岡崎太一とは (オカザキタイチとは) [単語記事]

岡崎太一（おかざき　たいち、1983年 6月20日-）とは、奈良県出身の元プロ野球選手（捕手）である。

概要

2008年から背番号57に変更。長きに渡って二軍で過ごしていたが、2009年は開幕を一軍で迎え、4月4日の東京ヤクルトスワローズ戦でデビュー。4月7日の広島東洋カープ戦で初安打初打点をマークした。この年は14試合に出場。

しかしこの後は城島健司、藤井彰人、日高剛などの入団もあり、一軍に昇格してもなかなか出場できなかった。

2015年は1試合に終わった。オフに監督が岡崎のことを現役時代から評価していたという金本知憲に変わった後、金本の指導を受けて打法を改良した。

2016年はキャンプを一軍で迎えて、2015年秋とは別人のようになった打撃と強肩でアピールし、開幕戦で12年目で初のスタメンに抜擢された。原口文仁が台頭した後は能見篤史とランディ・メッセンジャーが投げる試合で先発出場していたが、7月12日に左手を骨折し戦線離脱。一軍復帰はならなかったが、自己最多の38試合に出場した。

2018年は6試合の出場に留まり、本人は戦力外を覚悟していたというが残留。

2019年は3回一軍登録されたもののついに出場機会なし、二軍でも長坂拳弥や片山雄哉が優先的に起用されたため26試合の出場に留まる。しかし似た立ち位置にいた小宮山慎二が先に戦力外となったため残留。

2020年からは同期入団の能見篤史と共にチームで最も古株の選手となるも、この年も一軍出場なしに終わり、能見とともについに戦力外通告を受け、現役を引退した。

そのまま阪神に残り、プロスカウトに就任。