7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
登り詰めろ!
JFL(Japan Football League)とは、 日本の男子サッカーのノンプロリーグである。
正式名称は「日本フットボールリーグ」で、1999年に開始した。
リーグ主催団体は一般社団法人日本フットボールリーグと公益財団法人日本サッカー協会(JFA)である。
直上のカテゴリであるJリーグへの参入を目指さないチームにとっては最上位カテゴリとなる(後述)。
FMラジオ局のネットワークについては「JAPAN FM LEAGUE」を参照のこと。
日本の男子サッカー第1種(プロ・ノンプロ)のリーグピラミッド | |||||||||||
1部 | 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)1部[J1:明治安田生命J1リーグ] | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2部 | 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)2部[J2:明治安田生命J2リーグ] | ||||||||||
3部 | 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)3部[J3:明治安田生命J3リーグ] | ||||||||||
ここから上がプロリーグ/ここから下がノンプロリーグ | |||||||||||
4部 | 日本フットボールリーグ(JFL) | ←イマココ | |||||||||
ここから上が全国リーグ/ここから下が各地のリーグ | |||||||||||
5部 (5~6部) |
地域リーグ(9地域) | ||||||||||
北海道 サッカー リーグ |
東北 社会人 サッカー リーグ 1部 |
関東 サッカー リーグ 1部 |
北信越 フット ボール リーグ 1部 |
東海 社会人 サッカー リーグ 1部 |
関西 サッカー リーグ 1部 |
中国 サッカー リーグ |
四国 サッカー リーグ |
九州 サッカー リーグ |
|||
東北 社会人 サッカー リーグ 2部 [北/南] |
関東 サッカー リーグ 2部 |
北信越 フット ボール リーグ 2部 |
東海 社会人 サッカー リーグ 2部 |
関西 サッカー リーグ 2部 |
|||||||
6部以下 (7部以下) |
都道府県リーグ(都府県リーグ/北海道ブロックリーグ) | ||||||||||
札幌 道央 道南 道北 道東 |
[北] 青森県 秋田県 岩手県 |
群馬県 栃木県 茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 |
福井県 石川県 富山県 新潟県 長野県 |
静岡県 愛知県 岐阜県 三重県 |
滋賀県 京都府 奈良県 和歌山県 大阪府 兵庫県 |
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 |
徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |
|||
[南] 山形県 宮城県 福島県 |
|||||||||||
最下部 | 市区町村リーグ/地区リーグ/支部リーグ |
1992年から1998年まで開催されたジャパンフットボールリーグ(旧JFL)の改組により、Jリーグ2部(J2)と共に発足し、1999年に開始した。
元々、アマチュア最高峰を兼ねるノンプロの全国リーグは、7年間続いた旧JFLで終わるはずだった。しかし、J2に参加しなかった・できなかった他の旧JFLチームを中心として新たにアマチュア最高峰を兼ねるノンプロの全国リーグを「8チーム集まるならやろう」ということになった。
取り敢えず旧JFL所属チームから7チーム、地域リーグから1チームと、参加希望チーム数が8チーム集まったためリーグ創設が決まった。その後、急遽、JFAの特例により、新規創設されたチーム「横浜FC」の参入が追加される。
こうして新たな全国リーグ『日本フットボールリーグ』は、旧JFLのようにJリーグ入りを目指すチームとJリーグ入りを目指さないチームが混ざり合うリーグの最高峰としてスタートした。
▲ホームスタジアム 収容人数 |
|
トップチーム構成 | |
クラブの下部組織 |
|
入会金と年会費 |
Jリーグとは違いノンプロリーグである為、様々な形態のチームが居る。以下に例を挙げる。
・・・詰まるところ、プロだろうが社会人だろうが学生だろうが、チームの登録区分が第1種ならばどのチームも参入できる、勿論条件を満たした上で。当然ながらこれは、地域リーグや都道府県リーグ、市区町村リーグにも同様のことが言える(※リーグ側が余程の事情で制限を掛けない限りは、元々が社会人の為のリーグだったJFL以下は現在、社会人以外もほぼ無条件で参加できるリーグが殆どである)。当初はJFA準加盟チーム(外国籍選手が6人以上所属するチームのこと)は参入できなかったが、2001年の理事会によって準加盟チームにも門戸が開放された。
余談だが、後述する歴史にも書かれてある通り、かつて大学チームは大学サッカー連盟の推薦を得て、全国地域サッカーリーグ決勝大会を参加・勝ち抜いた上でJFLに参加し、大学リーグとの掛け持ち、つまり選手の二重登録をしていた。しかし、他のクラブから二重登録に不満を持たれた結果、現在は二重登録はおろか、大学連盟による推薦参加も出来なくなった。トップチームがそのまま参入するか、トップチームとは別にチームを作るかにして、他の形態のチームと同じく下から這い上がってくるしかない。
JFLでは企業チーム、Jリーグ入会を目指すクラブ、地域のアマチュアクラブなど、
さまざまな人々が関わり、いろいろなチームがしのぎを削っています。
そこには、それぞれの “夢” “個性” “絆” があります。
サッカーを愛するプレーヤーが、全国やそれぞれの地域に情報を発信できる舞台。
JFLは、そのようなリーグとなることを目指しています。日本フットボールリーグ公式サイト 2014年度概要 より[外部]
※なお、今回と同じような内容は第1回から述べているので公式サイトを要チェック。
(⇒日本フットボールリーグ公式サイト『過去の全記録』[外部])
ちなみに、リーグ側はあくまでも「アマチュア最高峰リーグ」であることを全面に推しているが、オリジナルメンバー(第1回参加チーム・後述)の面子からしてアレだし、何より『就業時間の中にサッカー選手としてのトレーニング時間を確保』してもらっていたり『プロ契約選手を保有』していたり『Jリーグチームからレンタル移籍で選手を獲得』していたりと「一般的に言われるアマチュアじゃねぇじゃんか!(バンッ)」なところがいくつかあるので、結構矛盾してたりする。
▲この言葉は、Jリーグ参入を目指してはいないが、毎シーズンJFLで上位に君臨出来る力を持つチームを指している。
一説によると、2004年シーズン、Honda FCが「温泉街からJリーグへ!」のコンセプトでJリーグ入りを目指していたザスパ草津(現:ザスパクサツ群馬)の当時のJリーグ2部昇格圏2位以内を阻んだことからそう呼ばれるようになったとされる(※参考リンク[外部])。Hondaはこのシーズンも含めて、2016年現在まで優勝6回・2位4回(且つこれまでの最低順位は7位(2009年シーズン・18チーム中))という凄まじい年間成績を現行のJFLで残しており、3部時代はこういうこともほぼ毎回、JFLからJ2への昇格枠を狭める結果へと繋がっていった。