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バフ

バフbuff)とは、電子ゲームの一つで使用者側に好ましいステータス上昇効果を引き出す術・技・呪文魔法アイテム、およびそれらによる各種ステータス変動作用をす言葉である。これとは反対に相手側に対して好ましくない効果を与えるものはデバフdebuff)と呼ばれる。

概要

一説によれば、元々は1999年からSony Online Entertainment(SOE)が提供していたMMORPGEverQuest』(エバークエスト)のユーザーの間で使用されていた言葉だったとされる。プレイヤーヒットポイントを増やす補助魔法が「緩衝」を意味する「Buffer」と呼ばれるようになり、そこから他の補助魔法もBufferと呼ばれるようになり、そしてそれが略されてbuffとなったという。debuffは「buff」に打消しや否定の意味の接頭語「de-」を追加したもの。[1]

ただし「buff」という言葉には「磨き上げる」といった意味合いもあり、また「鍛え上げられた体」を表現する際にも使用される。それらから連想して強化魔法を「buff」と呼称するようになったのではないかという話もあり、であればEverQuest以前のゲームなどでも使用されていたとしてもおかしくない。ただしその「EverQuest以前」の用例は確認されていないため、やはり上記のEverQuest内起説が最有であることは間違いないだろう。

後にEverQuestのみならずMMORPG全般で用いられるようになり、今日ではソーシャルゲーム全般でも広く使われている。一般的にオフラインゲームではあまり使われてきていない用だが概念としては共通(上昇○○ステータス上昇○○等と呼習わされている)であり、『ドラゴンクエストシリーズを例にとると「スカラ」や「バイキルト」などがバフに、「ルカナン」や「ボミオス」などがデバフに相当する。他にもポケモンシリーズの「つるぎのまい」や「しっぽふる」がそれぞれバフデバフに当たる。バフは自掛けのものや単体もしくは全体定のものがあり、大半の作品ではシステムバフは味方にのみ、デバフは敵方に対してのみ発動可である(一部敵味方双方に使用できる作品あり)。

※但しローグライクにおける装備強化アイテム(「スカラの巻物」、「バイキルトの巻物」など)はバフには該当しない。

バフデバフの定義は概ね以下の様なものである。

バフ
ステータスを一時的に増強する(攻撃、守備、行動スピード、魔、各種耐性など)。
デバフ
ステータスを一時的に減弱する(攻撃、守備、行動スピード、魔、各種耐性など)。

◆効果の持続期間についてはシステム依存し、ターン制では規定のターン数経過で、リアルタイム制では一定時間経過で解消するものが多い(戦闘中効果が永続するものもある)。

またシステムによっては効果重複(所謂「積み」「重ね掛け」)を認めているものもある。バフデバフは互いに相殺する場合もあれば後掛けした方で上書きされるもの、併存してそれぞれ計算式に反映される場合もあり、各作品が採用するシステムによって様々である。
エンチャント(属性付与)についてもバフの一種とされている。エンチャントは通常味方に用いるバフだが、自方がある属性に対して耐性をもつ場合、その属性のエンチャントを相手に掛ける事でデバフと同様の効果を得られる場合もある。エンチャントバフと同様に規定ターン数経過などで解消するが、装備品に対して掛ける種類である場合は通例装備変更により効化される。


プレイヤーステータスを引き上げるという点で回復魔法アイテム等も広義のバフに含まれるが、通常回復魔法バフと呼ばれる事はい(体・魔の最大値を一時的に引き上げるものはバフと呼ばれる事もある)。

バフデバフを打ち消す効果のある魔法・技などが登場するゲームも多い。上記と同じくドラゴンクエストシリーズを例にとると「いてつくはどう」などが該当する。

関連動画

関連項目

脚注

  1. *バフやMOBと言う単語の由来について:漫画喫茶 完美世界 祖龍店

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