ワイアール星人とは、円谷プロ製作の空想特撮TVシリーズ「ウルトラセブン」の第二話に登場する宇宙人である。
また夜が来た・・・
人々は恐怖にじっと息をひそめていた・・・
獲物を失った怪物、ワイアール星人が無人の街から血に飢えて戻ってきた・・・彼が次に狙うものは・・・
生物X:ワイアール星人 | |
登場作品 | ウルトラセブン |
サブタイトル | 第2話「緑の恐怖」 |
体長/全長 | 1.8~150メートル |
体重 | 100kg~13000トン |
出身地 | ワイアール星 |
突然変異した葉緑素の雨が星中に降り注いだ為に、星まるごと植物化してしまったワイアール星の宇宙人。全身が緑色のツタに覆われた体になってしまった事に驚き、自分達以外の宇宙人も同じ目にあわせてやろうと地球侵略を開始した。
武器は全身から放つ緑色の光線。
6ヶ月ぶりの休暇の為に宇宙ステーションV3から帰還途中のイシグロ隊員を捕らえ、ワイアール星の超重量金属「チルソナイト808」の中に閉じ込めてイシグロ隊員の自宅の庭に設置。自身は小型の金属塊に入った電子頭脳を通して、チルソナイト808から転送されるイシグロ隊員の外観情報を元に化け、地球へと降り立った。
ウルトラセブンに変身するモロボシ・ダンは、イシグロ隊員を自宅まで送り届けた際に透視能力でこれをチルソナイト808であると看破していたが、ワイアール星人の侵略計画にはまだ気づくことができなかった。
ワイアール星人は、昼間はイシグロ隊員の姿で過ごし、夜になると本性を現して、不運にもエンカウントしてしまった地球人の酔っ払いなどを、特殊な液体を浴びせて自身と同じ植物人間「生物X」へと変化させていった。
※メディカルセンターに運び込まれて生物Xと化した酔っ払いは、アンヌ隊員にパラライザー(麻酔銃)で撃たれ動けなくなった。
3日間で十数人の生物X化した人間が確認された為、ウルトラ警備隊の提案で夜間の外出禁止令が出された。
標的を探すワイアール星人は、イシグロ隊員の妻ミツコと、家政婦のシズを襲おうとするが未遂に終わる。
東京に獲物がいなくなったと考えたワイアール星人は、ミツコを旅行に誘い、箱根へと移動することにした。
一方、一連の事件にチルソナイト808が関係あると考えたダンは、これを回収し基地に収容。科学班に解析を依頼する。
さらにシズからの通報でイシグロ邸を訪れたダンは、机の引き出しから小型の金属塊を発見。これを叩き割ると、ウルトラ警備隊基地にあるチルソナイト808が同じように砕け、それぞれ中から発信器付きの電子頭脳と、本物のイシグロ隊員が発見された。
チルソナイト808が破壊されて情報を得られなくなったワイアール星人は、イシグロ隊員の姿を維持できなくなり、箱根へ向かう小田急ロマンスカーの車内で正体を現した。
その後巨大化したワイアール星人はウルトラセブンと戦うが、アイスラッガーで真っ二つにされたのち、エメリウム光線で焼却処分されてしまった。
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最終更新:2024/03/29(金) 11:00
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