ひうち型多用途支援艦とは、ちいちゃな体でがんばっている軍艦である。
海上自衛隊所属、同型艦5隻。基準排水量980トンの小柄な体で海上自衛隊の中の人を助けるべくがんばっている。
普段は艦砲射撃の訓練支援を行っており、自航標的(言うなれば巨大ラジコンボート)の母艦として後部の多用途甲板に載せて訓練海域まで運んだり操縦したり、曳航標的(トレーラーのように引っ張る『的』)を引っ張ってたりしている。
また、放水銃を積んでいて消防船の様なこともできたり、5000馬力の小柄な体に見合わない強力なエンジンを生かしてタグボート代わりにエンジンが壊れて動けない自衛艦を曳航……引っ張って港へ帰ることができる。ちなみに最大の自衛艦であるましゅう型だって一隻で曳航可能だ。
地方隊所属護衛艦が護衛艦隊に召し上げられた上、ミサイル艇などの地方隊所属艦艇の削減もあり、港湾警備に対応すべく艦橋上部に12.7mm機関銃用の銃座が追加装備された。
また、1番艦「ひうち」の支援任務実績、特に潜水艦の発射済み長魚雷の回収作業における船体動揺による問題に鑑み、4番艦「げんかい」と5番艦「えんしゅう」は減揺タンク(船の横揺れを抑える装置)が艤装されている。
1番艦のひうちは福島第一原発事故の際、米軍提供の1万トンもの真水を積んだはしけ(エンジンのない船)を現場まで曳航しており、その姿がマスコミに公開されている。
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最終更新:2024/04/24(水) 23:00
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