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平仮名

平仮名とは、日本語の表記で漢字片仮名と共に使用される音節文字の1つである。

概要

日本では遅くとも5世紀ごろから、日本語を音で表記するのに漢字を借りる手法が用いられてきた。特に8世紀後半に完成した『万葉集』で、和歌を記載するために多用されたため「万葉仮名」の名がある。表記に使う漢字体化して平仮名の元となる文字が生まれた。10世紀になると『古今和歌集』等において、日本語を表記するための漢字とは独立した文字体系として平仮名が使われるようになった。

なお、上代日本語では音は八つある・「や行え」という音素があるなどの特徴があり、万葉仮名にはその跡が残っているが、平仮名が生まれた頃には既に消滅していたため、反映されていない。そのため、万葉仮名には平仮名で表せない音素も存在する。

平仮名の統一

古くは1つの音に対して複数の平仮名の字形が存在していたが、1900年になって平仮名片仮名の統一が当時の文部によって行われた。これに採用されなかった平仮名の字形は変体仮名と呼ばれる。現代の日本語で使用される平仮名は46文字で、小学校で最初に習う文字である。

平仮名の元となった漢字

以下に平仮名、および元となった漢字、発音 (ヘボンローマ字) の対照表を示す (「ゐ」「ゑ」は歴史的仮名遣いでのみ使用される)。字は、ニコニコ大百科に記事がある平仮名である事を示す。なお、これ以外に濁音、小書きでの記事がある。

仮名 漢字 ローマ字 仮名 漢字 ローマ字 仮名 漢字 ローマ字 仮名 漢字 ローマ字 仮名 漢字 ローマ字
a i u e o
ka ki ku ke ko
sa shi su se so
ta chi tsu te to
na ni nu ne no
ha hi fu he ho
ma mi mu me mo
ya yu yo
ra ri ru re ro
wa i e o
n

「つ」の字についてはを起とするという説も存在する。

漢字から平仮名への変化

平仮名の成り立ち

参考文献

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急上昇ワード2017/12/14(木)19時更新
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