そして私は見た。
ゴジラ:アウェイクニング<覚醒>(Godzilla:Awakening)とは、映画「GODZILLA ゴジラ」の前日譚となるスピンオフコミックである。
映画の制作会社レジェンダリー・ピクチャーズのコミック部門レジェンダリー・コミックスより2014年5月7日出版された。邦訳はヴィレッジブックスより発売。
映画本編の脚本家の一人であるマックス・ボレンスタインがライターとして参加している。
これまでにゴジラを漫画化したアメリカン・コミックスはマーベル・コミックス(1977年~1979年)、ダークホース・コミックス(1987年~1999年)、そして2011年から始まったIDWパブリッシングによるシリーズなど、様々な出版社と世界観によって描かれてきたが、今作は秘密研究機関モナークを軸とした「モンスターバース」の中の一作である。
1980年、芹沢猪四郎の年老いた父(以後芹沢)は彼を東京の自宅に呼びつけ、世界から隠された自身の活動について語り始める。
1945年8月6日8時15分、原子爆弾投下により地獄と化した広島の街中で、芹沢が生まれたばかりの猪四郎を探し救い出した時、空を飛ぶ不吉な影を目撃するのだった。
1年後、ダグラス・マッカーサー率いる秘密機関モナークの日米混成部隊に配属された彼は、世界各地での空飛ぶ怪物の目撃証言を何年か追い続ける、そして最終的に「ゴジラ」という名のもう一匹の怪物の存在に行き当たった。[Chapter 1]
1953年、モナーク部隊司令部で息子と共に過ごす芹沢だが、そこへ会議に出頭するようショウから通達される。特殊な分野の権威であるザマレク博士と死の群れやゴジラに関する互いの研究成果を披露しあい議論を深める。そして芹沢は死の群れの脅威に対しゴジラを発見し戦わせるという結論に達するのだった。
その少し後、標本化されていた死の群れの断片が脱走し一気に成長し海へ向かう。芹沢は独断でその後を追いゴジラを見つけることを決意。息子に別れを告げボートに乗り込む。[Chapter 2]
1954年、南太平洋のモーンスタ島で現地住民から2匹の怪獣が現れたとの報告を受ける芹沢。彼は島民を避難させながら、ゴジラと死の群れの戦いを初めて間近で目撃するのだった。
後日、島に残った死の群れの残骸を確認するモナークたち。死の群れは生き残っており、ゴジラに彼らを倒させるべきと主張する芹沢だったが、モナーク司令部はビキニ環礁を目指すゴジラの核による迎撃を決定する。
マッカーサーに直訴する芹沢に、彼はこう言い返した「守るんだ、どんな手を使っても」
かくしてゴジラを葬るための水爆による攻撃が実行される。[Chapter 3]
私が話しましょう。
何もかも吹き飛ばしてしまうだけじゃない。
この先もずっとこの地に消えない毒を残すんだ。わかってくれないか、
世界の終わりが来るんだ…
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最終更新:2024/04/25(木) 19:00
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