おっさんの大冒険とは (オッサンノダイボウケンとは) [単語記事]

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おっさんの大冒険とは、コンピュータRPG『Oblivion（PC版）』のゆっくり実況プレイ動画シリーズである。

概要

美しく広大な世界、MODによる高い拡張性……の辺りをどっかにおいてきたoblivion 動画シリーズ。
一般人かつ小市民のおっさんをロールプレイする事に最大の重点をおいており、メインのクエストや、ギルドクエスト等といったストーリー進行とは殆ど無縁。（サブクエストはちまちま進行している。）

正直、言葉だけでおっさんの大冒険の何たるかを語ることは難しい。ずっと半裸だったり、ストーキングしたり、突然山に篭ったり…素手格闘に固執したり、体力回復を怠ったり、スニーキングをする気がまるでなかったり…おっさんの一挙一動だけを見ても、他のオブリビオンプレイ動画とは趣を異にするのがわかるだろう。

奇行が多いため、ネタでやっているのか、ガチでやっているのか、しばしば判断がつかなくなる。だが、動画の内容がここまでカオスなのに何故かおっさんに愛着をもってしまうのがおっさんの大冒険の魅力であり不思議な部分であると言える。

意外とオブリの基本的な部分の解説、説明になる所も多く、oblivionを知らない人でも楽しくoblivionの世界を体験出来るという意味では初心者向けである。

また、おっさんの大冒険の魅力として、ボイス編集の巧みさが挙げられる。ゆっくりボイスは後付のものであるが、臨場感のあるおっさんの内面描写は非常に丁寧で、奇行に走るおっさんの心理を的確に表していると言えるだろう。よく引用されるバガボンドネタなどもそれとなくおかしさを「+」している。

登場人物

おっさん: 本作の主人公。冴えない外見の中年。
2009年の不況の波によって職を解雇され、ホームレス同然となった。
失われた自分の誇りを取り戻すためにシロディール中を巡る旅に出る。
冒険者ではないため、基本的には武器や魔法の類は扱わない。
だが、早々に世界の厳しさを知って妥協することに。
以降はメインともサブとも異なる独特の世界に視聴者を引き込んでいる。
性格は非常に卑屈。自分が優勢ならば驕り、不利になると助けを求める様は正に小市民の鏡である。下ネタ大好き。
倒した敵から装備を奪う事もあまり無く、強力な武器防具を手に入れてもいつの間にか手放している事が多いため、基本スタイルは上半身裸に革パンで定着している。なぜか靴をはかない。（右の画像）
修行したことで意外とレベルは上がっている。でもオブリは敵のレベルもプレイヤーと一緒に上がるので……。
ガード: シロディールの治安を護る公務員。
帝国に蔓延る悪党を成敗したり、変態をスタァァァップ!!!するのが主なお仕事。
おっさんの危機に颯爽と駆けつけるが、
おっさんからとどめを奪ったことであらぬ怨みを買うことになる。
「へいよーぐっつすっす」と言われたら、「なーに言ってんだあいつｗ」と返してやろう。
盗賊: 遺跡に巣食っているBand itたち。
おっさんがぶち当たった最初の壁。
素手のおっさんに現実の厳しさを教え、防具や武器の大切さを理解させた。
最期はガードの卑劣な一撃に倒れたり、おっさんの卑劣な罠に嵌って宿屋メンバーにフルボッコされている。
カニ: ゲーム中でMad clubと呼ばれるモンスター。作中屈指の雑魚キャラ。
ハイウェイマンに襲われるおっさんを颯爽と助ける。
しかし、おっさんからとどめを奪ったことで怒りを買い、撲殺される。
熊: オブリビオンでも強い部類に入る野生動物。（洋ゲーの基本として、熊＝強い）
おっさんが自分を取り戻すための修行で山に篭った際に現れた難敵。
数々の難行の果てに、おっさんが修行の締めくくりとして対戦相手に指名された。
余談だが熊と戦うと病気になる可能性が高いので注意が必要。
ロシェールたん: 本作のヒロイン。
おっさんの夢にできてた女性。現実でも運命的な出会いを果たす。
インペリアルシティ在住の既婚者だが、実はボンクラの亭主によって監禁同然の仕打ちを受けており、
今の境遇から誰かが自分を救い出してくれることを常に願っていた……というおっさんの妄想。
現実では酷いストーカー被害にあっており、窃盗や家宅侵入の被害にあったとのこと。
マゾガ: レヤーウィンにて出会ったシュレックオークの女戦士。
伯爵の代わりに話を伺いに行ったおっさんが、何故か敵討ちを手伝うハメになった。
その凄まじい戦闘力から、おっさんをビビらせ、姐さん(ハルク)と呼ばれる。
ブラックブルゴ討伐の手柄により騎士に任命され、マイハウスを得たおっさんと同居することとなった。