パンケーキ 単語

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パンケーキ

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パンケーキとは、小麦粉やベーキングウダー砂糖牛乳などを混ぜ、フライパンで両面を焼いた、日本ではに「ホットケーキ」と呼ばれる料理である。

ニコニコ動画上でもパンケーキよりホットケーキのほうがタグ数が多い。

概要

アメリカカナダなどの英語圏でパンケーキ (pancake)と呼ばれ、イギリスではグリドルケーキgriddlecakes)やフラップジャックflapjack)と言う名称でも呼ばれており、各でそれぞれ違った呼び方と材料、形状でしまれている料理である。

メキシコではホットケーキ (hotcakes) という名称で呼ばれているが、小麦粉ではなくトウモロコシの粉を使っているという違いがある。
他にも、フランスブルターニュ地方ではそば粉で作ったパンケーキ「ガレットgalette)」が地方特産料理として知られ、後にクレープの原になったことで有名である。現在でも、小麦粉の代わりにそば粉を材料にしたパンケーキはガレットの名称で呼ばれ、クレープと明確に分けられる事が多い。

なお、日本で呼ばれている「ホットケーキ(hotcake)」という名称は、日本食品メーカーホーム食品」の社長が命名した和製英語である。英和辞典には「hot・cake」が載っているが、名前の由来は違うものであり、hotcakeで通じる地域にも差があるようだ。(以下参照)

パンケーキの原となる料理の起は、古代エジプトまで遡るとされるが、英語で「パンケーキ(pancake)」のワードが登場したのは1430年の事で、当時の料理の写本に記述が残されている。

日本での歴史は、明治30年代に雑誌で「パンケーキなるもの」として紹介され、1923年(大正12)年に東京デパート食堂で「ハットケーキ」という名称で登場したのが初めてとされる。
その後、昭和5~6年に、ホーム食品がホットケーキミックス(正式名称不明)を販売した。日本にはすでに「パン」があり、それらと区別するため、温かいうちに食べることから「ホットケーキ」となったのが命名の由来とされている。ただし、この時のホットケーキミックスは、蒸しパン饅頭にも利用できるように砂糖が入っていないもので、特に人気は出なかったようである。戦後まもない昭和25年頃に、砂糖入りのホットケーキミックスが登場し、徐々に人気を高めていったのは昭和30年代中頃になってからである。
日本におけるホットケーキの人気と名称を確定させる一因となった、森永製菓のホットケーキミックスも、1957年昭和32年)に登場している。

また、Wikipediaを見ると、「ホットケーキ (hotcakes)としても知られ」とあるが、どの州でどれほど知られているかは不明である。日本人ブログなどを見ても、「ホットケーキという名称は英語圏では通じなかった」という話が散見される。特にオーストラリア方面では全く通じないようで、海外で「ホットケーキ」を注文する時には注意が必要だ。

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最終更新:2024/04/23(火) 16:00

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