ジャスティン・アップトンとは (ジャスティンアップトンとは) [単語記事]

ジャスティン・アップトン（Justin Upton、1987年 8月25日-）とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー（外野手）である。

概要

無所属
ジャスティン・アップトン Justin Upton
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	バージニア州
生年月日	1987年 8月25日
身長体重	188 cm 93kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	外野手
プロ入り	2005年 MLBドラフト1巡目
経歴
グレート・ブリッジ高等学校アリゾナ・ダイヤモンドバックス(2007年-2012年) アトランタ・ブレーブス(2013年-2014年) サンディエゴ・パドレス(2015年) デトロイト・タイガース(2016年-2017年 8月) ロサンゼルス・エンゼルス(2017年 8月-2021年) シアトル・マリナーズ(2022年 5月-7月)
メジャーリーガーテンプレート

2006年に遊撃手から外野手に転向した。

2008年は開幕ロースター入りしたが、5月から打撃不振に陥った。

2009年からレギュラーに定着。オールスターに初めて選出された。138試合に出場し、打率.300、26本塁打86打点。

2014年は154試合に出場し、初めて100 打点以上を突破した。自身二度目となるシルバースラッガー賞を受賞。オフにトレードでサンディエゴ・パドレスに移籍した。背番号8。

2015年は150試合に出場し前年より数字を落としたが、2012年以来の二桁盗塁を記録した。オフに再びFAとなった。

2017年は27試合に出場していた。

2017年 8月31日にトレードでロサンゼルス・エンゼルスに移籍した。背番号は9。エンゼルスでは27試合に出場。合計152試合の出場で、キャリアハイの35本塁打を記録した。

2018年は8月にワイングラスで左指を負傷して故障者リスト入りした影響もあり145試合に留まり、30本塁打、85打点だった。

2019年は開幕前に左足のつま先を負傷し2ヶ月ほど離脱。9月中旬には右ひざの治療で離脱したため、63試合の出場に留まった。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合に短縮。開幕前にはMLB 公式サイトによってメジャーで最も怖い6番打者になる可能性がある選手に選出された。42試合の出場で打率.208、9本塁打、22打点だった。

2021年は右腰の故障に悩まされた影響で、89試合の出場に留まった。2022年開幕前にDFAとなった。

2022年 5月21日にシアトル・マリナーズと契約した。マイナーで調整を経た後、6月17日のエンゼルス戦で出場したが、第3打席で頭部死球を受けた。その影響か、17試合の出場で打率.125、1本塁打、3打点と結果を残せず、7月22日にマイナー落ちし、自由契約となった。

5ツールプレイヤーであることや、驚異的な身体能力を持つことから、ケン・グリフィーJrと比較されやすい。
打撃は三振が多いなど調子の波はあるが、10年連続の二桁ホームランやほぼ毎年8割から9割のOPSを記録する長打力を持ち味とし、3度のシルバースラッガー賞を受賞している。加えて走塁や守備も高水準な5ツールプレイヤーに近い存在の中堅野手である。外野では主にレフトを守ることが多い。
兄は同じくメジャーリーガーのB.J.アップトン。兄はかつてタンパベイ・レイズに所属していた際、岩村明憲との交流が度々報じられた事もあって日本の野球ファンからも知名度がある。その為アップトン弟などと呼ばれることも多い。
ニックネームは「JUP(ジェイアップ)」で、エンゼルス公式やファンからも度々この愛称で表記されている。
2017年オフにデトロイト・タイガースからトレードを選択し翌年再びアップトンと同僚となったイアン・キンズラーは、シーズンオフにアップトンとエンゼルスの話をして魅力を感じたことと、大谷の獲得を移籍した理由として挙げている。

年度 Year	球団 Team	試合 G	打席 PA	打数 AB	得点 R	安打 H	二塁打 2B	三塁打 3B	本塁打 HR	打点 RBI	盗塁 SB	犠打 SH	犠飛 SF	四球 BB	死球 HB	三振 SO	併殺打 GDP	打率 AVG	出塁率 OBP
2007年	ARI	43	152	140	17	31	8	3	2	11	2	0	0	11	1	37	3	.221	.283
2008年		108	417	356	52	89	19	6	15	42	1	0	3	54	4	121	3	.250	.353
2009年		138	588	526	84	158	30	7	26	86	20	1	4	55	2	137	10	.300	.366
2010年		133	571	495	73	135	27	3	17	69	18	1	7	64	4	152	20	.273	.356
2011年		159	674	592	105	171	39	5	31	88	21	0	4	59	19	126	8	.289	.369
2012年		150	628	554	107	155	24	4	17	67	18	0	6	63	5	121	7	.280	.355
2013年	ATL	149	643	558	94	147	27	2	27	70	8	1	4	75	5	161	12	.263	.354
2014年	ATL	154	641	566	77	153	34	2	29	102	8	0	8	60	6	171	10	.270	.342
2015年	SD	150	620	542	85	136	26	3	26	81	19	0	5	68	4	159	10	.251	.336
2016年	DET	153	626	570	81	140	28	2	31	87	9	0	2	50	4	179	15	.246	.310
2017年	DET	125	520	459	81	128	37	0	28	94	10	0	1	57	3	147	6	.279	.362
2017年	LAA	27	115	98	19	24	7	0	7	15	4	0	0	17	0	3	3	.245	.357
17計		152	635	557	100	152	44	0	35	109	14	0	1	74	3	150	9	.273	.361
2018年		145	613	533	80	137	18	1	30	85	8	0	6	64	10	176	12	.257	.344
2019年		63	256	219	34	47	8	0	12	40	1	0	5	32	0	78	5	.215	.309
2020年		42	166	147	20	30	5	0	9	22	0	0	1	11	7	43	6	.204	.289
2021年		89	362	318	47	67	12	0	17	41	4	0	3	39	1	107	11	.211	.296
2022年	SEA	17	57	48	2	6	1	0	1	3	0	0	0	6	3	23	1	.125	.263
MLB：16年		1845	7649	6721	1058	1754	350	38	325	1003	151	3	59	785	78	1971	142	.261	.342

機構	守備位置 Pos	試合 G	刺殺 PO	補殺 A	失策 E	併殺 DP	守備率 Fld %
MLB	中堅手	7	14	0	0	0	1.000
	左翼手	1025	1819	39	39	2	.979
	右翼手	773	1542	25	50	7	.969