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RPGツクールとは、
一般認識としては1.が最も多いであろうことが予測されるため、本記事では1.を解説する。
2.と3.は個別記事を参照されたし。
RPGツクールとは、エンターブレイン(旧アスキー)が開発・販売していたRPG制作ソフトである。グループの再編によって、2015年からはKADOKAWAが開発・販売を行っていた。
2020年からはKADOKAWA傘下のGotcha Gotcha Gamesがシリーズの開発・販売を手掛けている。UGC・インディゲーム事業の「株式会社Gotcha Gotcha Games」設立のお知らせ[外部] 2020.9.1
英語版では「RPG Maker」となる。
様々な命令・画像・音楽を組み合わせてオリジナルのRPGを制作することができる。画像・音楽はあらかじめ用意されたものの他、自分で作ったものも使用できる。シリーズ初期製品やコンシューマ版を除き、作成したRPGは遊ぶだけなら本ソフトを必要としない(あれば解析が出来る)ため、友人に遊ばせたりインターネットで配布したりする事ができる。
ちなみにSFC版などが発売された当時にはアスキー主催の「RPGツクールコンテスト」が行われており、最優秀賞をもぎ取ったユーザーには賞金1000万円が贈呈されるなど、その頃はまさにツクールの黄金期であった。
自分でゲームが作れるという夢のようなソフトであるが、シリーズを重ねていくにつれ「一応進化こそしてはいるが、あれやこれやの部分は劣化している」という例も多々あることがお約束に近くなっている。
特にコンシューマシリーズは地雷率も高く、期待が大きいとガッカリしてしまうことも多い。しかし、それを逆に魅力だと熱弁する剛の者もいる。
当然、後述のように完成度の高いツールも存在するし、PC版であれば概ねツールとしての完成度は良い。最も有名なのはRPGツクール2000など。
近年はそれぞれ際立った仕様となっていることを生かして、各々のツールの仕様を持ち味にして「ここが売り」とするようになっている。
真面目にゲームをつくろうとしているユーザーは、購入前に一応他人の評価に目を通したほうが得策である。
コンシューマシリーズは当たり外れが激しいので購入は慎重にするべきである。PC版はパッチで対応されるため、外れが出ても後々に舵取りが効く場合も多い。
なお『格闘ゲームツクール』などの亜種シリーズもいくつか存在する。
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