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三振

概要

三振とは、野球ソフトボールルールのひとつで、打者が一度の打席において3回のストライクを取られること。投手と打者の対決においてホームランが打者の勝利なら、三振投手の勝利場面としてともに野球である。

打者が三振となるのは、ツーストライクの状況から、見逃しして第三ストライクとなった場合(見逃し三振)、振りして第三ストライクとなった場合(振り三振)、ファウルチップ捕手に捕球された場合(但し、ルール上は振りと同じ扱い)、バントした打球がファールグラウンドに転がった場合(スリーバント失敗)の、計4通り。

三振を喫した打者は、通常の場合即座にアウトになる。しかし、死または一死で一塁に走者がいない時、二死の場合は一塁走者がいた時でも、第三ストライク捕手が正規の捕球をできていなかった場合、打者はアウトとならず一塁への走者となる権利が生じる。これを振り逃げという。この状況が発生した時は、打者には三振が、投手には奪三振が記録されるものの、守備側は打者走者を何らかの形でアウトにする必要が生じる。これに失敗すれば、攻撃側の振り逃げ成功となる。つまり、そのイニングは(もちろん記録上は3アウトだが)実質4アウトが必要となるため、1イニング4奪三振記録が発生することもある。

なお、日本語の呼び名で勘違いしやすいが、振り逃げの発生条件は前述のように基本は捕手の捕球ミス(但し、ワンバン投球の振り三振は、捕球できていても"正規の捕球ではない"ので条件発生対[1])であり、打者の振りそのものは必須条件ではない。英語での呼び名(「Uncaught third strike」-捕球されなかった第三ストライク)で考えると分かりやすいかもしれない。また、振り逃げは条件さえ満たしていれば何度でも出来るので、理論上投手が1イニングに奪える三振の数に制限はかったりするが、延々と振り逃げ三振を奪い続けるというのは現実的ではない。

三振は、スコアブック「K」と表記される(スリーバント失敗は「◆K」、振り逃げの失敗は「K」を左右反転した文字で記載されることもある)。なぜ「K」なのは諸説あるが、「Strike」、「Strike Out」、「Sacrifice(犠打)」、「Steal(盗塁)」、「Steal Out(盗塁死)」と重複を避けるため、「Knockout」の「K」を採用したという説が有である。

見逃し三振振り三振の表記上の違いは、スコアブックではボールカウント欄で見られる(打席結果欄で違いを表現することもある)。一方、特にメジャーでの球場内やテレビ放送のデータ提示では、見逃し三振「K」を左右反転した文字で、振り三振「K」と表示していることが多い。日本でも、ネットとして「みのさん」「からさん」という表現がある。

ちなみにアメリカマイナーリーグでは、9回27奪三振を記録した投手ロン・ネッチアイ)がいる。ノーヒットノーランだが完全試合ではなく(失策振り逃げによる出塁を許している)、毎回3三振も達成していない(2回は遊ゴロと2三振、その代わりに9回に4三振達成)が、漫画のようだが実話である。

三振に関する主な日本記録

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関連項目

脚注

  1. *これのもっとも有名な例が、東海大相模時代の菅野智之が記録した『振り逃げ3ラン』である。

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急上昇ワード2017/12/15(金)17時更新
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