左沢線とは (アテラザワセンとは) [単語記事]

左沢線とは、北山形駅と左沢駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線である。

概要

「あてらざわせん」と読む。山形県山形市の北山形駅と山形県西村山郡大江町の左沢駅を結ぶJR東日本の鉄道路線。地方交通線である。愛称は「フルーツライン左沢線」。地元ではザワ線と呼ばれ親しまれている。
朝の下り1本(寒河江駅～左沢駅の区間列車)を除いた全列車が奥羽本線(山形線)の山形駅に乗り入れるが、当該区間は標準軌(軌間1,435mm：山形新幹線区間のため)であり、狭軌(軌間1,067mm)の左沢線は直接乗り入れができない。そのため、山形駅～北山形駅～羽前千歳駅(仙山線)は標準軌と狭軌の単線並列となっている。山形駅～北山形駅では仙山線と線路を共有している。
全線が単線非電化。全列車が普通列車で各駅に停まり、2・4・6両編成のキハ 101形気動車での運行となる。
このキハ 101形は当初新庄運転区に所属していたが、1999年 11月に山形電車区に転配された結果「電車区に所属する気動車」という珍しい状態になっていた。その後2004年に山形車両センターに改称されるも、2019年に新幹線統括本部発足に伴い山形新幹線車両センターに移管された結果、「新幹線車両センターに所属する気動車」という非常に珍しい状態になった。

全線通し運転が上り・下り12本ずつ、山形駅～寒河江駅の区間列車は上り6本・下り4本、寒河江駅～左沢駅の区間列車が下り1本ある。

便宜上、奥羽本線山形駅～北山形駅も記載　※：列車交換可能駅。全駅山形県内。