くくさま

くくさまとは、オンラインゲーム「マビノギ」に存在する有名プレイヤーである。自称冥王星から来た魔法使い。

 

概要

ネクソンの運営するオンラインゲーム「マビノギ」で「くくさま○○（○○にはひらがな2文字が大体入る）」という名を称したキャラクターを操るプレイヤーで、本人によると「くく様」ではなく「くくさま」までが名前である。

2010年頃までは、チート行為などによって運営からBANされることが多かった。2020年現在では10年近くBANされていない模様。2011年から使用キャラクター名は「くくさまりゆ」で継続している。

使用キャラクターの外見には強いこだわりがあるようであり、なんといっても特徴的なのは黄色をメインカラーにする点である。そのためくくさまを嫌うものは蔑称として「黄ばみ」などと呼んだりする。

髪は黄色で目は青く、エルフの耳をしている。頭パーツに「大きなリボン」、体パーツに「エレガントゴシックドレスショートタイプ」、足パーツに「バナレンリボンブーツ」を装着し、武器として「ウサちゃんのぬいぐるみ」を持つことが多い。衣装は大抵が黄色とピンクのカラーリングとなっている。

当初はマビノギプレイヤーとしてマビノギを題材としたサービスを開発運営していたが、徐々に活動の幅を広げてゆき、現在はマビノギと直接関係のないサービスも多い。YouTubeには歌ってみた動画まで存在する。

kukulu

kukuluは、くくさまが管理しているマビノギキャラクターのデータベースサイト。

普段は見えないデータが掲載されている点や、見られたくないデータ（同アカウントの他のキャラクターなど）を強制的に公開される点が議論や批判を巻き起こした。

開設から15年以上経過した2020年現在では類似のデータベースは他のゲームでも存在するが、kukuluは黎明期から存在し多くのプレイヤーにとって未知の存在であった。現在でも強い拒否感を持つプレイヤーは存在している。

キャラクターデータベース以外にも相場データベースやボスタイマーなども存在し、様々な意味でマビノギをプレイする上では避けては通れないサイトである。

kukuluLIVE

kukuluLIVEは、くくさまが管理しているライブ配信サイト。2011年から運営されておりライブ配信サイトとしてかなりの老舗である。2015年10月のだーすけの炎上配信で知名度が上がった。（ニコ生での事故と言われているがkukuluLIVEが正しい）

当初はマビノギの配信のみを受け入れていたが、現在はゲーム向け配信として独立したコンテンツとなっている模様。livetubeが閉鎖したことにより匿名でのコメントを好む利用者が流れ込み、ピークタイムの同時接続は1000人を超える規模になっている。

個人運営の配信サイトでありながら大手配信サイトと比べても機能は豊富で画質も良い。しかし治安はあまり良くない。

P-GO SEARCH＆MagicalGO

ポケモンGOのサーチツール（ポケモンの居場所がわかるツール）の開発者としてマビノギの垣根を越えて名が知られるようになった。

kukuluなどと仕組みは同様のグレーなツールのように見受けられるが事実上プレイに必須のアプリとなっている。

開発者が女性であることなどが注目されアプリの紹介に加えてくくさまも度々まとめサイトなどに取り上げられた。

MagicalDraw

MagicalDrawは、くくさまが開発しているお絵描きチャットサービス。JavaやFlashを使わずパソコンやスマホなどの区別なく一緒のキャンバスに描ける点などが支持され、「絵チャ」として国内最大のサービスとなっている。

pixivスケッチやタカミンなどが過去に存在したが、サービスの終了やFlashの廃止などによって利用が困難となり、それらの受け皿として機能している。

捨てメアド

MagicalDrawは、くくさまが開発している使い捨てメールアドレスアプリ。登録を必要とせず即座にアドレスを作成できることや、使い捨てアドレスサービスでありながらアドレスに期限がないなどの特徴がある。

有名である故に捨てメアドで生成したアドレスは登録時に利用できないサービスも多い（ニコニコ動画もそのひとつ）。ただしドメイン（アドレスの@以降）が定期的に追加されるため新しいドメインは利用できる場合がある。

大量のアカウントを量産したり嫌がらせでメールを送ったりすることもできる点で、グレーなサービスであるという見方もある。匿名で利用できるが違法な目的に利用すれば当然捕まるので注意。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• マビノギ