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(たいら)とは、

  1. 高低、凹凸のない様子。たい様子。「地」「坦」など。
  2. 穏やか、安らかな様子。「平和」「穏」「太」など。
  3. 等しいこと。等。「等」「均」など
  4. 偏らず、正しいこと。「衡」「」など。
  5. 普通のこと。日ごろに起こること。「生」「常」「素」など。
  6. (反乱などを)鎮める、治める。らげること。「定」など。
  7. 漢字の四の一つ。
  8. 山間にある地。多く地名の下につけて用いる。「八幡平」など。
  9. 日本の人名、地名。

本項では9について解説する。

概要

皇族が臣籍降下する際に名乗る氏(ウジ)のひとつであり、姓(カバネ)は臣。桓武平氏を初めとし、仁明平氏、文徳平氏平氏のそれぞれ四つの血筋がある。

氏の由来は「勘文録」という書物に「敵をたいらぐる(上記6の意)故」にウジが選ばれたと書いてあるが、太田亮は「桓武天皇平安京を建てられたために、平安京の『』(タヒラ)からこのウジを賜った」という説を唱えた。現在太田亮のこの説が有である。

平氏政権(六波羅政権)を築いた、伊勢平氏平清盛などが著名。

今日における苗字としては「たいら、ひら、へい」と読ませ、日本各地に分布する。平氏には関係ない場合が多く、ほとんどが地名、地形姓、また平田平沢などを省略した苗字と見られる。

名前としても用いられ、多く「たいら」と読ませ、男性に名づける。

漢字として

Unicode
U+5E73
JIS X 0213
1-42-31
部首
干部
画数
5画
読み(常用)
ヘイ、ビョウ
訓読み(常用)
たいら、ひら
𠀭
Unicode
U+2002D
部首
一部
画数
8画
𤔁
Unicode
U+24501
部首
画数
9画
𠀒
Unicode
U+20012
部首
一部
画数
5画
意味
  1. たいら、ひらたい、等しい、高低のない、落ち着いた、普通、たいらげる、易しい
  2. と通じて)治める
説文解字・巻五〕に「舒たるなり」とある。
字形
諸説ある。
説文〕に「ひ八にふ。八、分なり。。」と、礼という人物の説として、の会意で、呼気が立ち上り天井につかえ(=)、それが分かれた(=八)ことを表すとある。
ほかに、面にらに浮かんだ浮形で萍の原字とする説(堂明保)、手と削りかすの形とする説(白川静)などがある。
音訓
読みは1.の場合、ヘイ(音)、ビョウ、ヒョウ音)、2.の場合、ベン(音)。訓読みはたいら、ひら、たいらぐ。
ベンの音は古くからあり、便と通じる例もある。
規格・区分
常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一準。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。
符とする漢字には、坪、抨、泙、苹、枰、𤘾、秤、、䶄などがある。
安・易・穏・気・均・平原行・衡・時・平日準・常・身低頭・素・静・然・坦・地・直・定・等・年・版・伏・方・面・平野理・平和

異体字

人名(苗字・氏)

実在の人物

架空のキャラクター

人名(名前)

実在の人物

地名

関連項目

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