大竹耕太郎 単語

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オオタケコウタロウ

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大竹耕太郎(おおたけ こうたろう、1995年6月29日-)とは、熊本県出身のプロ野球選手投手)である。現在阪神タイガースに所属。

概要

小学校から投手として野球を始める。中学校では軟式野球部に所属し、3年で全大会に出場した。

済々黌高等学校では1年からエースとなり、2年甲子園大会に出場。3回戦投したが敗戦投手となった。3年は県大会準決勝で敗退した。スカウトから注されたが、プロ志望届は提出しなかった。

早稲田大学に進学し、1年からリーグ戦に出場。には痛で離脱した有原航平に代わって開幕投手を任され、7回失点で勝利投手となる。2年からエースになり、の全大会の連覇に貢献した。その後は肘を負傷し、3年と4年は不調に陥ったが、4年明治大学戦で2シーズンぶりの勝利を挙げた。

2017年育成ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団した。背番号133

ソフトバンク時代

2018年二軍で8勝0敗1セーブ防御率1.87という好成績を挙げ、7月30日に支配下登録される。背番号108月1日埼玉西武ライオンズ戦で一軍初登板。8回2失点でプロ勝利を挙げるが、育成ドラフト出身選手による初登板・初先発・初勝利は史上初だった。その後は9月まで先発ローテーションに定着し、アリエル・ミランダと共に先発ローテーションの救世主になった。最終的に11試合に登板先発8試合)、3勝2敗、防御率3.88。
ポストシーズンでは中継ぎとして待機。埼玉西武ライオンズとのクライマックスシリーズファイナルステージでは2試合に投げたが2試合とも失点し、ベンチで悔しを流した。日本シリーズでは第2戦で2イニングを投げ失点に抑えた。


2019年は開幕ローテーション入りするも、4月は4試合に投げて防御率0.89で0勝1敗、開幕から6試合連続HQSで1勝という惨憺たる無援護に見舞われる。その後はやや調子を落とすも援護も増え、交流戦では最多勝タイの3勝を挙げた。しかし6月20日東京ヤクルトスワローズ戦以降は6試合連続で4失点以上と全に調子を崩してしまい、3回途中でKOされた8月1日西武戦を最後に二軍落ち。その後は二軍でも防御率5点台と調子を取り戻せずシーズンを終えた。最終的に17試合で5勝4敗、防御率3.82。


2020年キャンプで左肘の離れを起こし離脱したこともあって開幕ローテーション入りを逃す。二軍では最多勝(6勝)、最優秀防御率(2.53)、最高勝率(.667)の三冠を獲得したものの、一軍の先発が好調だったため一軍では登板機会が少なく、2勝0敗、防御率2.30という好成績だったものの僅か3試合の登板に留まった。


2021年は開幕ローテーション入りを勝ち取るが、開幕5戦オリックス・バファローズ戦に先発して3回7失点の大炎上千賀滉大の復帰もあって二軍落ち。その後は二軍先発を務め、8勝、防御率3.28の成績を残すが一軍からはがかからず、閉幕直前にリリーフで1試合投げただけで終わった。


2022年は2試合の登板で2敗に留まった。

阪神時代

2022年12月9日に行われた現役ドラフト阪神タイガースに移籍した。背番号49

2023年は開幕から先発ローテーションに入り、交流戦まで敗だった。交流戦中は古巣ソフトバンク相手に失点の好投で勝ち投手の権利を得たが、後続の中継ぎが打たれ、惜しくも史上最速での12球団勝利は逃した。7月5日広島東洋カープ戦でプロ完封勝利を挙げた。場には監督推薦で初めてオールスターゲームに選出された。その後も好投を続け、特に2位広島には敗だった。閉幕直前の試合では最高勝率の権利を得られる13勝以上の資格を持ったまま降したが、また後続の中継ぎが打たれた。最高勝率の権利は得られなかったが、キャリア史上初めて二桁勝利を達成。21試合の登板で12勝2敗だった。

プレースタイル・小話

球の出所が分かりづらい投球フォームから放たれる直球の最速は143km/h(阪神移籍後は145km/h)。変化球ツーシームスライダーカーブチェンジアップを投げる。同様のピッチングスタイルである和田毅石川雅規標としている。

餃子にこだわりがあり、小学生の頃から自身で料理するほど。阪神移籍後は降に見舞われることが多く、「大雨太郎」として青柳晃洋とのコラボグッズも発売された。

々黌高校早稲田大学という学歴くりぃむしちゅー上田晋也と同じである。

応援歌

球団 レス No プレイヤー
ソフトバンク パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#190 17814
17814

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2018年 ソフトバンク 11 8 0 0 3 2 0 0 .600 48.2 13 36 21 21 3.88
2019年 17 17 1 0 5 4 0 0 .556 106.0 20 72 47 45 3.82
2020年 3 3 0 0 2 0 0 0 1.000 15.2 3 8 4 4 2.30
2021年 2 1 0 0 0 1 0 1 .000 4.0 3 1 7 7 15.75
2022年 2 2 0 0 0 2 0 0 .000 7.0 2 5 6 5 6.43
2023年 阪神 21 21 1 1 12 2 0 0 .857 131.2 13 82 36 32 2.26
NPB:6年 56 52 2 1 22 11 0 1 .667 313.0 53 204 121 115 3.31

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