シティコネクションとは (シティコネクションとは) [単語記事]

4.の概要

15歳の少女、クラリスが理想の男性を捜し求めて愛車であるクラリスカーで世界中を走り回るが、行く先々の国でパトカーに追い回されるというストーリー。

縦4階層あるライン（ハイウェイらしい）を自機のクラリスカーで全て塗りつぶすのが目的。自機は慣性があり、ジャンプ、向きを反転させるなど操作には慣れが必要である。敵キャラのパトカーにはオイル缶を投げることでスピンさせ、さらに体当たりでボーナスが加わる。オイル缶は道端に落ちているものを拾うことで入手できる。

風船を3つ手に入れると別の面にワープしたり、各面（世界の国の名所の背景になっている。パトカーもそれに応じて各国仕様のものとなっている）ごとに隠しフィーチャーが仕込まれており、ジャレコの遊び心を感じさせる作りになっている。ファミコン版6面、アーケード版12面の無限ループ。

2023年 9月27日には、シティコネクション許諾の下で、ハビットソフトが「もし、シティコネクションがアーケード版の要素のままメガドライブに移植されていたら」という“もしも”の可能性を現実にしたIF シリーズの第2弾として発売された。（ちなみに、第1弾はゲームボーイ向けの「燃えろ!!プロ野球ホームラン競争 GB」）

9月27日はファミコン版の発売日であり、ファミコン版38周年の記念日に新たな機種でのシティコネクションシリーズの新作が発売されることとなった。

アーケード版は12面ループだが、ファミコン版は6面ループ。さらにMSX版は横スクロールではなく画面を切り替える等ゲーム仕様が異なる。
ゲームで流れるBGMはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章のアレンジである。
第1ステージのイントロ BGMがMOTHERの「おにいさん」戦の曲に似ていることで有名。
クラリスの乗っている車はホンダ・シティ初代AA 型がモデルである。
テレビCMでクラリスを演じているのは川浪葉子。
実はファミリーコンピュータで初の人間の女性の主人公がクラリス。と言っても、設定上というだけでゲームに本人は幕間のデモにしか出ないのだが……。「人間の」というのは、直前に発売されたタイトル「プーヤン」の主人公も「子豚のプーヤンのお母さん」、つまり女性であるため。

だが、肝心のクラリスがエセ日本語をしゃべる金髪少女に変貌しており、オリジナル（青髪）とは似ても似つかないキャラになっている。こんなのクラリスじゃねえorz

2004年に携帯電話アプリで出た「シティコネクション・ロケット」ではストーリー、システムに大幅に手が加えられている。もっともおじゃまネコは相変わらず登場する。

あの騒動の後、国連のエージェントとなったクラリスが悪の秘密結社スピリタスから超機密書類を回収する話。なお、クラリスの声を演じているのはGUNばれ!ゲーム天国の時と同じ、吉田小南美。

フィーチャーフォン向けゲームでガラケー市場がほぼ潰えてからは遊ぶ手段が非常に限られていたが、携帯電話向けリリースから実に17年後の2021年 4月28日より、Nintendo SwitchのG-Mode アーカイブス+レーベルにて配信が行われている。お値段は当時と同じ500円。ワンコインで楽しめるのでオススメ。

2019年 6月より、ファミコン版が配信されている。上記の通り、「ロケット」やアーケード版もアーケードアーカイブスでDL販売されているので、Switchを持っていればシリーズ全作品を一挙に楽しむことが可能。^[1]

レコードレーベル「クラリスディスク」でレトロゲームのサウンドトラックを出している会社。社名の由来はもちろんゲームの「シティコネクション」である。レーベル名及び同社のオンラインショップ名の「クラリスショップ」も本作の主人公に由来し、ショップのロゴマークには8bit ドットでクラリスカーとクラリスが描かれたものとなっている。公式 Twitter アカウントでは新規に書き下ろされたアニメ調のクラリス&カーが採用されている。

2013年にジャレコのIPを引き継いでいる。^[2]