この項目には高濃度のネタバレ要素が含まれています。 メジャー作品以外のラスボスを加筆する場合は、掲示板でよく話し合ってください。 |
もしかして:小林幸子 |
『ラスボス』とは、ラストにいるボスキャラ、即ち最終ボスである。和製英語の一種。
『最終ボス』『ラストボス』ともいうが、現在では『ラスボス』と呼ぶのが一般的である。
ジャンルを問わず、戦闘行為・対立構造があるようなゲームではどこかで敵の野望を打ち砕き、それを以ってゲームを終わらせる必要がある。その際に戦い、そいつを倒せばエンディングというボスが「ラスボス」である。
当然ボスの中でも格別の扱いをされ、専用のBGM、反則的な専用技、第二形態や第三形態、バトル中にイベントや会話が差し挟まれる、格闘ゲームや戦略ゲーム等普段は(名目上は)対等ルールで戦うゲームでも対戦では使用不可能なキャラでバランスブレイカーなCPU専用技や例外的な特性をもって登場するなど凝った演出がされることが多い。
重要なゲームの山場であるためラスボスのBGMは人気の高い曲が多い。
一般的には魔王等その戦争・騒乱を引き起こした首謀者がラスボスである場合が多いが首謀者が呼び出した破壊の化身だったり、首謀者亡き後その部下が悲しみを背負ったことで覚醒してラスボス化したりする場合もある。
少年漫画や長編アニメで見ることが多い「複数の長編で構成された作品」においては、その章における倒すべき強敵・黒幕がラスボス、大ボス扱いをされやすい。
転じて、何かの首謀者や、攻略難易度が一番高いキャラ等の「作中最強の存在」・「威厳・威圧感があり、目に見えて強そうな物」をこのように形容する。
では、ラスボスは本当に作中最強か?というとそうでもない。
ラストに待ち構えている以上、当然他のボスとは一線を画す能力を持っていたり第二形態があったりと、何かしら凄味がある場合が大半であるのだが、倒せないとストーリーが終わらずエンディングが見れないため、凄まじく強くするわけにもいかない、というのが実際のところらしい。
アクション・格闘ゲーム・シューティング等のラスボスの場合、プレイヤーキャラに成長要素がほぼ無く回復・立て直しの手段も乏しいため単純に他のボスより数値的に強ければ体感的にも強くなる。それ故に多くは作中最強の性能で、文字通りラスボスにふさわしい強さの場合が多い。特に、格闘ゲームについては性能が強化されていたりするため(所謂ボス性能)、反則性能でプレイヤーのトラウマになったものが多数いる。感心しませんな。
その一方で、RPG・SRPG等の場合、プレイヤーキャラが成長して数値的に強くなるだけでなく補助技・回復技の充実、属性に耐性のある防具の入手等で強くなるため数値的に強くしても体感的な強さが必ず強くなるとも言えない。その上、それでラストであるためにプレイヤーは装備を万全に固てアイテム後先考えずに使う等全力全開で向かっていくため体感的に途中のボスより弱く感じてしまう場合がかなり多い。極端な話、体感的にラスボスが作中最強だったというゲームは余り多くないようである(当然例外もあり、例えばSagaシリーズのラスボスは毎回非常に強いことで知られる)。
最近ではラスボスらしい強さとエンディング到達可能を両立するために特定の条件を満たすことで強化されたりする場合もある。この場合はシャレにならない強さの場合が多い。また、ストーリーの上ではラスボスだが、「隠しボス」という形で更に強力なボスキャラが全く別に存在する場合もあり、この場合もラスボスは最強ではないと言える。
前述のとおり「ラストボス」略して「ラスボス」ではあるが、ゲームによっては時に、最後に戦うボスが必ずしも「ラスボス」ではないことがある。
例えば、ポケットモンスターX・Yにでは、シリーズの通例通り主人公がチャンピオン(=ラスボス)であるカルネを倒して新たなチャンピオンになる→エンディングという流れになるのだが、エンディングムービー中にストーリー上の重要人物であったAZが登場「わたしと たたかってくれ」と言ってその後本当にバトルになる。しかし、AZはラスボスより弱く、このバトルでは経験値が入らず、勝っても負けてもエンディングに影響はないという完全なイベントバトルであり、あくまでもエンディングの演出の一つとなっている。
このようなラスボスの後に戦闘がある場合、その戦いは主に過去の因縁にケリをつけたり、一時的に仲間となっていたライバルと改めて決着を付ける等、キャラクター間の関係を清算する形で行われるケースが比較的多いようだ。
ラスボスの例
余りにも強すぎるラスボスの例
あまりにも弱すぎるラスボスの例
掲示板
481 ななしのよっしん
2023/05/27(土) 07:16:44 ID: 0KOXJ6elvg
RPGラスボスあるある
警戒しすぎて過剰戦力になってしまい余裕で攻略してしまう
482 ななしのよっしん
2023/08/25(金) 03:39:04 ID: mN0s/vFjis
洋ゲー・洋画ラスボスあるある
最後まで引っ張っておいて味気ない・呆気ない(主に現代劇や時代劇の人間)
要因としては
・現実世界の人間である場合、生命力も強さもリアリティに基づいてるから(なお逆に主人公は不死身過ぎる模様)
・大体が高齢だったり組織での権力や主人公の弱みを利用してるだけの外道ぷりが独り歩きしてる状態だから
・ボスの優秀な右腕が実質上のラスボスであることが大半から
・主人公との因縁が実質皆無に等しい場合も多いから
・現代劇や時代劇などの現実世界だとラスボス自身の過去や掘り下げはあまりなく、私利私欲の為に悪事を働く単純なクズ野郎であるから(良くも悪くも単純)
・主人公からとどめを刺される際はまるで「さっさと殺せ」アピールを強調してる状態
483 ななしのよっしん
2023/09/08(金) 09:04:02 ID: DSnze9zMP0
>>466
ブギーポップは笑わない関連作品群だと、最強のMPLSことフォルテッシモが何度もラスボスを務めるという快挙を成し遂げる
なんせどう戦っても勝ちようがない破格の能力者兼戦闘の天才だから、いつ出てきても主役を瞬殺しそうな緊張感がある
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 20:00
最終更新:2024/04/24(水) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。