動画がおかしくなる方は大百科をクリック→とは、何らかの原因により、動画再生時にトラブルが発生した視聴者の為の誘導用タグである。
このタグで飛ばされてきた人はまずトラブルシューティングの項目を試してみよう。
※この記事はPCでニコニコ動画を見ている人を対象に書かれているためもしもスマートフォンやタブレットで再生して症状が発生した場合の事は書かれていません。
(具体例としてはrefが16以上で投稿されている動画をiOS端末で見ることが出来ない(対処不能))
動画再生がおかしくなる、例えば画面一面が単一色のブロックノイズのようなもので覆われたり明らかに不自然な画面の乱れが生じる。代表的な原因は5つあり、
この項目では通常の環境でも多々起こりうる1の症状について詳しく説明していく。
上記1.の症状は、グラフィック支援機能により発生する事が殆どであり、その場合は動画再生支援を切ることで回避出来る。やり方は以下の通り。
ただし、元々あったグラフィック支援機能を切ることになる為、動画が重くなる可能性もある。PCスペックがそれほど高くない人は目的の動画を見た後に設定を元に戻しておいた方が良いだろう。
※手っ取り早い解決方法としては「別の媒体で見る」という手法がある。
外付けのグラフィックカードなどを使っている場合はドライバ更新で正常に再生出来る可能性はある(壊れる可能性や他の不具合が起こる可能性もあるので自己責任でお願いします)
Bフレーム最大連続数、最大参照フレーム数が大きくなっている場合に、
主にIntel系GPUの動画再生支援機能が正常に働かないことが原因だと言われている。
(ただし、Bフレームを使わないBaselineプロファイルの動画で発生している事例があるなど、
条件については不明な点や未確定情報もあるので、更なる検証が待ち望まれるところでもある。)
x264であれば
・参照フレーム数(参照距離)(--ref)
・最大Bフレーム連続数(--bframes)
の2項目である。 --ref --bframeに付く説明は使用しているフロントエンドや解釈によっては違うため注意が必要
またエンコーダとしてx264を使用し--preset veryslowや--preset placebo、 --tune animetionを指定した場合はこの2項目のデフォルト値が問題が起きない範囲を超えるため使用する際には注意が必要である。
(ニコニコ動画まとめWikiにおいて、一時期veryslowプリセットが推奨されていた時期もあるが、
この再生支援問題への影響もあって取り下げられた。)
なお、エンコーダとしてx264を使用しているニコエンコ 0.77を使っている場合、「ヘルプ→本体の設定→変換速度」を「最低速」にすると、--preset veryslow相当の設定でエンコードすることになるため、この問題が発生することになってしまう。未確認だが「低速」でも発生する可能性があるため、なるべくなら「普通」、あるいは「遅い」までにするか、設定ファイルで--ref や--bframesを適切に設定しておくほうがよいだろう。(詳しくはニコエンコの記事を参照のこと)
(本件とは関係ないがプレミアム会員の設定でニコエンコの自動変換を使うと異常に高いビットレートが指定されるため、ダウンロード負荷や再生負荷が上がるという問題もある。プレミアム会員でニコエンコを使う場合は手動変換で適切なビットレートを指定してエンコードしたほうがよいと思われる。現状では「つんでれんこ」や「AviUtl」を使ったほうがメリットが大きい。)
具体的に問題が発生する可能性のあるBフレーム連続数は4以上。つまり問題が発生しないのはBフレーム連続数3までである。
参照フレーム数については15や16で問題が起きることが確認されているが、6より大きくすると問題が起きることがあるという指摘もある。
なお、参照フレーム数やBフレーム連続数以外にも、再生支援機能がうまく働かなくなるような設定があるらしいが、
再生環境は人により様々であるので、なかなか原因が絞り込めないというのが現状である。(--output-cspは前述の色空間の設定なので絶対に指定してはいけない)
ちなみに、flash playerでおかしくなる動画に関しては再生支援を使用したローカル再生でも同様の症状が発生する。
この問題はローカルプレイヤーもしくは全体の再生支援を切ることにより再生可能となる。
少し具体的に言えばON/OFFの設定が出来るプレイヤー(GOM playerなど)で再生支援をOFFにするかグラフィックボードの設定から
ハードウェアアクセラレーション(動画再生支援)を一律に無効化すれば通常通り再生可能となる。
またwindows media playerなど通常では再生できないプレイヤーでffdshowを使いデコードしている場合はそちら側で
再生支援を切れば正常となる。だが当然どの方法でもflashplayerで再生支援を切ったとき同様cpuにかかる再生負荷は高くなる。
メーカー製ノートPCなどでは問題の起こる可能性が高いIntel HD Graphicsが採用されていることが多いため、
「より多くの視聴者に快適に見てもらいたい」
という場合は、この問題が発生しないようBフレーム連続数や参照フレーム数を抑えてエンコードする必要がある。
しかしながら、投稿者としては
「この問題さえなければもう少し圧縮率や画質を上げることができるのに」
というもどかしさを感じることもある。Intel社の対応が待ち望まれるところである。
※1156ソケットのcpuでintelが修正ドライバを出した時点で加筆お願いします。
※LGA1156ソケット(第一世代のCore iシリーズ)で起きるとも言われていましたが、第二世代のCoreシリーズ(SandyBridge)でも発生するようです。
※第三世代のIntel Coreシリーズ(IvyBridge,Intel HD Graphics 4000)では、この問題が修正されているようです。
検証記事: rigayaの日記兼メモ帳 あいびー。 そのごっ! DXVA
↓ハードウェアアクセラレーション有効時に映像が崩れる動画サンプル
(Core2DuoやSandyBrigeでは崩れていたが、IvyBridgeでは崩れなくなったとのこと)
↓こちらも崩れるサンプルですが、SandyBridgeからは崩れないとのこと。
動画はBフレームを使えないBaselineプロファイルで、refも1となっています。
↓ 映像がひどく崩れる様子をキャプチャした動画。どういう見え方になるかの参考に。
より多くの視聴者に見てもらうためにはこの現象がなるべく発生しないよう、
エンコードする側が注意する必要があります。
↓ 視聴側で対処する場合はハードウェアアクセラレーションをオフにするしかありませんが、
スペックが低い場合は厳しいことも。
↓ その他のサンプル動画など
気が向いたらテスト用動画で問題が起きるかどうか確認して環境などをコメントしてもらえると原因究明が進むかもしれません。
掲示板
173 ななしのよっしん
2017/03/21(火) 08:37:11 ID: RZvOJ2ahiS
>>172
試しにブラウザのハードウェアアクセラレーションをオフにしてみたらどうでしょう?
HTML5β自体には設定メニューがないのでブラウザ側で
174 ななしのよっしん
2021/11/16(火) 21:45:01 ID: PuEwoAHZcY
別の動画に跳ぶと、移動先と移動前の動画が出たり消えたりするんですが、なにかのバグでしょうか?
175 ななしのよっしん
2023/02/13(月) 10:51:55 ID: iBG4ryss6H
>>174
いまだに高速で切り替わりまくる
こんなんも治せんのかよ
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最終更新:2024/04/24(水) 01:00
最終更新:2024/04/24(水) 01:00
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