ブルーコスモス 単語

23件

ブルーコスモス

2.9千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ブルーコスモスとは、TVアニメ機動戦士ガンダムSEED」と続編の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場する、プラント・反コーディネイターを掲げる人々の諸集団の事である。

概要

機動戦士ガンダムSEED』作中ではき清浄なる世界のために」合言葉とする反プラント・反コーディネイター思想の義者をブルーコスモスと呼称している。

アズラエル財団が結成した自然保護団体「ブルーコスモス」。C.E.15年、コーディネイターを作る技術に反意を示した事で反コーディネイターへのを歩み始める。とはいえ初期は現在ほど過ではなく、遺伝子操作によって生まれるコーディネイターの存在は生命論理違反として弾圧したり、反対デモを行う程度だった。

翌年のC.E.16年に遺伝子操作を禁じる議定書が採択され、コーディネイターの誕生に止めが掛かったように思えたが、実際にはコーディネイターは違法に生まれ続けた。これに不満を覚えた一部のブルーコスモスが過激派と化し、C.E.17年にコーディネイターの出産を極秘裏に行っていたシカゴ病院が焼き討ちに遭う。捜の結果ブルーコスモスの関与が疑われたものの、結局偽不明となった。

第一世代コーディネイターが大人になり、各方面で才を発揮し始めたC.E.40年以降は更に活動が活発化。コーディネイターに対する迫テロを行うようになっていった。ラウ・ル・クルーゼは「持つ者に持たざる者の想いは分からず、持たざる者は持つ者を妬む」と評しており、過な活動の根には嫉妬や妬みが含まれている。また、コーディネイター側もナチュラルを見下している節があったようで、これが過激派をより過にさせる一因となっていた。

また最高のコーディネイターを生み出す計画を推し進めていたヒビキ博士やヴィア博士はブルーコスモスから最重要の標的として命を狙われていた。最高のコーディネイターことキラ・ヤマト事に誕生したが、C.E.55年に研究所のあるコロニーメンデルがブルーコスモスを名乗る武装集団に襲撃される。この事件で両行方不明になったが、事前に襲撃を察知していた両キラをヴィア博士夫婦に預けていた。C.E.63年にはプラントのエネルギー生産部門が爆破され、プラントは深刻なエネルギー不足に苛まれる。5年後、ブルーコスモスは拡大の一途を辿り、その規模は数十万に達した。度重なる迫によりコーディネイターは地球を追われ、プラントに移住。一迫オーブだけが地球上で生活できるとなった。

ブルーコスモスの思想を持つ人間やそのシンパは非常に多く、経済界の大物地球軍の軍幹部、政治家といった有者にもブルーコスモスの賛同者がいる。当然一般市民にも数多く賛同者が存在し、そのどがナチュラルである。極僅かだが、複雑な環境からブルーコスモスとなるコーディネイターもいる。
ゆえに強大な発言を持っており、新鋭戦艦オブザーバーとして乗り込めたり、地球軍内部に私設部隊を配備したりできる。

戦争引き金にもなった血のバレンタインは、ブルーコスモス地球軍士官が独断で核ミサイルを持ち込み発射させた事で引き起こされたという。

SEED時代(C.E.70~71)

当時の盟ムルタ・アズラエル

物語が中盤に差し掛かるころから、本編中にもブルーコスモスの存在が出始める。バナディーヤのアンドリュー・バルトフェルドを襲撃するも、周囲に潜んでいたザフト兵によって一掃された。

ザフト軍を地球アラスカ本部に誘い込み、友軍のユーシア連合の戦ごとサイクロプスで撃滅するという計画を発案し実行したのはブルーコスモスウィリアムサザランドであった。サザランド論見どおりサイクロプスザフト部隊を巻き込みながらユーシアの戦も壊滅させ、ユーシアは発言を失った。

その後は更に軍内部に食い込み、今度は核攻撃を以ってプラントを壊滅させるエルビス作戦を開始。宇宙要塞ボアズを核攻撃で陥落させた地球軍艦隊はプラントも殲滅しようとしたが、三隻同盟のフリーダムジャスティスによって核攻撃は防がれ、しかも戦闘の最中にアズラエルが戦死。プラント・地球連合は休戦条約を締結するに至る。

SEED DESTINY時代(C.E.73)

アズラエル死後のブルーコスモスを立て直したのが次なる盟ロード・ジブリールである。新たに存在が明らかにされたブルーコスモスの体とされる軍産複合体ロゴスへのが強いジブリールは、地球軍内部にファントムインという私兵部隊を設置させるなど、陰謀をり巡らせていた。

物語序盤からジブリール率いるブルーコスモスは再度プラントへの核攻撃を敢行。しかしザフト軍の新兵器ニュートロンスタンピーダー」により、持ち込んだ核弾頭は全て誤爆させられ、艦隊は壊滅。核攻撃は失敗に終わった。

その後、コーディネイターに対する念の塊のようなデストロイガンダム開発地球軍の弾圧に耐えかねてザフトに寝返った西ユーシアの3都市に制裁すべくデストロイを投入すると、都市に駐留していたザフト軍ごと3都市を焼き払う。デストロイベルリンにまで迫ったが、駆けつけたザフトミネルバや、オーブアークエンジェル隊の奮戦で撃破された。

都市無慈悲に焼き払った事をギルバート・デュランダルによって全世界に喧伝され、ブルーコスモスとロゴスは民衆の敵意を一身に集め、一部の地球連合にも反旗を翻される。構成員は次々に暴徒に襲われ急速にを失っていった。辛くも暴徒から逃れた構成員もザフト軍に狙われる事となり、連合軍本部ヘブンベースジブリールを除く全構成員が逮捕された。

ジブリールヘブンベースから脱出しオーブ面基地ダイロス逃げ回った。ダイロスでは秘密裏に建造されていた大量破壊兵器レクイエム」を放ちプラントのコロニーを複数破壊(本来の照準はプラン首都アプリリウス・ワンであったがジュール隊の奮戦により別のコロニーにずれた)、プラン市民を大量に虐殺する。しかし、逆にこの事件で士気を上げたザフト軍の猛攻撃に遭い、ダイロスから脱出を試みるも、最期はレジェンドガンダムにより搭乗艦を撃沈され死亡した。

SEED FREEDOM時代(C.E.75)

ロゴスは瓦解したが、ブルーコスモス自体は弱体化しつつも未だ存続している。とはいえ、作中では政治的なロビー活動組織というより、一部の地球軍戦を吸収し、武装テロを行うゲリラに成り下がったような描かれ方になっている

特にユーシアで活動するミケール大佐部隊は、2機のデストロイ(1機は「とりあえず動く」小破状態だが)や多数のウインダムダガーを保有し、小都市を焦土に変えることができる程度の戦を有していた。

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
WhiteCUL[単語]

提供: mochachip

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/24(水) 00:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/24(水) 00:00

スマホで作られた新規記事

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP