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2010 FIFAワールドカップとは、南アフリカ共和国で開かれたサッカーの世界大会である。
2010 FIFAワールドカップ | |
---|---|
期間 | 2010年6月11日~7月11日 |
場所 | ![]() |
出場国 | 32ヶ国 |
公式球 | ジャブラニ(アディダス) |
マスコット | ザクミたん |
名物 | ブブゼラ、パウル君 |
今大会は南アフリカ共和国での開催で、アフリカ大陸での開催は史上初。また、南半球で開かれるのは、1978 FIFAワールドカップアルゼンチン大会以来となった。
大会マスコットは「ザクミたん」。「ザクミ」はヒョウをモチーフにしたキャラクターで、名前の由来は南アフリカを表す国名コードの「ZA」とアフリカ語で「10」を意味する「kumi」を掛け合わせた造語とのこと。
公式球「ジャブラニ」は、天候でキックが左右されないように、表面の皮を前大会公式球「チームガイスト」より6枚も減らした8枚で作られている。だが、従来のボールよりも真球に近くブレやすいため大会前から不評だった。大会が始まってみると、ブレやすさよりもボールが以前のものより伸びることの影響のほうが大きかったようだがいずれにせよ不評。高地のスタジアムではさらに、空気抵抗の少なさのためボールが曲がりづらく落ちづらいようだ。
また、スタジアムにも大きな違いがある。ヨハネスブルグを始めとする標高1,000mを越えるスタジアムと、海抜0m近い低地のスタジアムが混在している。昼夜の気温差も大きく、昼の試合だと20℃近く、夜の試合は0℃近くになっているところも。
応援ではファンが試合中に吹く南アフリカの民族楽器ブブゼラが特徴的(ブブゼラの記事も参照)。虫の羽音のような音がとても大きな音量で出るため、伝統的な声による応援はあまり聞こえない。
ヨハネスブルグのガイドラインで知られるように治安が悪いことで名高い南アフリカであるが、大会中に主にジャーナリストへの窃盗、首絞め強盗などが発生したものの、選手やサッカー関係者の死亡・誘拐などは発生しなかった。
▲ホスト国の南アフリカは予選免除。ヨーロッパ13、南米4.5、北中米3.5、アフリカ5、アジア4.5、オセアニア0.5の枠をかけて各大陸で予選が行われた。有名なサッカー上位国では、クロアチア、ロシア、ウクライナ、チェコ、スウェーデンなどが本戦出場を逃した。ニュージーランドや北朝鮮が久々の本大会出場を決めた。
▲ホームチーム(南アフリカ)のグループが厳しい(通常は楽なことが多い)、明確な死のグループがない、という全体的に均等的なグループ分けとなった。
カッコ内は直近のFIFAランキングの順位。ランキングは変動するので、あくまでも参考である。最新のFIFAランキングはこちら[外部]
グループA | グループB | グループC | グループD | グループE | グループF | グループG | グループH |
---|---|---|---|---|---|---|---|
[画像を見る] 南アフリカ (83位) |
[画像を見る] アルゼンチン(7位) |
[画像を見る] イングランド (8位) |
[画像を見る] ドイツ (6位) |
[画像を見る] オランダ (4位) |
[画像を見る] イタリア (5位) |
[画像を見る] ブラジル (1位) |
[画像を見る] スペイン (2位) |
[画像を見る] メキシコ (17位) |
[画像を見る] ナイジェリア (21位) |
[画像を見る] アメリカ (14位) |
[画像を見る] オーストラリア(20位) |
[画像を見る] デンマーク (36位) |
[画像を見る] パラグアイ (31位) |
[画像を見る] 北朝鮮 (105位) |
[画像を見る] スイス (24位) |
[画像を見る] ウルグアイ (16位) |
[画像を見る] 韓国 (47位) |
[画像を見る] アルジェリア (30位) |
[画像を見る] セルビア (15位) |
[画像を見る] 日本 (45位) |
[画像を見る] ニュージーランド(78位) |
[画像を見る] コートジボワール(27位) |
[画像を見る] ホンジュラス (38位) |
[画像を見る] フランス (9位) |
[画像を見る] ギリシャ (13位) |
[画像を見る] スロヴェニア (25位) |
[画像を見る] ガーナ (32位) |
[画像を見る] カメルーン (19位) |
[画像を見る] スロバキア (34位) |
[画像を見る] ポルトガル (3位) |
[画像を見る] チリ (18位) |
順 位 |
国名 | [画像を見る] | [画像を見る] | [画像を見る] | [画像を見る] | 勝点 | 得失 点差 |
得 点 |
失 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | [画像を見る] ウルグアイ |
― | ○ 1-0 |
○ 3-0 |
△ 0-0 |
7 | +4 | 4 | 0 |
2 | [画像を見る] メキシコ |
● 0-1 |
― | △ 1-1 |
○ 2-0 |
4 | +1 | 3 | 2 |
3 | [画像を見る] 南アフリカ |
● 0-3 |
△ 1-1 |
― | ○ 2-1 |
4 | -2 | 3 | 5 |
4 | [画像を見る] フランス |
△ 0-0 |
● 0-2 |
● 1-2 |
― | 1 | -3 | 1 | 4 |
【Before】
南アフリカ「ガチ抽選をした結果がこれだよ!」
メキシコ「南アフリカ乙」
ウルグアイ「南アフリカ乙」
フランス「実質シードワロスww」→ 【After】
南アフリカ「ガチ抽選をした結果がこれだよ!」
メキシコ「フランス乙」
ウルグアイ「フランス乙」
フランス(コメント拒否)
南アフリカ対メキシコで開幕。大会のオープニングゴールは南アフリカのチャバララ選手によるもの。
ウルグアイは初戦のフランス戦でスコアレスドローに終わったものの、残りの2試合を手堅くものにし、なんと無失点で首位通過。
地区予選で苦戦したフランスの迷走は続き、第2戦のメキシコに敗れた後、アネルカ選手がドメネク監督に暴言を吐いたことでフランスサッカー連盟により追放され、これに抗議した選手は練習をボイコットする事態に。結局最終戦の南アフリカ戦でも敗れ、未勝利の最下位で大会を去ることに。
南アフリカは第2戦のウルグアイに0-3で負けたのが響いて得失点差で3位。初めての決勝トーナメントへ勝ち進めない開催国となってしまった。しかし、その頑張る選手の姿は、変わりゆく南アフリカの象徴でもあった。
順 位 |
国名 | [画像を見る] | [画像を見る] | [画像を見る] | [画像を見る] | 勝点 | 得失 点差 |
得 点 |
失 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | [画像を見る] アルゼンチン |
― | ○ 4-1 |
○ 2-0 |
○ 1-0 |
9 | +6 | 7 | 1 |
2 | [画像を見る] 韓国 |
● 1-4 |
― | ○ 2-0 |
△ 2-2 |
4 | -1 | 5 | 6 |
3 | [画像を見る] ギリシャ |
● 0-2 |
● 0-2 |
― | ○ 2-1 |
3 | -3 | 2 | 5 |
4 | [画像を見る] ナイジェリア |
● 0-1 |
△ 2-2 |
● 1-2 |
― | 1 | -2 | 3 | 5 |
【Before】
アルゼンチン「なんだ楽勝じゃん」
ナイジェリア「2位ならなんとか」
韓国「\(^o^)/」
ギリシャ「2位ならなんとか」→ 【After】
アルゼンチン「楽すぐる」
ナイジェリア「希望はあったんだがな」
韓国「俺達の戦いはこれからだ(キリッ」
ギリシャ「やっぱユーロだな」
南米予選をぎりぎりで通過したアルゼンチンだが初戦のナイジェリアに勝ち、韓国戦ではイグアイン選手が大会初のハットトリックを達成した。
ギリシャはナイジェリアに勝利し、ワールドカップで初勝利を挙げた。
韓国は第2戦のアルゼンチンに大敗したものの、残りの2試合で着実に勝ち点を挙げ、アジア勢で今大会初の決勝トーナメント進出を決めた。
順 位 |
国名 | [画像を見る] | [画像を見る] | [画像を見る] | [画像を見る] | 勝点 | 得失 点差 |
得 点 |
失 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | [画像を見る] アメリカ |
― | △ 1-1 |
△ 2-2 |
○ 1-0 |
5 | +1 | 4 | 3 |
2 | [画像を見る] イングランド |
△ 1-1 |
― | ○ 1-0 |
△ 0-0 |
5 | +1 | 2 | 1 |
3 | [画像を見る] スロベニア |
△ 2-2 |
● 0-1 |
― | ○ 1-0 |
4 | ±0 | 3 | 3 |
4 | [画像を見る] アルジェリア |
● 0-1 |
△ 0-0 |
● 0-1 |
― | 1 | -2 | 0 | 2 |