ラー 単語

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ラー

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ラー (RaまたはRe) とは、以下の事柄を表す。

  1. エジプト太陽である。当記事にて記述。
  2. 六神合体ゴッドマーズ」に登場する、ゴッドマーズの左脚部に変形するロボット
  3. ピー・プロダクション製作特撮ドラマスペクトルマン」に登場する「宇宙猿人ゴリ」の手下。
  4. 遊戯王」に登場するカードの一枚。→ラーの翼神竜
  5. パズル&ドラゴンズ」に登場するモンスターの一体。→ラー(パズドラ)
  6. ドラゴンクエストシリーズに登場するアイテムラーの鏡
  7. もしかしてラーゼフォン
  8. 「辣」の中国語に近い読み方。辣油ラー油)、麻辣(マーラー)など。

概要

ラーは本来創造者を意味すると思われるが、天空の絶対的な支配者として太陽の名とされた。ラーの所はヘリオポス(ギリシア人が太陽の町の意味でかく名づけた)であり、その発祥の地はメンフィストのやや下流のサドゥク(Sadkhu)と推測されるが、ヘリオポスではそのアトゥム(Atum)と習合してアトッムラーとして崇拝され、第5王がラーの子によって創められたという説話が成立したときには、ファラオを示すホルス(で表現される)と結合され、王は必ずラーの子としてその名称をもつに至った。

さらに第11王がテーベ(Thebes)に首都をおくとラーはテーベのアモン(Amon)と習合してアモン・ラーとして新しい壮大な殿に奉されるようになった。また古代エドフーのではラー・ハラクテ(Ra-Harakhute)としてホルスと習合されており、ラーの名前は75以上にのぼるといわれる。

ラーはヘリオポスに荘厳な殿をもち、周りの壁には四季の労働やへの貢献が描かれている。カルナックの殿オベリスクは最大のものとして知られ、ラーは上の王子ウラエス(Uraes)にとりまかれた円盤を頂く男など、いろいろな形で表現されている。

エジプトでは太陽にいろいろな名前を与えており、真昼の丸い太陽アトン、昇りはじめる頃の太陽をケプリ、沈むとアトゥム、地平線に近づくものとしてハラクテ、またと同音のホルスまたはホルスなどにも見たてている。ラーは特に頂に達したときの太陽の意味したのであるが、アモン・ラーとして全エジプト々に臨した。

第18代王のアメン・ホテプ4世は、テーベの官団の勢威を抑えるためか、ラーの一変身であるアトン信仰にかたまり、アトンとする新都の造営を行い、その名称をアケタトン(アトンの地)とし、自らも称号もアクナトン(アトンに仕えるもの)とめるなど、アトン崇拝の一神教宗教教とする方針をとったが、この宗教改革も僅か数年で失敗し、その晩年は不幸だった。

次に王位についたツタンカメンは3年間はツタンカトンと名のっていたが、その後テーべに帰り、アモン信仰に復帰したのであった。

それ以後アモン・ラー信仰はエジプトの滅亡まで維持され、その殿カルナックをはじめ各地に奉された。

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最終更新:2024/04/20(土) 14:00

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