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80cm列車砲


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80cm列車砲とは、ドイツ陸軍が開発・実用化した世界最大の列車砲である。

ドイツが誇るトンデモ兵器の一つ。


概要


宿敵フランスが作り上げた対ドイツ要塞線であるマジノ線攻略するために考案・開発された世界最大の列車砲である。ドイツが誇る重工業企業のクルップ社によって、一号機「グスタフ」と二号機「ドーラ」の二台が製造されたなお、名前の由来はそれぞれクルップ社会長と設計者の妻の名前からとられている。

その見たの迫さと色々と突っ込みどころ満載な設計思想、そして大艦巨砲主義する日本人の性故か、ドイツトンデモ兵器たちの中では高い知名度と人気を誇り、サブカルチャーでも度々80cm列車砲をモチーフとした兵器が登場している。

口径は80cmで、身長28.9m。 全長42.9m、全高11.6m、総重量は1350tにも及び、7tもの弾を約37km先まで発射することができるという規格外の巨であった戦艦として史上最大であった大和大砲が46cmということを考えればその巨大さがい知れる。。そのあまりの巨大さ故に運用には操作に約1400人、防衛・整備等の支援4000人以上の兵員と技術者が必要になる。

線路に乗っているのは射撃地点での話で、射撃地点へは分解して輸送される。そのため、実際の撃には、整地やレールの敷設、組み立てなどに数週間を必要とする。射撃時は弾そのものの装填にも時間がかかり、1時間に3、4発程度しか発射することはできなかった。他にも身を左右に振ることができない、弾の輸送のために専用の貨物列車が必要、100発程度の使用で身を交換しなければならないなどの難点を抱えており、よく言えばロマン砲、悪く言えば欠陥兵器であった。


運用


ドーラ」が実戦に参加したのかどうかは分かっていない。「グスタフ」は1942年にクリミア半島にあるソ連軍のセバストポリ要塞に対する攻撃に使われ、3040発を発射したといわれる。その内の1発は要塞の地下弾薬庫にまで突入して爆発し、これを全に破壊している。また、1944年9月のワルシャ起の際、ワルシャ内に30発を発射しているが、どの程度の被害を与えたのかは不明。兵器と戦略」江謙介 朝日新聞社 1994 pp.126-127

その後は戦況の悪化に伴い、グスタフドーラも連合軍に接収されることを恐れたドイツ軍自らの手によって破壊され、その短い歴史に幕を下ろしたのであった。ちなみに、当初の開発的だったマジノ線への攻撃に使用されることは終ぞかった。


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最終更新日: 20/04/17 22:20
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