ニンニク 単語

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ニンニク

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ニンニク(大蒜, オオビル, ヒル)とは、ネギ属の多年で、香辛料や食用として用いられる。ガーリックともいう。

概要

ニコニコ大百科植物
ニンニク

にんにく

分類 (クロンキスト)
ユリユリ科ネギ
APG)
クサスギカズラ(アスパラガスネギネギ
学名

Allium sativum

Allium→「匂い」をとするニンニクのラテン語古名から
sativum→栽培された

ネギAlliaceae

ニンニク- ネギ - タマネギ - ニラ

このテンプレートについて

植物として

ヒガンバナ科(旧ユリ科)ネギ属に位置する多年植物中央アジア原産で、流通している多くが中国産である。日本国内でも栽培されていて、70%青森県産が占める。

栽培する場合、9月から11月頃に植え付けを行う。日当たりとはけが良い場所に置き、越させる。が訪れると芽が生長。芽が出た場合は間引き、エネルギー駄を減らす。ちなみに芽は食用にもなる。収穫時期は5月から6月頃。葉っぱ黄色くなったら引っこ抜き、収穫する。

球根部分は香辛料や食用にされ、茎の部分もニンニクの芽として食用にされる。

食べ物として

ニンニクの旬は6月から8月の間。

香気成分・アリシンの元となるアリインを含んでいる。また、旨味成分・グルタミンも豊富。

疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を助ける働きを持ち、また新陳代謝を促進する成分も多く含むため、精のつく食べ物として知られる。夏バテ予防など、体力をつけたいときには最適な食べ物である。香りが強いため、食欲を掻き立てるための味付けにも用いられるほか、食材の臭みを消すときにも有用である。

ニンニクには最強の抗がん作用がある事が明されている。また血栓を溶かす作用や高血圧予防効果、血液サラサラ化、血糖値下降などもあり、美容にも有用と八面六臂の活躍をする。さらに、アリインがビタミンB1と化合して"アリチアミン"となり、過度のストレスを緩和して精を安定に向ける効果があるとされる。しかし殺菌作用があまりにも強すぎるため、大量摂取すると腸器官を傷つける副作用を招く。適量は一日一かけから四かけ。

臭いについて

一般的にニンニクは、食べた後口が臭くなる食べ物の代名詞として認識されている。

ニンニクの細胞が破壊されると、別々の細胞内に入っているアリナーゼとアリインが化合することとなり、アリインがアリシンに変化する。
このアリシンが臭いのもととなる原因である。

そのため、細かくすりおろすほど臭いが増す。ワサビと同じである。
ニンニクの香りを引き出したい場合は、丸ごと使うより、すりおろすとよい。

逆に、食べた後の臭いを消したい場合は、牛乳を飲むのが効果的である。牛乳たんぱく質が、アリナーゼとアリインの化合を阻するからである。
また、緑茶コーヒーを飲んだり、リンゴを食べたりして、これらが含むポリフノールカテキンの消臭作用に頼るという方法も、効果があると言われる。

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最終更新:2024/04/25(木) 13:00

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