ボクっ娘 単語

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ボクっ娘(僕っ子、ぼくっこ)とは、一人称に「ボク」(表記違いの「」「ぼく」を含む)を用いる女性のことである。

概要

一般的に「/ぼく/ボク」は男性が用いる一人称であるが、創作作品においては一人称に「ボク」を用いる女性キャラクターが一定数存在し、萌え要素の一つとなっている。多くはボーイッシュ中性的キャラクターがこれに当て嵌まるが、必ずしもそうとは限らず、幼さを連想させることも多い。登場当初何らかの理由により男装していた少女男装を解いた後も一人称はそのままでボクっ娘になる場合や、元は男性だったキャラクター性転換してボクっ娘になる場合、男性キャラクター女性キャラクターの中身が入れ替わった結果ボクっ娘となる場合も存在する。

類似の萌え要素には「オレっ娘」「だぜっ娘」があるが、こちらはより男勝り、あるいは不良っぽいキャラクターで使われる事が多く、ボーイッシュや幼いといった要素は薄くなる。またボクっ娘キャラクター二人称に「キミ」を用いることで更なる破壊を兼ね備えることもある。

元々、「」という漢字は「しもべ・やつがれ」などと読み男性奴隷を意味していた。一人称として使う場合は自分は身分が低く、相手は立場が高いという意味が含まれていた。「」の記事も参照。

現実のボクっ娘

「ボクっ娘」という言葉は創作作品の登場人物に使われやすい単ではあるが、現実世界でも「ボク」を用いる女性が見られる[1]。また、明治初期の女学生は、それまで男性のものであった教育に対等に参加するという意味合いから一人称として「ボク」を使用していたという。

様々な表記

この記事では便宜上、記事名を「ボクっ娘」としたが、実際には様々な表記揺れが存在する。
同じ発音の文字を分けた場合、(ボク or ぼく or )+(っ or ッ)+( or 子 or こ or コ)の組み合わせが考えられるが、この中でも「ボクっ娘」「ボクっ子」「僕っ娘」「僕っ子」などの表記がよく用いられる。

このうち、特に実際に一人称として用いられる「ボク」部分の表記に関しては、発音こそ同じであるもののそれぞれニュアンスや印が異なるため、キャラクターによってこだわって使い分けられることが多い。

また、「」の文字を用いない場合、ショタを初めとした女性的な男性に使われることもある。

日本最古の漫画キャラのボクっ娘

サファイア姫

日本初の漫画キャラにおける『ボクっ娘』は1953年手塚治虫より発表されたリボン騎士の『サファイア』が初らしい。
女の子だけど男の子の格好をし、男の子の心を持ったという、時代を60年ぐらい先取りした漫画である。
 当時のお父さんお母さんをボクっ娘が虜にしたんだよ。

ボクっ娘の一覧(五十音順)

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関連項目

脚注

  1. *NHKの番組『みんなでニホンGO!』によると、「ボク」という一人称を使用したことがある女性は16.9%
  2. *男装してフィッツと名乗るようになってから。アニメでは最初からボクっ娘
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最終更新:2024/04/19(金) 23:00

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