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Lotus 1-2-3とは、米国ロータスソフトウェア社がかつて販売していた表計算ソフトである。
Windows 95以前にはトップシェアを誇っていたが、その後はMicrosoft Excelにシェアを奪われ、2001年を最後に新バージョンの開発を終え、2013年に販売終了、翌年にはサポートも終了する。
1983年にミッチー・ケイパーによって開発された。彼はApple II向けの表計算ソフト、VisiCalcを開発したビジコープ社に入社、グラフ作成ソフトのVisiPlot、VisiTrendを手がけている。
すでに表計算ソフトは上述するVisiCalc、マイクロソフトのMiltiPlanなどがあったが、1-2-3では再計算処理の高速化、機能の充実、マクロやアドインによる拡張性で圧倒的な優位に立つことができた。
これによって他社の表計算ソフトを駆逐することとなり、同時にIBM-PCの売り上げにも貢献することとなった。
日本でも1-2-3は表計算ソフトの定番となり、当時人気のワープロソフトであった「一太郎」とセットでプレインストール、バンドルされることもあった。
しかし、 マイクロソフトがWindows 95とともに、Office 95をプレインストール販売する戦略を行うことで、大量の新規顧客にライバルのExcelが普及することとなり、1-2-3は一転して窮地に追い込まれた。
一方でWindows版の1-2-3では、マウスによる操作はサポートされず、ほとんどがキーボード操作に依存する操作環境だったことも、シェア低下に拍車をかけることとなった。
ロータスもワープロやプレゼンテーションソフトを開発してスーパーオフィスとしてワンパッケージ販売するも、時すでに遅し。同2001を以て開発を止めることとなった。
同製品はWindows Vista以降の動作に対応しておらず、 XPのサポート終了とともに存在を失うこととなる。
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