ショウグンギザミとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。別名「鎌蟹」。通称「ギザミ」。
ダイミョウザザミと同じ蟹型の「甲殻種」。 ガミザミという小型の蟹もおり、これが幼生とされる。
クエストタイトルではその名の通り「将軍」と呼ばれる事もある。
通常種は青、亜種は朱色。生息地は、火山,沼地。
甲殻種 | |
---|---|
ショウグンギザミ | |
別名 | |
通常種 | 鎌蟹 |
亜種 | 朱鎌蟹 |
二つ名 | 鎧裂 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
ガミザミが大きく成長した姿。ダイミョウザザミとは近縁種だが、強さはショウグンギザミの方が上。このため新米ハンターはギザミとの交戦を規制され、中盤以降で解禁となる。
ギザミ最大の特徴は両腕の鎌。普段は折り畳まれているが、ひとたび激昂すると鎌を展開して襲い掛かってくる。ギザミ自体手数が多く、そこへリーチの長さが加わるので攻撃は苛烈なものになる。酷い時にはハメ殺しの憂き目に遭う。ザザミが盾と称されるのに対し、ギザミは矛と称される。鎌は部位破壊する事が出来、攻撃を与え続けると砕けてリーチが下がる。しかし片方でも破壊すると、ギザミは危機感を覚えて怒り状態が永続的に続くようになってしまう。
食性は不明だが、地面を鎌でつついて何かを食べている様子が見られる。小さい虫でも食べているのだろうか。
ダイミョウザザミと同じく地中に潜る事もあるが、天井がある場所では鋭い爪を使って天井を移動する。
殻を破壊されると地中に潜り、闘技場のクエスト以外では新しいものをどこからか(ただし出現フィールドごとに決まっている)調達してくる。ただし、この行動は1回だけで、新しく調達してきた殻を破壊されてもまた新しく殻を調達はしない。殻は3種類あり、謎の頭骨、巻貝、グラビモスの頭蓋骨のどれかを背負っている。
ちなみにこの謎の頭骨は『ハンター大全2』の「エンシェントレリック」武器の説明によると、リオレウスやリオレイアなどのリオス種の頭骨だということが判明している。
火山のような僻地に住んでいるせいか悪食とみなされており、その肉は美食界でも異端の存在とされている。
もし食べたくなったときは顔と正体を伏せた状態で依頼を出すらしい。
ちなみに甲殻種は食性によって体色が変わるらしく、ショウグンギザミ亜種は生物学的に言うと亜種ではない。
そのためか素材も「鎌蟹の朱○」といった通常種の別名が使われている。
初登場以降、どのシリーズにおいても下位中盤辺りで登場。
MHP2Gの亜種はG級の★2で登場し、殻はとても固く、地上ブレス(立ちション)も亜種のみしてくる。
ショウグンギザミはとてもすばやく、怒ると攻撃範囲が広くなり、回転攻撃などを多用する。避けるのにスタミナ切れでフルボッコにしてくる戦法が得意。
この為、鈍重ながら一撃が重いダイミョウザザミとは、似ても似付かない好対照なモンスターである。特にその熾烈な攻撃は、ソロで挑むと残虐無比の殺戮者に変貌する。
地中からの奇襲、天井からのブレス噴射など近接ハンターが何もできない所謂「理不尽攻撃」を多用することでも知られている。(ただしフルフルと違い、天井の高さによっては打ち上げタル爆弾が届く)
このためショウグンギザミ亜種の討伐TAはいわゆる「運勝負」となり、上級者からは(ナルガクルガやティガレックスと比べて)嫌われている。
反面、4人で取り囲んで麻痺らせるとあっという間に片付く事も有名で、金や素材を稼ぐ為ハンター達に乱獲されることもあったりする。
また、ショウグンギザミは殻を壊されるとエリア移動して殻を取りに行く。このとき殻は3種類あるのでランダムだが、亜種は100%グラビモス亜種の殻を再装着する。
MH3以降はリストラ状態だったがMHXにて復活。
一部の動作には微妙な調整が加えられ、さらにその攻撃にはハンターが動く度にスリップダメージを与える裂傷効果(セルレギオスのアレ)が付くようになった。
続くMHXXのG級個体は、鎌を打ち鳴らした直後にこちらに向かって飛びかるように斬りかかって来るという新しい攻撃技を使うようになっている。
一方では今までと違って鎌を壊しても常時怒り状態にはならなくなっている。
さらにMHXXでは二つ名を冠する個体が追加。
背中に斬竜ディノバルドの頭骨を殻として背負った個体で、またの名を“鎧裂(よろいざき)”と呼ばれる。
その頭骨の顎の部分で鎌を研ぎ続けた結果として、鎌の形状が微妙に変化しているのが特徴で、こいつもディノバルドと同じくその顎で鎌を咥えさせてそれを離した際の反動で大回転しながら斬りかかるという攻撃を繰り出し、しかもこの攻撃はハンターを裂傷状態にするだけでなく、鎧裂の名の通りハンターの防御力を下げてしまうという厄介な性質まで秘めている。
また通常種と違ってたとえ殻が壊れていなくても殻の交換を行う事があり、ディノバルドからグラビモスの頭骨に交換した後は今度は様々なパターンで水ブレス攻撃を行うようになるなど、遠距離の相手に対しても隙の少ない戦法を編み出しているのも特徴である。
MH2続投組。
MHP2Gで追加されたガンナー対策行動がないのでガンナーでもやり易い。
余談だがMHFでは団ギザミ40魂という狩人祭ネタがある。
MH2から主に沼地で水晶などの運搬アイテムを利用したハメが存在し、変種特異個体の頃に少し流行した。
MHF-G当初(2013/4/17)からG級対応。難易度は★3。
潜航行動がMHP2G仕様に近づいている。
MHFシーズン10(2011/1/26)実装。
特異個体ザザミのモーションや毒ブレスを使い、通常個体にもまして機械的な動きでハンターを処理しようと向かってくる。
爪を突き刺しながら前進、その場で何度も爪を突き刺す、ハンターの真上にジャンプして脚を突き刺す、潜航しハンターの真下から飛び出す、など各種行動に強震動が付与されているため、耳栓を切ってでも耐震+2をつけるのが一般的。
ショウグンギザミをモチーフにした女性ハンター用髪型「ギザミシックル」が初音ミクに似ている(というか、そのまんま)。
オンラインで、髪型がギザミシックルで色がミクと同じ色(詳しい色名求む)にしているのを見かけたら、そのハンターを操作しているプレイヤーは間違いなくミク厨である。
紫色または菫色にして柊かがみっぽくしているハンターも見かけるが、こちらはむしろダイミョウザザミをモチーフにした髪形「ザザミ結び」のほうが近い。
掲示板
279 ななしのよっしん
2022/10/17(月) 19:35:56 ID: rL508+mVWt
サンブレイクの方の大技で両腕の鎌を「キン!キン!」鳴らして飛び掛ってくる大技は大好きだな。
トリコが技繰り出す前に両腕擦り合わせてキンキン鳴らしてるのを思い出す
280 ななしのよっしん
2022/12/02(金) 23:54:34 ID: M/hrwH8Kta
281 ななしのよっしん
2022/12/21(水) 21:06:14 ID: P9pQXAWbzy
今は殆どの武器がガードかカウンター技持ちになってるから良いけど、2ndGの頃の環境でこいつがノーモーション攻撃連発してたの改めて考えるとヤバすぎ
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最終更新:2024/04/23(火) 15:00
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