国道10号

国道10号とは、九州最長の一般国道である。福岡県北九州市から鹿児島県鹿児島市と、九州の南北を結ぶ。

概要

総距離	約465km(九州第1位、全国第9位)
起点	福岡県北九州市門司区
終点	鹿児島県鹿児島市
接続路線	国道2号線、国道57号線、国道58号線など
経路	福岡県→大分県→宮崎県→鹿児島県

国道3号と並ぶ九州の大動脈。国道3号線と起終点とも同じであるが、3号は西回りのルートをとおり、10号は東回りである。3号と10号の分岐である北九州市小倉北区・三萩野交差点から3号・10号のルートをトレースすると、1周約840キロの九州外周環状道路のようになる。

大部分はJR日豊本線と並走しており、車窓から列車を見ることができる。

別府市から大分市までの区間である通称「別大国道」は、九州有数の交通量を誇る交通の要所であり、6車線化が進められている。また、佐伯市南部の宗太郎峠（約50km）は交通の難所として有名で、カーブが多く携帯電話（Docomo･au･SoftBank）もほぼ圏外なため、運転する際には十分な注意が必要である。

バイパスは、曽根、行橋、豊前、中津、宇佐道路、大分南、延岡、延岡道路、日向、新富、佐土原、宮崎北、宮崎西、加治木、鹿児島北の15か所。有料道路は椎田道路、宇佐別府道路、日出、延岡南道路、隼人道路の5か所。

国道10号と並走する高規格道路として、北九州市から大分市までは北大道路が整備されている。また、北九州から鹿児島までの東周り436キロを結ぶ予定の東九州自動車道の全通は2016年度を予定している。

 

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関連項目

• 日本国：国道一覧
• 国道58号線
• 福岡県(北九州市･行橋市)
• 大分県(別府市・大分市･佐伯市)
• 宮崎県(延岡市･日向市・宮崎市・都城市)
• 鹿児島県(霧島市・鹿児島市)