マキシモ・ネルソンとは (マキシモネルソンとは) [単語記事]

プロ野球選手一覧　>　マキシモ・ネルソン

マキシモ・ネルソン（Maximo Nelson、1982年 4月21日-）とは、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手（投手）である。

概要

無所属
マキシモ・ネルソン Maximo Nelson
基本情報
国籍	ドミニカ共和国
出身地	サントドミンゴ
生年月日	1982年 4月21日
身長体重	204 cm 86kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2000年
経歴
セルヒオ・アウグスト・ベラス高等学校モディイン・ミラクル(2007年) 中日ドラゴンズ(2008年-2012年) 高陽ワンダーズ(2014年) アグアスカリエンテス・レイルロードメン(2015年-)
プロ野球選手テンプレート

高校を卒業後渡米し、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結ぶが偽装結婚が発覚し国外追放処分を受け、二度とアメリカで野球が出来ない身となってしまう（ビザ的な意味で、但しその後処分が緩和されたため、現在は入国もプレーも可能）。その後イスラエルのモディイン・ミラクルを経て2008年に中日ドラゴンズに入団。ちなみに、通訳はドラゴンズのブルペン捕手も兼任しているルイス・フランシス。彼との縁で中日にやってきた。

プロフィールには身長 204 cmとあるが、そこまで身長があるようには見えないため、サバ読み疑惑が持たれている。

中日時代

2008年は7月19日の阪神タイガース戦で初登板。最終的に6試合の登板を果たした。

2009年は登板機会を26試合に増やし、初勝利もマーク。着実に主力投手に近づきつつあった。

2010年 2月26日、那覇空港の検査で鞄から実弾が見つかり、銃刀法違反で逮捕された。この時野球chではネルソンスレが乱立し、その混乱の中で以前より中日ファンの蔑称として使われてきた「おはD」をもじって「チャカD」と呼ばれるようになった。
ネルソン本人は「祖国では自衛のために銃を携帯していた。(鞄の中に銃の弾丸が入ったままだとは)知らなかった」と説明。ドミニカでは申請すれば銃の所持が可能である。所持していたのは前述の実弾のみであったこともあり、後日無事釈放された。
その後、球団側は「法律違反ではあるものの悪意はない」との見解を示し、3月2日から3ヶ月の出場停止処分を下した。謹慎が明けるとすぐに一軍に復帰。7月中旬からローテーション入りすると初完封を含む4勝をマークし優勝に貢献した。また、日本シリーズでは中継ぎとして3試合に登板、6回2/3を投げ自責0と活躍した。

2011年は吉見一起とチェン・ウェインが揃って故障で離脱したため、開幕投手を努めた。6月までは6勝4敗とそこそこ勝っていたものの、7月から悲惨なまでのムエンゴ状態に突入。7月12日の東京ヤクルトスワローズ戦から9月6日の読売ジャイアンツ戦まで、9試合で61回2/3を投げながら援護点が13点しかなく9連敗。そのあまりの見殺しぶりはファンの涙と打線への怒りを誘った。その後はチームの巻き返しとともに勝ちが増えたが、最終的に31試合に先発、209回1/3（リーグ 2位）を投げ防御率2.54と先発ローテーションとして馬車馬のような働きぶりを見せたにも関わらず10勝14敗と負け越した。