ノドンとは、北朝鮮がソ連のスカッドミサイルを基に開発した準中距離弾道ミサイル(MRBM)の呼称である。
北朝鮮初の弾道ミサイルであり、最大射程が2,000㎞である事から、準中距離弾道ミサイル(MRBM)に分類される。
最初に発見された地名が北朝鮮の日本海側の蘆洞(北朝鮮語読みでロドン(로동、Ro-dong)、韓国語読みでノドン(노동、No-dong))であった事からアメリカのコードネームとなり、西側諸国ではこの名前かNATOによる呼称である単なるスカッド(Scud)と呼ばれている。当初は音の同じ「勞動」と誤解され、一時期日本のメディアではこれに対応する「労働◯号」等と表記されていた
北朝鮮での名称は「木星」(목성、ムクソン)または「火星7號」(화성 7호、ファソン・チルホ)らしい。
1980年代からソ連のスカッドミサイル(火星)を基に開発が行われ、1990年初頭には開発が終了したとされる。
1993年には試射を行った後、量産配備されている。
また輸出型が、イランやパキスタン、リビアに輸出された。
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最終更新:2024/04/25(木) 07:00
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