信州ダービーとは、松本山雅FCとAC長野パルセイロの試合のことである。
長野県内にホームを持つJリーグ2チームの激闘。サポーターもダービー専用チャントなどを作って盛り上がる。
当初は北信越フットボールリーグで行われていたが2010年に松本、そして2011年に長野がJFLに昇格。舞台はJFLに移った(2010年は松本がJFL、長野が北信越リーグだったためリーグ戦でのダービーはなかったが、天皇杯の長野県予選決勝で信州ダービーが行われた。)。
松本と長野というのは大変仲が悪く、その歴史は廃藩置県までさかのぼる。
廃藩置県によって長野市に県庁を持っていかれた松本市は常に長野に対し対抗意識を持ってきた。
この地域間の対立意識から長野県を2分する地域の南北戦争とも言われている。
サポーターにとって信州ダービーとはサッカーチームの争いだけではなく、地域の威信をかけた試合なのである。
そんなこともあって、この両者の対戦はJリーグのダービーマッチ並みの激しさを見せる。JFL初の信州ダービーとなった2011年には、松本山雅のホームであるアルウィンには1万を超えるサポーターが詰めかけた。また、長野パルセイロのホームである南長野運動公園総合運動場総合球技場で行われた試合は4000席の前売りがあっという間に完売。J2の平均観客動員が1試合6,000人程度であることを考えると、十分すぎる数値である。
試合運営についてもJリーグ並みの態勢が取られるほどで、例えば
前述の通り、舞台は北信越リーグからJFLへと移っていった。そして2012年から松本がJ2に参入する一方、長野も2014年にJ3に参入し、両チームがJリーグにそろった。いつかJリーグで信州ダービーが実現するかもしれない。カテゴリーが違うのでリーグ戦での信州ダービーはしばらく見られないものの、天皇杯で対戦する可能性はあるのでそれを楽しみにしたい。
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最終更新:2024/04/24(水) 05:00
最終更新:2024/04/24(水) 05:00
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