Nsenリクエスト難民避難枠とは、Nsenリクエストのあまりに高倍率な当選確率の戦争に敗れ、心荒んだ者たちが一時的に避難する生放送枠である。
概要
5/1のニコニコ動画(ZERO)と同時にリリースされたサービス、Nsen。
その詳しい内容は当該記事に譲るものとして、このサービスが生んだひとつの現象、そしてその現象が更に生んだ視聴者の嘆きについて解説する。
Nsenは視聴者からのリクエストを受け付け、その動画を視聴者全員で楽しむ…というサービスなのであるが、このサービスを沢山の人間が利用するうち、いつしか誰もが「そのこと」に気が付いてしまった。
リクエストがあまりにも通らないのである。(※ただし、00chオールジャンル以外)
より正確に言えば、長時間リクエストを出し続けても、一向に自分のアカウントが当選欄に載らないのである。
A「おかしい…何故当たらない…!?運営はやはり高額課金者を優先しているのかッ…」
B「あの有名曲は3時間おきにリクエストされて…!この曲だって、聴いてくれればきっと皆評価するのにッ…!!」
C「やったー今日当選3回目だー」
A・B「「!?」」
ということが本当にままあるのである。どういうことなの…。
もちろん、実際に発生しているのは上記の会話のような下衆の勘ぐりではなく、同時視聴者人数に比例してリクエスト当選枠が狭すぎるがために行き着かざるを得なかった現象であると思われる。また、よしんば当選してもリクエスト曲が実際にNsen上に流れるのは約2時間先のこととなる。あまりにも通らないがためにPC前を離れる時間ギリギリまで粘った挙句、当選したのにその場を離れなくてはならなくなった可哀想な紳士も多数目撃されている。
そういった様々な悲劇を背負った視聴者たちの荒みきった心を、せめて即時リクエストできることで慰めよう…という、あなたのやさしさを見つけ出しやすくなる一助となるべく、このタグは発生したのである。
もちろんこのタグが利用されている生放送でリクエストができたからといって、Nsen本家であなたがリクエストした動画が流されるわけではない。視聴者の絶対数も本家と比べれば少なくなることが予想されるため、「周知する」というにはパンチ不足になる可能性も否めない。
しかし、「埋もれているこの曲をどうしても紹介したい!」「該当タグが付与されていないために本家ではリクエストできない動画をどうしても知らせたい!」という方は、このタグを冠してある放送を訪れてみてはいかがだろうか。
きっと、今よりももう少しだけ、ニコニコできると思うから――。
補足
- 放送をする際には、タグを関すると同時にタイムシフト対応にすることで、視聴者があとから名曲を発掘しやすくなるかもしれない。もちろんこれは強制するものではない。
- ジャンルのタグ(『VOCALOID』、『東方』など)を並列して付与することはもちろん、放送タイトルもリクエストしているジャンルがわかりやすくなる工夫が求められる。
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