ハレルヤオーバードライブ!とは (ハレルヤオーバードライブとは) [単語記事]

ハレルヤオーバードライブ！とは、高田康太郎がゲッサン（月刊少年サンデー）にて連載していた漫画である。全15巻。

概要

軽音楽部が認められない学校でバンドをやるため、公開実験と称してゲリラライブを敢行する金属理化学研究部、通称「メタりか」を舞台にしたハイスクールバンドラブストーリー。

ライブシーンでは、キャラごとにスタンド様々な動物が登場する。キャラの実力に比例して成長するようだ。後半になると出てこないけど・・・

作者が畑健二郎の元アシスタントだった縁で3巻のカバー裏に三千院ナギが登場している。

ストーリー

中学卒業時に片思いの女の子に自作の歌で告白するもフラれた主人公、朝桜小雨。
リベンジのために高校でバンドを始めることを決意する。

が、進学した明狼学院には軽音部はなかった。というか禁止されてた。
どうしても軽音部でバンドがやりたい小雨の前に現れた少女、空次ハル。彼女は言った。

「音楽の魔法を信じるかい？」

彼女に導かれて「金属理化学研究部」の「公開実験」を見た小雨は、楽しげにドラムを叩くハルに恋をする。

ハルに想いを届けるため。ハルの「希望」を取り返すため。
小雨に恋する美名神麗、ハルを巡る恋敵の九森冬夜とバンド、ティアドライブを結成した小雨。
バンドを大きくするべく練習したり、ゲリラライブを強行したり、合宿したり、たまには息抜きをしてみたり。そんな彼らの青春バンドラブストーリー。

登場人物（担当パート）

ティアドライブ

朝桜小雨（ギター＆ボーカル）: 主人公。公開実験（ゲリラライブ）でハルに恋をし、メタりかに入部する。
「スイッチ」が入ると観衆を魅了する雨粒のような声を出すことができるが、なかなか発動しない。
麗の好意に気づかないなど、恋愛感情には鈍い。
美名神麗（ベース）: 大財閥の娘で1年生。生徒会長を目指して問題のある部の摘発を進める途中で小雨に出合い、一目惚れ。
バンド経験はないが、音楽理論を持ち合わせていた。タンポポからベースを譲り受け、小雨とバンドを組む。
タンポポからバンド内恋愛はダメだと釘を刺されているため、心の中での葛藤がしばしばある。
九森冬夜（ドラム）: 小雨、麗らの同級生でハルに恋する小雨の恋敵。
…なのだがあまりにもしつこく告白を繰り返したため、ハルには相手にされてない。
兄に対抗すべく様々なバンドを渡り歩いていたが、小雨の実力を（一応）認め、ティアドライブのドラムとなる。
御堂　楓（キーボード）: 冬夜がティアドライブのために連れてきた2年生。小さいもの好きのなんだかつかめない人。
以前は学外のバンドで浅緋の右腕だったが…。
万城目若葉（ギター）: 愛葉の妹で1年生。冬夜と同じ中学の出身。
姉に引けを取らないテクニックを持つが、引っ込み思案。中学時代にいろいろあってギターから離れていたが、
校内ゲリラライブからティアドライブに加わる。

メタルリカちゃん

空次ハル（ドラム）: ヒロイン。身長が低く、パッと見では中学生に見えるといわれるがそれでも３年生。それでも副部長。
一人称は「ボク」。恋愛に関してはとことん鈍い。最近はそれでも小雨を意識し始めたようである。
ナイチチーズサブリーダー。警察官の兄がいる。
鷹木由多呵（ボーカル）: 金属理化学研究部の部長。3年生。その体格からドラム担当だと間違えられることがしばしば。
しかし、1年生のときは背の高いイケメンだった。どうしてこうなった
 実家は寺。部の存続のためにいろいろと手を打っている。
万城目愛葉（ギター）: メガネ＆巨乳の2年生。普段はおとなしいが、ギターを持つと豹変する。
色恋沙汰には疎いが、誰かが妹に手を出したら容赦はしない模様。
橘タンポポ（ベース）: イギリスと日本のハーフで2年生。ナイチチーズリーダー。
態度が大きく口も悪いが、恋バナには敏感。
鷹木に想いを寄せているが、バンド内恋愛になるため行動を起こせないでいる。

サポートメンバー

御角日向（キーボード）: 明狼学院の現生徒会長。 3年生。
実はナイチチーズメタりかの元メンバー。口が悪い。（でも親しい人にはやさしい。）
金属理化学研究部を学校から守るために生徒会長にのし上がった。
小出マリア（ギター）: 楽器屋の娘で2年生。とても背が高い（188 cm）。
文字通り「金属の研究をするために」メタりかに入った人物。彼女自身もギターは弾くのだが。
小雨が序盤で彼女に預けたイカギターは魔改造されている。