広池浩司

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広池浩司（ひろいけ　こうじ、1973年8月29日-）とは、埼玉県出身の元プロ野球選手（投手）である。

現在は埼玉西武ライオンズの球団スタッフを務める。

概要

OB
広池浩司
基本情報
国籍	日本
出身地	埼玉県越谷市
生年月日	1973年8月29日
身長 体重	185cm 85kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	1998年ドラフト8位
引退	2010年
経歴
選手歴 立教高等学校 立教大学 全日本空輸 広島東洋カープ(1999年-2010年)
プロ野球選手テンプレート

全日空から1998年にドラフト8位で広島東洋カープに入団。なお、全日空には野球部は無い。

立教大学時代は外野手で4番打者であった。大学卒業後、野球を辞めるつもりで全日空に就職しカウンター業務をしていたものの、プロになった大学時代の仲間と空港で顔を合わせるうちに、「俺でもやれたんじゃないか」と思い広島の入団テストを受けてプロ入りした変わり種の選手である。

大学までは外野手であったにも関わらず、入団テストは投手として受験し合格している。なお入団テストを受けたのは97年のことだったが、チーム編成の都合でその年のドラフトでは指名されず、自費で1年ドミニカのカープアカデミーに参加し、翌年ようやく指名された。そのあたりのエピソードは公式ブログにまとめられている。

広島時代

1999年（1年目）から中継ぎとして活躍し、どこでも使えて連投もきく事から、一時期二軍では「困った時は広池」という言葉もあった。また前述の通り元々は外野手であるためバッティングは上手く、プロ初打席では本塁打を放っている。

2006年は先発と中継ぎなどなんでも担い、最多の47試合に登板した。

2009年は肘の手術でリハビリしたため、登板はなかった。

2010年オフに戦力外通告を受け、現役を引退した。

引退後

地元の埼玉に戻り、2010年の秋季キャンプから埼玉西武ライオンズの打撃投手に転身した。

2012年オフからは、大島裕行・上原厚治郎とともに若獅子寮の副寮長兼育成担当に就任。その後、2014年からファームディレクター補佐兼ファーム編集室長、2016年から球団本部チーム戦略ディレクターを務める。

2019年からは球団本部本部長補佐兼チーム戦略ディレクター兼メディカル・コンディショニングディレクターという非常に長い肩書きになる。2021年からは球団副本部長兼メディカルコンディショニンググループディレクターとなり、相変わらず肩書きが長いが順調に出世している模様。

人物

彼のブログは業務日誌と呼ばれるほどの硬派な内容で知られており、書籍化の話があるほどの人気を誇る。
あまりの反響にサイト内限定で自費出版の冊子を発売したのだがなんと4日であらかじめ用意していた1000部を完売。急遽2000部増刷することになった。
現在、公式サイトに代わってamazon、広島県内の大手書店等での販売が行われている。
(マツダスタジアム内の中国新聞イベントブース内で購入すると本人の直筆サイン付きの冊子を購入することが出来る)

余談だが、ブラウン監督はベース投げ事件の際、抗議に行く前に退場になったロマノに広池への投手交代を告げていた。

成績

通算投手成績

通算:11年	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
NPB	248	9	0	0	9	12	1	25	.429	268.0	124	181	194	163	5.47

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関連項目

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