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PC-9801とは、日本電気(NEC)が1982年に発表した16bitパーソナルコンピューターおよび、
型名に"PC-9801"を持つ後継機種を指す。
通称「きゅーはち」「ぴーしーきゅーはち」
ニコニコにおいては、関連動画は主にPC-98のタグがつけられている。
PC-9801シリーズは90年代を代表する16bit/32bitパーソナルコンピュータ。「国民機」と呼ばれるほど普及した。主にビジネス向けをターゲットとしていたため、ゲーム処理には向かなかったが、その普及台数から商用ゲーム/フリーソフトウエアゲームも多数リリースされていた。その一部には、今日のエロゲ、エロゲ市場も含まれる。
同世代のパソコンには、PC-9800互換機であるPC-286/386/486/586シリーズ(EPSON)、X68000シリーズ(SHARP)、FM-TOWNS(富士通)、Macintosh(Apple)などがある。
大きく分けて、PC-9800シリーズは次の通りに分類される。
コンシューマー向け
特殊用途向け
また、一般的にPC-9801と言った場合、基準となるハードウエア構成が決まった「PC-9801VM/UV以降」を指す。
漢字グラフィックを表示するハードウエアを持っており、日本語を漢字かな混じりで快適に表示できた。この機能のおかげで、当時国内に入り始めていた安価なIBM-PC互換機(通称DOS/V機)に対してアドバンテージを持っていた。
対応OSはMS-DOS、Windows3.1/95/98(SE)/2000、N88-DiskBasic(86)など。
▲95年末のWindows95の登場によって、ハードウエアでの漢字表示能力が無くとも漢字を表示できるようになってしまった。当初のWindows95は対応するソフトも少なかったが、時間が経つにつれ対応ソフトが増えていき、相対的にPC-9801シリーズの優位性は薄れていった。逆に、元々の値段の高さ、DOS/V機に比べて技術革新の遅い、等の理由でじわりじわりと販売台数は減って行く。
97年、アーキテクチャを一新したPC98-NXシリーズが発表された。NXシリーズの中身は実質的にDOS/V機であり、PC-98シリーズは終了したと言える。
が、まだだ、まだ終わらんよ! とばかりに各地のパソコンおじさんは秘蔵の98を抱えているのは間違いない。ピポッ
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