サクラコードとは (サクラコードとは) [単語記事]

サクラコードとは、妖怪絵師・みなぎ得一がコミックガムにて描いていた漫画である。

概要

2013/4/26発売のコミックガム(2013年 6月号)より連載、同誌休刊(2015年 7月号)に伴いWeb媒体「WEBコミックガム」に移籍し2019年 9月18日まで連載された。単行本は全6巻。

2013年 8月号の巻末一言によると、サクラコードは「足洗邸の住人たち。」の外伝とのこと。

大召喚後に、魑魅魍魎によって輸送物資が狙われる事が多発した為に発生した業種「輸送鎮伏屋(ロードハンター)」で名を馳せている鹿葦津姫と石長姫の2人を中心に描かれる物語。
舞台は、中央(関東)から西へと進み、最終的に九州へと向かうようだ。

登場人物

吾田・石長(アタ・イワナガ)
- H.N：秘密ノ花園(バーネット)
- 武装大型トレーラーである「灰撒翁・満善車王(マンゼンシャオウ)」を運転する輸送鎮伏屋。「宝鎧・無量寿王(ムリョウジュオウ)」を纏い、マグネ流の磁極拳を遣う。
- 乙女その1(姉)。木花知流比賣(コノハナチルヒメ)、死ノ華散ラス姫、とも呼ばれる。
- 神話でのイワナガヒメとニニギの確執から、創作でのイワナガヒメは男嫌い・苦手、といった設定で描写される事がよくある。今作でも山都から福太郎について揶揄されているので「男性」に対するナニカがある事が伺える。
- 満善車王は、怪異を索敵・検索する機能を持っていたり、怪異をある程度迎撃できる装備を備えていたりと、割とハイスペックなようだ。
- 鹿葦津と石長の2人組は「桜石姉妹(フラワーシスターズ)」と呼ばれ、同業の中でも特に名が知られている。略称はフラシス。
吾田・鹿葦津(アタ・カシツ)
- H.N：桜ノ園(チェーホフ)
- 「宝銃・開敷華王(カイフケオウ)」を持つ、輸送鎮伏屋。
- 乙女その2(妹)。木花咲耶比賣(コノハナサクヤノヒメ)、血ノ華咲カス姫、とも呼ばれる。
- お酒がとても好き。石長への呼称は「姉さん」。
- 言葉遣いは「お酒頂いても良かですか？」「良か兄さん」などから考えると、九州系の方言かもしれない(テキトー)。基本的には敬語のような言葉遣いで、この言葉遣いは、みなぎ作品における神族によく見られる特徴の一つでもある。
田村・福太郎(タムラ・フクタロウ)
- 人間。28歳。足洗邸最終巻にて、満善車王により九州まで運ばれたとの事だが…。
- ちなみに足洗邸最終話では、中央(足洗邸)に戻ってきている。その際には髪が短くなっていた。また、旅先でコピー如意機を使用(コピーが使われると、オリジナルはコピーの位置がわかる)した事により、義鷹と合流していた。
山都・摩耶(ヤマト・マヤ)
- H.N：黒イ子猫(ゾロトコフ)
- ゴスロリな格好をした猫人の輸送鎮伏屋。女。
- 名前の元ネタはヤマト運輸か。
砂川(サガワ)
- H.N：？？？
- ラーメンマンのような顔をした、ガタイのいい輸送鎮伏屋。男。
- 薀蓄を語る事が好きなようだが、他人が自分以上の知識を語る事は嫌いな模様。名前の元ネタは佐川急便か。
吉本・喜激(ヨシモト・キゲキ)
- 音声変換拳の使い手で、雷神会の中心人物の一人だった。
三波・鋼鉄(ミナミ・コウテツ)
- マグネ流の開祖で、雷神会の中心人物の一人だった。
- 「大召喚」の際に現れた魔人との戦いで瀕死の重傷を負うが、西比田・金屋子の手術により「鋼鉄武人(マグネボーグ)」として復活。マグネ流を広める。
マーク・グレイマン
- ミステリーアーツの使い手で、雷神会の中心人物の一人だった。
西比田・金屋子(ニシヒダ・カナヤコ)
- サイバネティクス技師。三波・鋼鉄にサイバネティクス手術を施した。

巻末一言など

2013年6月号「第一華」、表紙カラーイラスト、ポスター付属、26P
- 足洗が終わっていろいろ忙しいなかで始めたので資料が足りません。
  来月は資料集めします。大して面白い事も描けませんが半目で見てください。
2013年8月号「第二華」、見開き3P、22P
- サクラコードは足洗の外伝です。
  コミックス一冊分ぐらいでまとめられればいいなぁと思ってます。
2013年9月号「第三章」、12P
- 最近いきなり暑くなったので料理する気力がなくなり決まった時間に外食で済ましているので何となくバイオリズムが良くなったような気がします。気が。
2013年10月号「第三章-ニ」、10P
- ニコニコホラー百物語を毎日視聴してても一向に冷えないほど今年の夏は暑いんですけど。地球の温度調節どうなってんの？
2013年11月号「第三華-三」、表紙カラーイラスト、見開き2P、18P
- ガム17周年おめでとうございます。創刊2号からお世話になっていますが私も年取るわけですね。ちなみに私は来年でデビュー20周年なので何かください。
2013年12月号「第三華-三」、10P
- 『パシフィック・リム』は今の日本が作る事が出来ない素晴らしい作品でした。2にも期待。だがギレルモ・デル・トロよ『ヘルボーイ』の3はどうした？
2014年1月号「第三華-四」、10P
- ”TF4”が楽しみすぎるから早く来年とかになるといいよね。
2014年月号「」、P
- ？