガードクラッシュしてしまう。

選択ガード
×ボタンで上段と下段、↓+×ボタンで中段と下段をガードする。
ニュートラガードとは違いガード硬直が少なく、ゲージも減少しない。
だが選択ガード中につかまれると投げ抜けが出来ない。

ローキック等の下段攻撃はシステム上防がれやすいが、その分リーチが長くブレイクダメージが高めに設定されている。長期戦を見据えて、執拗なロー攻めで体の上限値を削るのも戦法のひとつ。

オフェンシブガード
(右向き時)→+×ボタンで使用。身を乗り出し、打撃技を1回だけ食い止める。
その直後に繰り出した通常攻撃は、精ダメージ2倍になるが突破ゼロになる。
オフェンシブガード中はもちろん、オフェンシブガードを外したあとも約1間は投げ抜け不能時間が追加されてしまう。闇に出しても潰されるだけなので、連携の終わり際等を見極める必要がある。

また、オフェンシブガードファイナルロウとの併用が可
この上さらに破壊部位特定の攻撃を当てれば2x2x3=12倍の攻撃となる。
しかしダメージが精神ゲージの合計値である1000を上回った場合、1000ダメージマイナス補正される。滅多にあることではないが…


キャッチ技


相手の打撃技を捌いて反撃する技。
他の格闘ゲームにおいては当て身、もしくは返し技等と呼ばれるが、このゲームではキャッチ技と表記する。
相手をつかんでガードを崩すつかみ技とは別物なので注意。

なお、肘・膝・両手・両足・頭を使用した打撃技(肘打ち、膝蹴り、両手突き、ドロップキック等)はキャッチ不能となっており、キャッチ技の性に関係なく捕らえる事が出来ない。つかみ技に対するつかみ返し技も存在する。


つかみ技


ボタンで相手につかみかかる。
つかまれた方は即座にボタンで抜けられる。前述のガード中や側面、背後からのつかみは抜けられず、同様につかみ返し技も出せない。
つかみ状態からは打撃、投げ技等で追撃が可。背後からつかんだ場合は自動的に背後投げに以降する。

つかんだ後、攻撃せずに方向キーを押すとその方向に相手を崩し、そこから強崩し技が繰り出せる。
崩された方は、崩された方向と逆方向に入する事で逃れられる。崩す方向は前後の2方向だが、プロレスラー柔道など投げ技が得意なキャラと手前を含めた4方向に崩す事が出来る。

一部のキャラを利用した投げを持っており、際では相手を崩さずとも大ダメージを与えられる。
また、投げ技の威地面の硬さによっても変動する。


不意打ち


試合開始前の自キャラの登場シーン中に+○ボタンで不意打ちができる。
キャラごとに数種類ある登場時演出によって不意打ちの性が変わる。

ちなみに勇次郎の不意打ち技は3分の2が上中下PKキャッチ即死技となっており、闇に反撃するのは危険。


主な登場人物


ゲーム版に登場するキャラを中心に解説する。


丹波文七(たんば ぶんしち)


丹波文七

本編主人公
特定の流に拘らず、実践的な強さを追いめる実戦の雄。

あらゆる格闘技に闘いを挑み続けた結果、プロレス空手の両営が文七を奪い合う形で抗争を表面化させる事となる。しかしどの営にも属さない文七は抗争自体には少々絡みにくく、気がつくと帳の外に置かれている事も。

板垣版では5年間(読者時間)続いた大会に出場できず主人公でありながら観客席に居座り続け、出番がほぼ表だけというのも少なくなく、読者からはグラビア呼ばわりされてしまう。大会終了後、出場者達に実践での闘いを仕掛けていくが、その最中に休載。再開は未定

原作小説では格闘小説史上に残る悲惨な敗北を喫しており、何かと不遇な主人公である。

あらゆる格闘技に通じたコンプリートファイターだが、ゲームでは打撃系を体としたオールラウンダー。主人公らしく初心者にも使いやすい性


長田弘(ながた ひろし)


[画像を見る]

プロレスラー板垣版での主人公

プロレスの強さをどこまでも信じ抜くプロレス魂と極限にまで鍛え上げた鋼の体を武器に、脱退覚悟で空手トーナメントに挑む。第1試合で見せた1話まるごと使った大迫バックドロップ(正しくはジャーマン)は格闘漫画史上に残る名シーンと言える。
プロレスラーとしては地味やかさに欠ける為、中堅レスラー扱いされているがその実は確かなもの。


次へ»
最終更新日: 17/03/26 13:10
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ