ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


Helloween


ヨミ: ハロウィン
掲示板をミル!
13カキコ!

Helloweenとは、ドイツで結成されたヘヴィメタルバンドである。Halloweenとはりが違うので注意。

バンド名の由来は、当時メンバーだったインゴ・シュヴィヒテンバーグが映画ハロウィン」からとって、
メタルっぽくするためにHell(地獄)を入れてみないか」というマーカスアイデアを採用したことからである。


バンドの歴史



Helloween黎明期~カイ・ハンセンVo時代


1984年に旧西ドイツハンブルクにてカイハンセン(Gt,Vo)を中心として結成された。

まだHelloweenが誕生する前、カイ1978年ピートシルク(Gt)と結成したGentryというバンドで活動していた。
1981年Second Hellに名し、インゴ・シュヴィヒテンバーグ(Dr)とマーカスグロスコフ(Ba)が加入したが、
エンジニアになるためにピートが脱退したため、Iron Fist名した。
翌年、当時Power Foolにて活動していたマイケルヴァイカート(Gt、以下ヴァイキー)はカイを自分のバンドに誘うが、
最終的にヴァイキーIron Fistに加入することになり、その後Helloweenに名し、初期Helloweenが誕生した。

1985年2月ミニアルバム「Helloween」でデビュー
当時はRunning Wildら地元バンドとの競争がしかったが、このアルバムバンドの存在を知らしめることとなった。
同年12月には1stアルバム「Walls Of Jericho」をリリースし、ドイツ内で約11万枚える総売上となり、
同じドイツHR/HMバンドScorpionsに並ぶヒット叩き出した。
また、「Helloween」の頃はカイが好んでいるスラッシュメタルサウンドが強めだったが、
「Walls Of Jericho」の頃からスラッシュメタルからメロディアスパワーメタルへ変化した。


マイケル・キスク加入~「守護神伝」誕生~バンド崩壊寸前


その後、ギターとの兼任ボーカル限界を感じたカイの要望で専任ボーカルを探し、
結果、当時18歳マイケルキスク(以下キスク)が加入した。
キスクのポップよりなエッセンスがメロディアスパワーメタルサウンドに注入され、
ヴァイキーによる美しいメロディの上にキスクの量豊かなハイトーンボーカルが乗るという、
今でいうメロディック・スピードメタルメロスピ)やメロディック・パワーメタルメロパワ)の
基本とも言うべきサウンドがここに確立された。
そして1987年の「Keeper Of The Seven Keys Part1(邦題:守護伝-第一章-)」、
翌年の「Keeper Of The Seven Keys Part2(邦題:守護伝-第二章-)」で
世界中で大ヒットを収め、ジャーマンメタルバンドとしてのHelloweenの名を知らしめた。
この頃から人気に呼応して海外ツアーも積極的に行い、来日演も果たしている。
ちなみに、本来はこの2枚のアルバムは1枚のアルバムに収録されるはずだったが、
予算などの関係で2枚に分割発売された。
完全版として2枚組CDアルバムで発表されるのは、1994年まで待つこととなった。

しかし、活動していく中でメンバーの間に対立が生じ、特にカイヴァイキーの間で化した。
これとカイ肝臓疾患が原因で1989年1月1日カイはHelloweenを脱退した。
その後すぐに後任としてローランド・グラポウを迎え、レコード会社をノイズレコードからEMIに移籍した。
その後4thアルバムとして「Pink Bubbles Go Ape」を制作するも、
913月リリース直前に前所属レコード会社のノイズレコードから裁判を起こされたため、
イギリス以外で発売中止バンド活動も禁止されてしまった。
1年後にはなんとか事裁判の決着が付き、発売中止となった々でもアルバムリリースされ、バンド活動もできるようになった。

カイが脱退してからキスクの発言が大きくなり、楽曲のポップ化が進み始めた。
Pink Bubbles Go Ape」もその中で生まれた作品で、
当時「Keeper~」のようなサウンドを期待したファンからは戸惑われた。
そして1993年に当初のパワーメタル路線から大きくかけ離れたアルバム「Chameleon」を発表し、不評を買うこととなった。
現在、このアルバムは「Helloweenというイメージを取っ払って聴けばそこまで悪くない」という
評価も多く、昔ほど貶されてはいないと思われる。

その後、インゴの負傷(及びアルコールドラッグ依存)もあって、キスクとヴァイキーの仲もだんだんと悪くなり、
1993年解雇に近い形でキスクとインゴは脱退した。


アンディ・デリスら加入によるHelloween復活~対立による分裂


フロントマンとドラマーを失い、バンド崩壊寸前になったHelloween。
しかし、1994年に元Gamma Ray(脱退したカイが率いるバンド)のウリ・カッシュがドラマーとして、
Pink Cream 69のシンガーだったアンディ・デリスヴォーカルとして加入した。

同年に「Master Of The Rings」を発表し、低迷していた人気も取り戻し、バンド復活を遂げた。
前作「Chameleon」で当初バンドが掲げていた音楽性から乖離しすぎていたポップ路線は、
アンディの独特な作曲センスヴァイキー美しいメロディセンスとの調和により、
「Keeper~」路線に回帰しながらも、ややヘヴィで哀愁あふれる音楽性へと変化を遂げた。

しかし、1995年3月に元メンバーだったインゴが列車に飛び込んで自殺してしまい、
バンドメンバーはもちろんファンは悲しみに包まれてしまった。
そんな中作られた1996年に発表された「The Time Of The Oath」はインゴにげられた作品となった。
音楽性は前作同様の路線を継承しており、人気を博した。
特に収録されている「Power」は現在のHelloweenでもアンセム的存在として歌われ続けている。

1998年の「Better Than Raw」では既存の路線よりよりヘヴィさ、ブルータルさを強調した。
これはこの頃から作曲に大きく関わり始めたウリが強くなっており、
後々のHelloweenの音楽性のヘヴィ化へとつながっていく。

しかし、2000年に北進出を狙って発表された「The Dark Ride」では、混乱した状況で制作された。
チャーリーバウファイントとロイ・Zのプロデューサーの二人起用、ヴァイキーローランドの対立が挙げられる。
このアルバムでは弦楽器ダウンチューニングが採用され(一部の曲では7弦ギターチューニングを更に下げている)、
楽曲も既存路線からの脱却を図った重苦しい内容が多くなった。
特にヴァイキー作曲した5曲のうち2曲しか採用されなかったこともあってこのアルバムを気に入っておらず、
ファンの間では「Chameleon」同様賛否両論が巻き起こるアルバムとされている。

また、この頃からローランドウリサイドプロジェクトを進めており、
それに対して本業を疎かにしていると感じたヴァイキーら他のメンバーは不満に思ったため、
ヴァイキー側とローランド側で対立が化し、2001年ローランドウリが脱退することにより決着が着いた。
その後脱退したローランド達はMASTERPLANを結成し、よりヘヴィな路線を追求して人気を集めることとなった。


再復活~現在


ローランド達が脱退して、再び活動が停滞してしまったが、
2002年にこれまでのキャリア総括として2枚組(限定版は3枚組)ベストアルバムTreasure Chest」を発表した。

その後、ローランドの後任ギタリストとなるかが考えられた。
まずはGamma Rayのヘニュ・リヒターをかけるも返答はなかった。
そこでプロデューサーであるチャーリーバウファイントが、
かつてプロデュースを手がけたバンドであるFREEDOM CALLのサシャ・ゲルストナーを推薦した。
ヴァイキーローランドの二の舞を踏まないように人柄を知るため、
アンディが所有するスタジオMi Sueno」があるテネリフへとサシャを呼んで話し合った。
そしてヴァイキーに適い、他のメンバーとも上手く意気投合し、晴れてHelloweenのメンバーとなった。

後任ギタリストにサシャが決まり、席となっていたドラムにはマーククロスが加入したが、
レコーディング途中でマークが全身が麻痺するという大病を患い、治療に専念するために脱退してしまった。
困り果てたメンバーは偶然休暇で訪れていたミッキー・ディーに頼んで助っ人としてレコーディングに参加してもらい、
2003年に「Rabbit Don't Come Easy」を発表するに至った。
前作までのヘヴィ路線とは打って変わって、
今作はHelloweenとしての本来のアイデンティティを取り戻したサウンドとなり、
再び人気を取り戻し、再復活を遂げることとなった。
アルバム発表に伴うツアーではステファン・シュヴァルツマンをドラマーに起用した。

2005年にはツアー終了に伴いステファンも脱退し、その後任としてダニ・ルブレを加入させた。
ようやく安定したメンバーったバンドは、そのまま新しいアルバム制作に移り、
同年に「Keeper~」の続編を宣言した「Keeper Of The Seven Keys - The Legacy(邦題:守護伝 -新章-)」を発表した。
「Keeper~」アルバム同様キャッチーメロディアスな疾走曲や大作、バラードなどり豊かなものとなっており、
これに伴う世界ツアーで新生Helloweenを世界中に披露し、各で拍手采のパフォーマンスを見せた。

その後も2007年に同様の路線で「Gambling With The Devil」を発表して人気を維持した。
同年には元メンバーであるカイが率いるGamma Rayとのカップリングツアーを行い、
昔の不仲がのような仲の良さを見せ、
カイヴァイキーの間の溝が埋まったことを両バンドファンに示した。

2009年にはバンド結成25周年を記念して、
既存の曲のアコースティックアレンジを収録した「Unarmed」を発表した。
2010年には13thアルバムとなる「7 Sinners」を発表した。
このアルバムはそれまでのメロディアスな路線から若干方向転換し、
インダストリアルメタルのような非人間的な冷たさを持ったメタリック音楽性を提示した。
シングルカットされた「Are You Metal?」のタイトルは、
Unarmed」のアコースティックアレンジに疑問を持ったファンに言われた言葉が由来であるという。

そして2012年には日本メタルフェスである「LOUD PARK 12」への出演を果たし、
ファンだけでなく他のジャンルメタラーにもその大きな存在を示した。
2013年には「Straight Out Of Hell」を発表した。
前作のヘヴィ路線を踏まえつつもよりメロディアスな楽曲を提供し、
オリコン週間ランキングでは11位ドイツ内チャートでは「Keeper~Part 2」を抜いてバンド史上最高の4位、
アメリカビルボードTOP100ランクインするなど、
世界的なセールスを記録する大きな作品となった。
2015年には前作の路線を継承した「My God-Give Right」を発表し、
日本のチャートにおいては9位、ドイツでは8位、アメリカビルボードにおいても較的高位にランクインするなど、
安定した活動具合を見せてくれている。

そして2017年
メンバーだったカイハンセンとマイケルキスクが限定復帰してワールドツアーを行う
Pumpkins United」を開催する明を発表、
2018年3月にはその編成で来日演を行い、ファンも長らく待ちわびた
マイケルキスクとマイケルヴァイカートカイハンセンを交えた編成で『Eagle Fly Free』を聴ける」という思いがった。

今後もさらなる活躍を期待したい。


メンバー紹介



アンディ・デリス (Vo)


カールスルーエ出身。身長178cm
もともとはPink Cream 69のボーカリストとして活動していた。

加入当初はとにかくイケメンで、女性人気を集める要因の一つでもあったが、
「The Dark Ride」の頃から太りはじめ、加齢による老化もあり、
現在はちょっと可くてひょうきんなおじさんっぽくなっている。
それでも時折見せる笑顔はものすごく魅的である。


次へ»
最終更新日: 18/03/19 00:37
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ