新杉田駅とは (シンスギタエキとは) [単語記事]

新杉田駅（しんすぎたえき）とは、神奈川県横浜市磯子区に存在する鉄道駅。JR東日本の根岸線と横浜シーサイドライン（※鉄道会社名）の金沢シーサイドライン（※路線名）の2路線が乗り入れている。

概要

名前に「新」と付くだけあって、徒歩10分程の少し離れたところには1930年7月10日に開業した京浜急行の杉田駅がある。
また、新杉田駅自体も単に「杉田駅」と呼ばれることがある。

根岸線・シーサイドライン・京急との乗り換えに加え、駅東側にある東芝横浜事業所、IHI 横浜工場、ジャパンマリンユナイテッド等への通勤客も乗り降りするので、小さな駅ながらも通勤時間帯には結構な数の利用客でごった返す。駅南側のバスターミナルからは入国管理局横浜支局行きの路線バスも発着している。そのためか外国人の利用客も多く見られる。

JR東日本・根岸線の新杉田駅ホームは2面2線で高架上にある。高架の下にはビーンズ新杉田（旧称：アルカード新杉田）という2階建ての駅ビルが収まっており、JRの改札口は駅ビル2階フロアに面している。

金沢シーサイドラインの新杉田駅はこの路線の始発駅であり1面2線の頭端式ホームとフルスクリーン型のホームドアを備える。ビーンズ新杉田2階から半階ほど上がったフロアにコンコースと改札口やプラットホーム等が設けられている。

駅ビルの西側、磯子産業道路を挟んだ向かい側にはショッピングモール「らびすた新杉田」がある。両者の2階部分は屋根付きの通路（を兼ねた歩道橋）で結ばれており非常にアクセスが良い。

更に西へ進むと京急本線の杉田駅へと向かう道路沿いに商店街「プラムロード杉田」が広がっているなど、周囲は商業地としても活気を帯びている。