ルーラ単語

ルーラ

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ルーラとは

  1. ドラゴンクエストシリーズに登場する呪文
  2. ドラゴンクエストBGM歌詞をつけた曲を歌っていた女性デュオ → ルーラ(女性デュオ)
  3. るーら - ニコニコ動画で活動する歌い手生放送主
  4. ライトノベル魔法少女育成計画』の登場人物。 → ルーラ(魔法少女育成計画)

本記事では1.について記述する

概要

決まった場所まで飛行して移動する呪文ワープではなく物理的に移動する呪文のため、屋内で使うと天井に頭をぶつけて失敗してしまう。

術者が行ったことのある場所をイメージしなければならないため、ルーラできる場所は印的な場所に限定されがちである。基本的にや町など、人間生活の拠点となっており安全な場所に飛ぶ事が出来るが、中にはや町であってもルーラで飛べない場所があったり、ただのなどに対しても飛べる事が出来るケースもある。

町やをルーラの行き先リストに加えるには一度中に入る必要がある。システム上は一歩でも中に入ればルーラの移動先に登録されるため、特にTAS動画などでは後々ルーラで飛ぶために、その時点で特に用事がくても、1歩だけ入ってすぐに出る事があり、この行為をニコニコでは「ブックマーク」と呼ぶことがある。

なお、シリーズ初期のルーラには、移動先が選べないものもある。1ではラダトーム直通、2では原則として最後にふっかつのじゅもんを聞いた町へ移動する等、作品や移植によって効果の程が異なる。

基本的にはレベルアップ自然に覚える呪文だが、一部作品では習得イベントがある。DQ5では失われた古代呪文と言う事になっており、ルラムーと言うを媒介にして習得する(これを習得してラインハットに飛ばないと物語が進まないため必須)。ただし主人公や一部モンスターは初期習得orレベルアップで勝手に習得する。

かつては較的消費MPが多い(大体8)呪文であり、冒険の旅路でルーラのMPを確保しておくMP管理は半ば必須であったが、最近の作品では低消費、消費クラスに軽いコストに設定されるようになり、消費MPに頭を悩ます事はなくなっている。

似たような効果を持つアイテムとしてキメラ帽子がある。これらは基本的にルーラと同じ効果を持つが、DQ5のみ異なる。DQ5では上記の通り最初にルーラの習得があるタイミングイベントになっているため、それよりも前の段階で手に入るキメラは、「最後に立ち寄った町に飛ぶ」と言う昔の作品のような効果に変更されている。この作品から「帽子」と言うアイテムが登場しているが、入手時期がルーライベント後なのに効果がキメラと同じだったため防御以外での旨みは薄かった(ちなみに何度使ってもなくならない)。
DQ6ではルーラ習得イベントがなくなったため、レベルさえ上げれば序盤からルーラを使う事が出来るようになったと共に、キメラの効果も戻され帽子もルーラと同じ効果になった。ちなみにルーラ自体の消費MPが1になったのもここから。

呪文としてバシルーラトベルーラリリルーラ、オクルーラ、オメガルーラが存在する。後半4つはコミック作品登場のもので、ナンバリング作品に皆勤していることも含めて、ルーラと言う呪文の知名度の高さが見て取れる。

また、ルーラに該当しない行為や、他ゲーム動画でも、特定ポイントへのワープワープしたかのように見せる動画編集等を差してルーラ、○○ルーラなどと言う俗称が付くことがある。(→デスルーラタンスルーラ等)

ナンバリング皆勤賞ともいえる呪文であったが、運営による延命策の一環としてMMOであるDQ10ではキメラのつばさと一緒にリストラされてしまった。その代用品としてルーラストーンなるアイテムが登場してる。

各作品のルーラ

作品 覚える条件 消費MP 効果
ドラゴンクエスト 主人公(Lv13) 8 ラダトームへ飛ぶ
ドラゴンクエストII サマルトリアの王子(Lv10 6 最後に復活の呪文を聞いた場所に飛ぶ(FC版)
最後にセーブした場所に飛ぶ(SFC版・GB版)
一度行った事がある場所に飛ぶ(携帯アプリ版)
ドラゴンクエストIII 勇者(Lv7)
魔法使い(Lv12
8 一度行った事がある場所に飛ぶ
戦闘強制終了後アリアハンに飛ぶ
ドラゴンクエストIV 勇者(Lv9
ブライ(Lv10
マーニャ(Lv9
ピサロ(Lv35)
8(FC版)
4(PS版以降)
一度行った事がある場所に飛ぶ
戦闘強制終了後最後に立ち寄った場所に飛ぶ(FC版)
ドラゴンクエストV 主人公イベント習得)
(最初から)
エビルマスター(Lv30)
キメラ(Lv24)
ネーレウス(Lv10
ホークマン(Lv13)
プチターク(Lv40)
8 一度行った事がある場所に飛ぶ
ドラゴンクエストVI 主人公(Lv8
バーバラ(Lv8
はぐれメタル(Lv5
魔法使い職業Lv3)
はぐれメタル職業Lv4)
1 一度行った事がある場所に飛ぶ
ドラゴンクエストVII 主人公(Lv8
メルビン(最初から)
魔法使い職業Lv3)
1 一度行った事がある場所に飛ぶ
ドラゴンクエストVIII 主人公ゆうきスキルLv1
ククール(最初から)
1 一度行った事がある場所に飛ぶ
ドラゴンクエストIX 主人公イベント習得) 0 一度行った事がある場所に飛ぶ

亜種

現在ニコニコ大百科に単独記事がい、あっても曖昧さ回避と簡潔な説明のみのルーラ系呪文をここで一括して紹介する。

バシルーラ

DQ3から登場。

敵にかけるルーラと言った位置づけの呪文で、敵1体を吹っ飛ばして戦闘から追放する。いわゆる即死に近い結果になるが、追放した敵からは経験値ゴールドも得られない。敵が自分から逃げていなくなったのと同様。

敵が使ってくる事もあり、味方が飛ばされていなくなる事もある。どこに飛ばすか狙いを定めている訳ではいはずだが、飛ばされた仲間はなぜか必ずルイーダの酒場に戻っている。

ルイーダの酒場が登場しないDQ4DQ7では敵にこの呪文を使ってくるモンスターはいない。

トベルーラ

漫画ダイの大冒険」に登場。

ルーラが的地をイメージし高速飛行する呪文であるのに対し、その場で浮遊・飛行するだけの呪文。移動用と言うよりも、を持たずを飛べない者が中戦に対応するために使われる事が多い。ルーラが出来る者ならちょっとした応用ですぐに出来る呪文

ルーラとべて消費MPは少ない。ルーラが発動出来ない残りMPでもトベルーラは発動出来る。ただしルーラで遠隔地に飛ぶ場合に、同じ距離トベルーラだけで移動した場合は不明。
また飛行速度もルーラにかなり劣る。よほど実差があるか、ルーラを使う側が意図的に手加減しない限り、ルーラで飛ぶ者にトベルーラで追いつくことは出来ない。
ルーラは的地まで飛行するのに十分な魔法いとそもそも発動出来ないが、トベルーラは任意の飛行距離を持続的に魔法を消費しつつ飛ぶ呪文であるため、途中でガス欠・墜落と言う事態があり得る。

リリルーラ

漫画ダイの大冒険」に登場。

作中ではこの呪文を使ったと明確に分かるのはアバンのみであるため不明な点が多いが、アバンく「ダンジョン等で仲間はぐれた時に合流するための呪文」。味方の人間もこの呪文の存在を知らなかったため、かなり昔に失伝した秘呪文の様子。

ルーラ系ではあるが場所ではなく人物をイメージして飛ぶ呪文であるため、理屈の上では「行った事がい場所に飛べる(可性のある)ルーラ」である。
また(この漫画では)他のルーラ系がいずれも高速飛行で物理的な移動をする呪文であるのに対し、リリルーラだけはその場からかき消えて移動する正正銘の瞬間移動である。

なおアバンが作中で使用した2回のうち2回は「ルラムー粉末」を媒体として使っているが、これはどの程度依存しているのかの詳細が不明。
リリルーラの使用時には必ず必要(実はダイ達に追いついた1回の使用の際もコッソリ使っていた可性)、自分の仲間ではない人物の元へ飛ぶ際に必要(2回キルバーンの元に飛んだ)、次元の壁を飛び越えるような大規模な跳躍の際に必要(2回は異間から帰還するのに使った)、量が十分でない場合に必要(秘呪文であり、かなり高度な呪文の可性)などが考えられる。

オクルーラ

漫画ロトの紋章」に登場。

ルーラ+ルーラの合体呪文で、簡単に言うと「自分を対にしないルーラ」、または「行き先を定し安全に送れるバシルーラ」。作中では瀕死に陥ったアルスルイーダの酒場まで送り届けるために賢者ポロンが使用した。

オメガルーラ

漫画ロトの紋章」に登場。

ルーラの名を冠してはいるものの、凄まじく大規模な転送呪文である。
3人のロトの子孫に受け継がれたロトの紋章を重ね合わせ、全なロトの紋章なる守りを完成させることで発動出来る。

かつて精霊ルビスがこの呪文を生み出し、異魔神の精宇宙の彼方に追放していた。
かな時を経て復活した異魔神を再度封印するために都合2度作中で使用されるが、1回ロトの子孫がわない状態での不全なオメガルーラであり失敗、2度は3人ってはいたもののアランジャガン)に僅かに悪の心が残っていたため意思の統一が全に成されていなかったためアランの体の中に避難する隙を与えてしまいまたもや失敗。

オメガルーラでの封印は問題を先送りにするだけで平和は訪れないと悟ったアルスにより異魔神は討伐され、3度の使用はかった。

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最終更新:2024/03/29(金) 03:00

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